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箕面市立萱野小学校 > 校長から > 校長から(2017年度)

更新日:2018年4月3日

校長から(2017年度)

精一杯を出し切った子どもたち

平成30年(2018年)3月23日
校長:韮澤宣雄

今日の修了式では、子どもたちに次のような話をしました。

「この1年の間、みんなには、自分の中の精いっぱいを出し切ろうとする姿がたくさんありました。3学期にはマラソンやオンラインなわとび、毎日の授業でも発表をがんばりました。大切なのは、”できる”とか”できない”ではなく、「やろう」とすること。そうすることで人は成長します。この1年、そのような姿がたくさんあって、校長先生は感動をもらいました。素敵な姿を見せてくれてありがとう。」「学年が一つ上がるみんなに2つのお願いです。一つ目は、下級生を思いやること。新しい1年生に、やさしく声掛けをして、困りごとがあるようなら手助けをしてあげてください。二つ目は、上の学年ほど、ルールを守ること。人は、成長と共に、責任も大きくなります。それぞれが一つ学年が上がって、「思いやり」と「ルールを守ること」が上手になってください。特に最高学年になる5年生、立派な模範をしめしてくれることに期待しています。」

来年度も、子どもたちの精一杯を出し切ろうとする姿がたくさん見られそうです。今から楽しみです。

保護者のみなさま、地域のみなさま、今年度も子どもたちを温かく支えていただき、ありがとうございました。そして、子どもたちに多様な出会いと経験の場を創っていただき、改めて感謝を申し上げます。

2018年度も、引き続き変わらぬご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

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乗り越えた壁はいつしか自分を守る盾になる

平成30年(2018年)3月1日
校長:韮澤宣雄

100名の6年生がもうすぐ巣立ちます。さみしさはもちろんあるけれど、それ以上に期待が溢れてきます。みんなはこの学校で、仲間とつながり、支え合い、力を合わせてたくさんのことにチャレンジし、一つ一つ壁を乗り越えてきました。きっとこれからも、ここで培ったその力で、この社会を強く、自分らしく生きてくれる、そんな期待でいっぱいです。

これから先、みんなの前に立ちはだかる壁が、どんなに大きくて、高くても、不安に思うことはありません。一人の力で乗り越えることが難しければ、仲間と支え合って乗り越えていこう!

「乗り越えた壁は、いつしか自分を守る盾になる。」またいつか、大きな盾をもったみんなに会えることを楽しみにしています。

今月は、濵渦副校長のコメントをご紹介します。

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未来を切り拓く力を

副校長:濵渦数馬

いよいよ学年の締めくくりの月になりました。6年生にとっては小学校生活の締めくくりの月です。学校では、学年の先生が集まって、現学年をどう締めくくるか、課題と方策を話し合い実践しています。ぜひご家庭でもお子さまとお話してみてください。

さて、アメリカの研究者キャシー・デビッドソン氏が2011年にニューヨークタイムズ紙で語った「2011年度に小学校に入学した子どもたちの65%は大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」という言葉があります。確かに、今から20年前に、「ユーチューバ―」「ナニー」なんて職業は聞いた事もありませんでした。働き方にしても「ノマドワーク」「パラレルキャリア」などの働き方もなかったし、資金集めの手法として「クラウドファウンディング」なんてものもありませんでした。次の20年先も今では想像もできないような職業、働きかたが生まれていることでしょう。

来年度から先行実施、2020年度から全面実施となる新学習指導要領の中で、そんな予測困難な未来を生きる子どもたちへの教育について、「さまざまな変化に積極的に向き合い、他者と協働して課題を解決していける能力」などを育むことが求められています。

しかしながら、こうした能力は「こどもとこども」、「こどもとおとな」、「こどもと地域」など、さまざまなかたとのつながりの中で成功や失敗、経験を重ねることでしか学べない能力だと感じています。萱野小学校では、地域のみなさまや、保護者のみなさまが、子どもたちとの接点を、すでに創出してくださっています。その「つながり」のなかで学んだ力は、何事にも代えることができない生きる力、未来を切り拓く力です。

今年度卒業する100人の子どもたちも、今後この萱野小学校を巣立っていく子どもたちも、予測困難な未来を切り拓く力をしっかりと身につけられるよう、これからも学校とともに、教育活動にみなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

登り棒にペンキを塗る6年生

第26回萱野小学校公開研究会に向けて

平成30年(2018年)2月1日
校長:韮澤宣雄

2年後の2020年、世界中が注目するイベント、TOKYO2020が開催されます。このTOKYO2020にはマスコットキャラクターが登場するそうですが、全国の小学生の投票で決定するとのこと。私も早速、12月中にエントリーを済ませました。

「さぁ、萱野小学校のみんなも投票に参加しよう!」

ということで、1月23日の朝会で、子どもたちにオリンピックとパラリンピックは何のために行われるのか、その理念を伝えました。そして、その理念にふさわしいマスコットを選んでほしいと話しました。さて、かやっ子が選んだマスコットは・・・?現在、集計中です。お楽しみに。

みんなが選んだマスコットがTOKYO2020で大活躍して、世界中で親しまれると嬉しいですね。

今月は、佐藤教頭先生のメッセージを紹介します。

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第26回萱野小学校公開研究会に向けて

教頭:佐藤秀昭

寒さ厳しく、冬らしい日々が続いています。2月になり、いよいよ萱野小学校第26回公開研究会が開催されます。

公開研究会は、総合学習が始まったばかりの1993年(平成5年)2月に第1回目が開催されました。萱野小の総合学習は注目を集め、1,000人以上の参加者があった時もありました。

「自分たちの学びのために」や「子どもの学び方の変革を求めて」の教職員の思いを大切に26回の間、この時期をひとつの区切りととらえ、子どもたちの成長と学校としての学びの検証を繰り返してきました。その思いは26回目の今も引き継がれています。

一方で、新しい学習指導要領では、社会の中の自己実現をめざし、生きる学力を育むための地域や保護者に開かれた教育カリキュラムをめざして教育課程を編成されるように学校に求めています。

それは、萱野小が26年をかけて積み上げてきた教育実践そのものでもあります。社会の中で、他者の多様性とつながり、自己実現できる子どもの育成をめざしての授業にぜひ多くの保護者のみなさま、地域のみなさまのご参観をお待ちしています。

マスコットキャラクターの投票

この先も100年あり続けるために

平成30年(2018年)1月9日
校長:韮澤宣雄

新年あけましておめでとうございます。保護者のみなさま、地域のみなさまにおかれましては和やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

1879年(明治12年)2月16日に誕生した萱野小学校は今年で139歳。今があるのは、この地域で大切に愛され続けてきたことにほかなりません。この先も100年、萱野小学校があり続けるために、今を担う私たちにできることは、学校教育目標にも込められている“萱野小らしさ”を大切に受け継いでいくことだと思っています。

1.自分が好き、友だちが好き、学校が好きな子どもを育むこと。
2.地域社会に開かれた楽しい学校をつくること。

この二つを実践するために、今年も、子どもたちのもちあじを大切にした活動を保護者のみなさま、地域のみなさまとともに創っていきたいと思います。本年も変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

そんな“萱野小らしさ”を2月の公開研究会で発信します。公開研究会は、四半世紀にわたり継続しており、本校の実践を、多くの関係者の皆様と共有し、ともに深めてきました。保護者のみなさま、地域のみなさまの多数のご参加をお待ちしております。

第26回萱野小学校公開研究会
~もとめる、伝えあう、つながる、わたしたち~

平成30年(2018年)2月2日(金曜日)
公開授業13時45分~14時30分
分科会・全体会14時45分~17時00分

二学期終業式

平成29年(2017年)12月22日
校長:韮澤宣雄

今日で2学期が終わりました。終業式では、先日、学校図書館で取り組んでくれた『かやの小・ことしの漢字』について話しました。

かやっ子が選んだ今年の漢字で一番多かった漢字は、友だちの「友」でした。この結果を見て、「きっと、行事や勉強に取り組むとき、隣にはいつも友だちがいて、その友だちは楽しいことはもっと楽しく、つらいことはうんと小さくしてくれたり、お互いのがんばりを認め合ったり、支え合ったりした存在でしょう。そんな友だちとの関わりがたくさんあったから、ことしの漢字に「友」が選ばれたのだと思います。そう思うと、校長先生はとても嬉しいです。」と語りました。

萱野小学校の目標は、「自分が好き、友だちが好き、学校が好き」な子どもを育むことです。この二学期の活動を経て、子どもたちの「友だちが好き」が、さらに前進したのであれば嬉しく思います。

ちなみに、学年ごとに『ことしの漢字』の結果を見てみると、1年生は「本」、2・3・4年生は「友」、6年生は「笑」、5年生は「神」でした。5年生は何かと”神っていた”のでしょうか。いずれにしても、それぞれ学年の様子を見事に表した『今年の漢字』でした。

いよいよ明日から冬休みに入ります。今日、子どもたちに担任から「あゆみ」を手渡しました。「あゆみ」には、子どもたちの二学期の様子が記されていますので、おうちでもお子様と一緒に見ていただき、頑張りをほめてあげてください。

3学期は、1月9日が始業式です。みんながそろって元気な姿を見せてくれることを、教職員一同、楽しみにしています。どうぞ、よいお年をお過ごしください。

先生と児童

新しい年を迎える準備を

平成29年(2017年)12月1日
校長:韮澤宣雄

寒さが日増しに厳しくなり、登校する子どもたちが吐く息も白くなってきました。今朝は、地域の皆さま、PTAのみなさまのご協力により、少年を守る日統一活動が実施され、通学路で子どもたちを見守っていただきました。多くのかたのご協力により、子どもたちの安心安全な学校生活が支えられていることに感謝申し上げます。

2学期もいよいよラストスパート。師走は何かと慌ただしい時期ですが、地域のみなさま、保護者のみなさまには、引き続き、学校を、子どもたちを、温かくご支援いただきますよう、よろしくお願いします。

今月は、濵渦副校長のコメントをご紹介します。

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新しい年を迎える準備を

副校長:濵渦数馬

早いもので2017年も残すところあと1か月。布団から出るのがつらい季節になりました。大阪でも5℃を観測するなど、いよいよ冬本番ですね。

2017年は子どもたちにとってどんな年だったのでしょうか。ぜひお子様と一緒に振り返って、できたことを褒めてあげてください。そして、できなかったことを「一か月しかない。」ではなく「まだ一か月ある。」と考えて、行動してみてください。きっと子どもの力になるはずです。

この時期は、流行性感冒がはやりはじめる季節です。手洗い、うがい、マスクの着用など、体調にお気を付けください。冬休みは、特に生活のリズムが崩れやすい休みです。きちんと1日3回ごはんを食べ、体を動かし、十分に睡眠の時間を摂り、おとなも子どもも健康に過ごせるように努めていきましょう。

2学期も、保護者のみなさま、地域のみなさまには出会い、体験の場を数多く提供いただき、本当にありがとうございました。

引き続き、本校教育活動への変わらぬご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

朝のあいさつ

台風への2つの備え

平成29年(2017年)11月1日
校長:韮澤宣雄

二週続けて台風が襲来し、対応に追われた10月末でした。学校は、前日までにのぼり旗などの設置物を屋内に収納するなどの備えをしましたが、1度目の台風では、雨樋が吹き飛ばされ、屋根の一部がめくれ、南門通路に巨木が横倒しになるなどの大きな被害がありました。しかし、教職員や市教委の不眠不休の復旧作業をもって、翌朝には児童は通常通り登校し、爪痕の残る校内でしたが安全に学校生活を送ることができました。ご尽力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。

先日の児童朝会では、子どもたちに「台風は予測ができるので、しっかりと備えをし、外出は避けましょう。」と呼びかけるとともに、もう一つの「備え」を紹介しました。それは、台風が過ぎ去った直後に現れる、澄み渡った美しい空を見逃さない備えです。実際に撮影した校舎上空の雲一つない美しい空の写真を紹介し、台風一過という自然現象があることを伝えました。

来てほしくはない台風ですが、事前には防災の備えをしっかりと行い、台風の後には、台風一過による美しい空、虹、夕焼けを、自然の力を感じながら感慨深く眺めてみるのもいいと思います。

台風一過による青空

仲間と協力して作った最高の運動会

平成29年(2017年)10月3日
校長:韮澤宣雄

9月30日土曜日は運動会でした。スローガンにあったとおり、仲間と協力して全力で駆け抜けた最高の運動会になりました。子どもたちは、この運動会でとても大切なことを実践してくれました。それは、最後まであきらめずに自分の持てる力を出し切ったこと。そして、そんな仲間の姿に大きな声援をおくったこと。これらは、運動会だけではなく、これからのあらゆる取り組みについても大切な実践です。2学期にもたくさんの行事があります。これからも同じ気持ちで、仲間と協力して全力で駆け抜けよう!今回は体育部のコメントを紹介します。

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仲間と協力して作った最高の運動会

健康教育部体育部

2学期が始まり、秋らしい爽やかな風が吹く中、運動会に向けた練習がスタートしました。まだまだ日差しが強く、汗をたくさんかく日もありましたが、それでも最後まで一生懸命練習をする子どもたちの姿がありました。表情は日増しに真剣なものになり、「はやく本番でこの姿を見せたい」という気持ちが溢れんばかりのすてきな姿を見られるようになってきました。

当日に向けて高学年の子どもたちは、自分たちの学年の種目のことだけを考えるのではなく、様々な準備をしていました。萱野小学校のみんなで運動会を熱く盛り上がるようにしようと、代議委員を中心に「仲間と協力して全力で駆けぬけろ!」というスローガンに決めました。

そして当日。すがすがしい秋空の下、運動会が行われました。一年生から六年生までが青々としげった緑のじゅうたんから、大きな声で応援し、その声が運動場いっぱいに広がって運動会を大いに盛り上げました。すべての児童が笑顔いっぱいになれた運動会となりました。ご参加・ご協力いただいた地域、保護者の皆様、本当にありがとうございました。

一年生は初めての運動会。笑顔に溢れた団体演技、ダンスを交えた一年生らしい玉入れを見せてくれました。二年生は、ポンポンを元気よく振って、リズミカルに踊る姿が素敵でした。三年生はバラエティ走や80m走の中から選び、仲間と切磋琢磨した成果が発揮され、ダンスでも運動会を盛り上げました。四年生の団体競技「迷走タイフーン」では、赤組・白組ともに、息を合わせて運動場を駆け巡りました。タオルを使った団体演技も、元気いっぱいで、こちらまで元気になりました。五年生は息のあった南中ソーランを舞いました。背に描かれた一字とともに凛々しい舞を見ることができました。六年生は最後の運動会。大きなフラッグを使い、力強い演技は圧巻でした。疾走感溢れる音楽にあわせながら、仲間と息を合わせた集団行動。みんなで一斉に旗を振りおろしたフィナーレでは、どの子も達成感に満たされた笑顔がありました。そんな子どもたちの姿が、皆様に感動を呼ぶことができました。仲間がいるから安心して演技、競技ができるといった気持ちがみなさんにも伝わったと思います。

今年の応援団も大変元気で仲がよく、赤白そろってひとつのダンスを踊ることになりました。赤組・白組がお互い励ましあい、運動会の雰囲気を盛りあげてくれました。

そして、今年もPTAと地域の皆様主催の『新箕面音頭』『綱引き』『パンくい競争』が行われ、多くの方々にご参加いただきました。参加しただれもがすがすがしい汗をかき、楽しい一日を過ごすことができました。早朝より多くのみなさまのご協力、ご声援をいただき本当にありがとうございました。子どもたち一人一人が運動会でつけた力を、これからも日々の活動にいかしていき、さらなる成長につながるよう、ご支援よろしくお願いします

大玉送り

さぁ、2学期スタート!

平成29年(2017年)9月1日
校長:韮澤宣雄

あんなに暑かった夏も、ちゃんと秋に向かっているんだなぁと、当たり前のことですが、自然の営みに感心すら覚える今朝の空気感でした。夏の終わりは少し切ないですが、感傷に浸っている間もなく、学校は元気に2学期がスタートしています!

今回は佐藤教頭がコメントを寄せてくれました。ご紹介します。

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さぁ、2学期スタート!

教頭:佐藤秀昭

2学期が始まり、学校にも久しぶりに活気が戻ってきました。子どもたちの元気な顔に会えてとてもうれしく思っています。保護者の皆さま、地域の皆さまには、夏休み中、子どもたちの安全についてご協力いただきお礼申し上げます。子どもたちは、学期中ではできない、楽しく貴重な出会い、発見、体験をし、ひとまわり成長した姿で学校にもどってきました。子どもたちの成長を支えるている力のひとつに、子どもたちへの地域の人たちのかかわりがあります。改めて気が付き、感謝する夏休みとなりました。

校区青少年を守る会や自治会、こども会などの地域組織の皆さまには、「箕面まつり」や校区内のまつりなどで、子どもたちが良い思い出を作ることができる様々な工夫をしていただきました。7月31日(月曜日)にも、全体PCT「かやのウォーターワールド」を開催していただきました。これもまた夏のすばらしい思い出づくりの催しとなりました。この夏お世話になった地域の皆様、PTA委員をはじめ、ご協力をいただいたすべての皆さまにお礼申し上げます。

また、今後子どもたちが2学期、安全、安心して生活できるよう、校区青少年指導員、守る会、PTA役員の皆さまに、見まもりの旗・飛び出し坊やの補修、交換、新設をしていただきました。子どもたちの安全・安心のためにいつも地域の支えがあることを子どもたちにも伝えていく機会にしたいと思っています。

教職員も、多くの研修に参加することに加えて、中学校区の教職員が参加しての合同研修などで研究を深めました。研修会での教職員の多くの学びを、2学期からの本校授業、取り組みに生かしていきます。

さて、2学期は、学期の中で一番長く行事も多い学期です。いろいろな場面で子どもたちの成長が一番大きく感じられる楽しみな学期でもあります。9月30日(土曜日)には、力を尽くして競技する子どもたちの姿も見られることと思います。多くの様々な行事で、保護者、PTA、地域の皆さまのご協力をいただく機会も多いと思いますが、子どもたちが安心して元気いっぱい学校生活が送れるようにご協力よろしくお願いいたします。

体育館で積み木を積む子どもたち

楽しい夏休みをすごしましょう!

平成29年(2017年)7月20日
校長:韮澤宣雄

今日の終業式の校長講話では、1学期の児童朝会で子どもたちに話した様々な心構えの話を振り返り、夏休みも継続して心構えを持って過ごしてください、と話しました。交通安全の話、自然災害への備えの話、友だちの話、履き物をそろえる話、不審者対応の話、熱中症予防の話、みんなで使う物の扱い方の話・・・。決して難しいことではありませんが、小さな心構え一つで、人は行動が変わります。行動が変わることで、危険を回避し、安心安全で楽しい思い出に溢れる夏休みを過ごしてほしいと願っています。

今月は濵渦副校長が夏休みに向けたコメントを寄せてくれました。ご紹介します。

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楽しい夏休みを過ごしましょう!

副校長:濵渦数馬

私が「夏休み」ときくと思い出すのは「プール」「おじいちゃんとおばあちゃん」「とことん遊ぶ」の3つです。

1つ目の「プール」は、泳ぐのが好きで夏休み中、市民プールやスイミングスクールでほぼ毎日泳いでいました。2つめの「おじいちゃんとおばあちゃん」は親から離れ、毎年1~2週間程度、祖父母のところで過ごしていました。農家の祖父母の家で、鶏のエサやり卵の回収、鶏小屋の掃除、野菜の収穫、そしてやっぱり海などで泳いでました。3つめ「とことん遊ぶ」は、遊ぶための大義名分を得るために、宿題をどれだけ早く終えられるかに挑戦して、宿題が終わったあとの夏休みをとことん遊んで過ごしました。どれも大切な思い出です。

児童のみなさんは明日から始まる夏休みをどのように過ごすのでしょうか。夏休みが児童のみなさんにとって、夢中になれることへの出会いや、友だちや家族との時間を楽しく過ごす笑顔があふれる時間になるように願っています。

さて、本日、子どもたちの通知表「あゆみ」をみなさんにお渡ししました。本年度から名前を変えた通知表ですが、これまでと同様に、お子様の学校での様子をご家庭にお伝えし、学校とご家庭が同じ目線でお子様の成長を支えていきたいという思いを込めて、担任から一人ずつ声をかけながらお渡ししています。子どもたちは、1学期の学習活動や行事、友だちとの関わり合いなどで、子どもたちは、多くの事を学びました。ご家庭でも、子どものがんばりや成長を認めていただき、課題については子どもの意欲を高めるようアドバイスをお願いいたします。

待ちに待った夏休みの始まりです。暑い日が続き、生活も不規則になりがちで何かと体調を崩しやすい季節です。ご家庭では特に子どもたちの体調管理に十分に気をつけていただくとともに、子どもたちを危険から守っていただきますようお願い申し上げます。自分やまわりのひとを大切にして、思い出にのこる夏休みにしてください。

8月28日(月曜日)の始業式で、みなさんのステキな笑顔に出会えることを楽しみにしています。

児童へあゆみを渡す様子

5つの約束

平成29年(2017年)7月1日
校長:韮澤宣雄

2001年(平成13年)6月8日、大阪教育大学附属池田小学校で発生した、つらく悲しい事件から16年が経過しました。事件以後、子どもたちの安心安全に向け、学校では、門扉の有人警備、電子錠やカメラ付きインターホンの設置、不審者対応訓練の定期的な実施などに取り組み、また、ご家庭や地域の皆様におかれては、児童の登下校時の見守り、こども110番の設置、青色防犯パトロール活動などを実施していただいています。改めて感謝を申し上げます。

先日6月9日(金曜日)、学校では、不審者が侵入した想定で訓練を行いました。緊急放送がかかると、子どもたちは今いる部屋の奥に身を寄せ、教職員はそれぞれに役割を分担し、部屋の施錠、不審者がいる場所へ急行、警察・消防への通報など、一連の動きを確認しました。今後も、万一の事態に備え、安全対策のブラッシュアップに努めていきます。

保護者のみなさまにおかれましては、ご来校の際には名札を着用していただき、ご家庭では「5つの約束」をご確認いただくなど、子どもの安全対策に引き続きのご配慮をお願いします。

「5つの約束」
(1)一人で遊びません。
(2)知らない人について行きません。
(3)連れて行かれそうになったら、大声を出したり、防犯ブザーを鳴らすなどして、助けを求めます。
(4)誰とどこで遊ぶか、いつ帰るかをおうちの人に言ってから出かけます。
(5)もし、お友だちが、知らない人に連れて行かれそうになったら、すぐ、近くのおとなの人に知らせます。

明るい時間が長くなり、子どもたちはついつい遅くまで遊んでしまいがちな季節です。ご家庭、地域のみなさまの引き続きの見守りを何卒よろしくお願い申し上げます。

七夕

友だち月間のまとめとしての学習発表会

平成29年(2017年)6月1日
校長:韮澤宣雄

5月の修学旅行も無事に終え、いま、萱野小学校は、6月30日までの「友だち月間」に取り組んでいます。友だち月間には、友だちについて考える機会をたくさん創り、そのまとめとして学習発表会に取り組みます。学校教育目標である「自分が好き、友だちが好き、学校が好きな子どもを育む」ために、大切にしている取り組みの一つです。

今月は、この「友だち月間」について、佐藤教頭がコメントを寄せてくれましたので、ご紹介します。

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友だち月間のまとめとしての学習発表会

教頭:佐藤秀昭

梅雨の訪れもまもなくのこの頃、萱野小学校2017年度がはじまり、あっという間に2か月が過ぎました。子どもたちも新しい環境にも慣れ、1学期も折り返しの時期になりました。
萱野小学校では、他者の多様性を受け入れながら、社会で自己実現をはかる力を育むことを教育の中心に据えてとりくみを進めています。ずっと続いているとりくみのひとつに、5月の後半から6月までの「ともだち月間」があります。クラスや学年の友だちについて知る期間として位置付けてきました。友だちについて考え、その大切さを知り、そして自分と同じように大切にしていく大事な機会ととらえています。
新聞やテレビで報道する「いじめ」の課題について、「友だち月間」のとりくみが防止の役割や子どもたちが立ち止まって考える機会となるようにとりくみを重ねていきたいと思っています。課題の解決は、実は、教職員と保護者の連携によってしかできないことも様々な場面で実感するこの頃です。ともに子どもたちの成長を支えていきましょう。
5月の「友だち月間」のまとめとして、6月3日(土曜日)の学習発表会があります。友だちの良さを知り、友だちとつながった成果として劇や音楽で精いっぱい自分たちを表現します。学年ごとの発達段階があり、十分でないところももちろんありますが、子どもたちの力いっぱいのとりくみを、ぜひ保護者の皆様や地域の皆様で支えてもらい、あたたかい学習発表会にしたいと教職員も子どもといっしょにはりきっています。楽しみにしておいてください。
平和記念公園

すてきな出会い、すてきなつながりを大切に!

平成29年(2017年)5月1日
校長:韮澤宣雄

新年度に入り、進級した子どもたちは、新たな教室で、新たな仲間と先生に出会いました。4月は少し緊張している様子でしたが、5月になり、しっかりと普段の姿を取り戻してくれているようです。

新緑がまぶしいこの季節、暖かい日も続き、校庭では半袖姿で駆け回る子どもが目立つようになりました。5月は遠足や修学旅行など、外で活動する行事がたくさんあります。どうか、いい天気に恵まれますように。

今月は、濵渦副校長がコメントを寄せてくれましたので、ご紹介します。

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すてきな出会い、すてきなつながりを大切に!

副校長:濵渦数馬

わくわくどきどきの気持ちで入学してきた1年生。入学して1か月が経ち、少しずつ小学校生活に慣れ、友だちと楽しく過ごしている姿を見かけます。これから学校で、すてきな出会い、すてきな発見に触れて歩みを進めてほしいと思います。4月は行事が盛りだくさんでした。「よろしくおねがいします!」と上級生に大きな声であいさつした対面式、校区の保育所や幼稚園のお友だちと交流した「れんげ畑でこんにちは」など、お友だちの輪やいろいろな人とのつながりがとても広がりました。これからもすてきな出会いを大切にして、お友だちをたくさんつくりましょう。

改めまして、保護者のみなさま、地域のみなさま、副校長の濵渦(はまうず)と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

5月は人間関係の基礎をつくる大切な月です。特に、本校では、子どもが保護者や地域、教職員とのつながりの中にこそ学びがあると考え、それぞれとつながる機会を大切にしています。人を大切に思ったり思われたりするつながりを、たくさんつくっていきましょう。

19日(金曜日)には、PTA総会が開催されます。総会では、教育目標や教育活動の様子などをお伝えしますので、多くの保護者の皆さまに、ご参加いただきますようお願いいたします。前述のとおり、子どもたちには、すてきな出会い、すてきなつながりを大切にできる力を身につけてほしいと思っています。そのためには、まわりの大人同士も支え合い、力を合わせていかなければなりません。ぜひ、PTA活動などを通して私たちも楽しくつながっていきましょう。

れんげ畑

学校教育目標とめざす子ども像

平成29年(2017年)4月10日
校長:韮澤宣雄

今日も、朝の校門では、こちらに歩み寄って「おはようございます!」と元気にあいさつをしてくれる児童がいました。お互いに笑顔が溢れ、私の大好きな瞬間です。

今日10日(月曜日)は始業式が、先日7日(金曜日)には入学式が挙行され、たくさんの花びらをつけた桜たちが647名の全校児童を迎えてくれました。

いよいよ2017年度の萱野小学校がスタートです。

改めまして校長の韮澤です。保護者のみなさま、地域のみなさま、今年度も教職員一同、みなさまとのつながりを大切にした学校運営に努めてまいります。変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

年度当初にあたり、本校の「学校教育目標」と「めざす子ども像」をお伝えします。

『学校教育目標』

「自分が好き!友だちが好き!学校が好き!」な子どもを育む。
地域・社会に開かれた楽しい学校づくりに努める。

『めざす子ども像』

(1)自分が大切な存在であると実感できる子。
(2)他者に共感でき思いやりのある人権感覚にあふれる子。
(3)基礎・基本や、自ら考え学び合う力など確かな学力の向上をめざす子。
(4)基本的な生活習慣や社会のルールやマナーを身につけた子。
(5)積極的に地域・社会に参画しようとする子。

この学校教育目標は、本校が積年の歩みの中で求め続けてきた姿を表現しており、萱野小らしさ溢れる学校教育目標です。そして、めざす子ども像は、一切のいじめや差別を許さず、将来、自立していく子どもたちが社会で必要とされる資質や力を育むことをめざしたものです。

学校は、これらを柱に、全ての教育活動を創り上げていきますが、この学校教育目標も、めざす子ども像も、学校単独で成し遂げられるものではありません。これまでも、ご家庭と地域のみなさまと学校が、有機的につながって充実した実践を積み上げてきたからこそ、掲げることができているものです。今年度で創立139年目の実践となります。何卒、変わらぬお力添えをよろしくお願い申し上げます。

新1年生の保護者のみなさまにおかれましては、不安や心配もおありかと思います。本校はひとり一人の個性を大切に、「みんな違っていいんだよ」と、違いを豊かさにつなげていく人権教育を基盤に、安心で楽しい学校づくりを進めていきます。

これから6年間、何卒よろしくお願い申し上げます。

桜

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:箕面市立萱野小学校 

箕面市萱野2-7-40

電話番号:072-721-3254

ファックス番号:072-724-9693

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