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箕面市立第二中学校 > 校長メッセージ

更新日:2013年4月15日

    校長メッセージ

修了式挨拶 
                                                たゆまぬ努力 
  24年度(2012年度)が無事、修了しました。おめでとうございます!みんなとともに今日の日を迎えられたことをともに喜び合い、これまで頑張ってきたことに対して互いにたたえ合いましょう!
 私としても皆さんが今年1年、いろんなところで前向きに取り組み、がんばることができ、充実した学校生活を送ることができたこと、そして、皆さんが大きく成長できたことについてとてもうれしく思います。行事のたびに皆さんの成長する姿が見られました。皆さんの最後まであきらめないで一生懸命取り組む姿に対して、保護者のみなさんや地域の方々、そして来賓の方々からもお褒めの言葉をいっぱいいただきました。二中はどんどん良くなっているねと褒められ、私もとてもうれしく思っています。皆さんも自信を持ってください。
 さて、先日の3月14日には、138名の卒業生、第57期生が多くの功績を残し、立派に卒業していきました。「学力・生活・仲間」を大事に日々取り組んできたことが結実したと思います。たゆまぬ努力の結果だと思います。3年生の皆さんは、最後までしっかりと頑張ることができました。進路が早く決まってしまった人は遊んだり騒いだりしないで、まだこれから受験をする人たちを応援し励ましてくれました。1,2年生の皆さんも、今年の卒業生のように、毎日の授業や生活を大事にし、そして仲間を大事にして、最後を飾ってほしいと思います。一日一日をしっかりととりくめば、必ず結果はついてきます。
 1年が終わるにあたって、それぞれの学年でも振り返りをしましたね。1年生も、2年生もしっかり自分たちのことを見つめることができたと思います。しっかりと振り返りをすることで、課題が明らかになり、次はみんなでそれを直していこうという、その気持ちを皆が持つことが大事です。だれかがいいクラスや学年を創ってくれるのではなく、自分たちでクラスや学年、学校を創っていくのです。いよいよ、皆さんは上級生になります。また、後輩が入ってきます。みんなで、さらにより良い学校を創っていきましょう。
   たった一人の自分! たった一つの命!         たった一度の人生!                                           今年、皆さんと同じくらいの年代の人がいじめや体罰による自殺するという、とても痛ましい、あってはならない事件が起こってしまいました。かけがえのない命が失われてしまいました。なぜ、食い止めることができなかったのかと胸が痛みます。本当に残念でなりません。たった一つしかない命です。とりかえしようがありません。二度とこのような事件を繰り返してほしくありません。
             仲間の存在こそ宝物
 皆さんの周りではどうでしょうか。つらい思いをしている人はいないでしょうか。自分が大丈夫だったらいいということではなく、もちろん、自分のことを大事にしてほしいのですが、自分だけでなく仲間のことも大事にしてください。周りの人はどうかな、しんどい思いをしている人はいないかなと思いやってください。苦しいときこそ、支え合い、助け合えるのが本当の仲間です。そういう時こそ仲間の真価が問われるのです。そして、そういう時こそほんとの仲間としてつながれるのだと思います。皆さんには、仲間の存在がとても大事だと思います。仲間がいるから楽しいし、頑張れると思います。ぜひ、ほんとの仲間を作ってください。

第57回卒業式 式辞
  明るい春の光に包まれて、箕面市立第二中学校 第57期生、138名の皆さんがいよいよ慣れ親しんだ母校を巣立つときがやってまいりました。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
  今、卒業証書を受け取った皆さんの姿は、とても凛々しく頼もしくもありました。この証書は、皆さんがこれまでいろんなの人と出会い、たくさんのことを学び、チャレンジし、たくさんの試練を乗り越え、ここにたどり着いたという証です。
  3年前の、桜が満開の季節に皆さんは、真新しい制服に包まれて、期待と不安を胸に本校に入学してきました。本当に大きく成長したものです。来し方を振り返るとたくさんのことが思い出され、胸がいっぱいのことと思います。
卒業は新たな出発です。どうかこれまで本校で学んできたことを自信と誇りにして新しい世界へと大きくはばたいてください。
 本日は早朝より、箕面市教育会、小川修一教育委員長様をはじめ、地元選出の市会議員の皆様、青少年健全育成団体の皆様、地区福祉会の皆様、校区小学校長、幼稚園長の皆様、校区のPTA役員の皆様など多くのご来賓の方々が、お忙しい中にもかかわらず、卒業生の門出を祝うために駆けつけてくださっています。本当にお世話になりました。いつも支えていただいておりますことに改めて感謝申し上げます。高いところからではございますが厚くお礼申し上げます。
  保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。
今日の日を迎えるまでには、並々ならぬご苦労やご心配されたことがあったかと存じます。一人前の人間として成長するよう、いつもお力沿いをいただきましたことに心より感謝申し上げます。おかげで、これほどまでに大きく成長しました。本当にお世話になりました。
  中学生という時期は思春期のただなかにあり、成長が著しく、多感な時期で、急に大人びてきて生意気な態度をとったり、うまく気持ちを伝えられず、いらいらして不機嫌になったり、反抗的になったりして、随分と手を焼かれたこともあったのではないでしょうか。そして、十五の春には高校進学や進路選択という大きな壁を前にして、親子ともども悩まれたことも多々あったかと存じます。しかも変化が激しく、厳しい経済状況にあり、先行き不透明な今の時代にあっての子育ては並大抵のことではないでしょう。私たちもお子様の成長を願って精一杯努めて参りました。しかしながら、何かと行き届かない点も多々あったことと存じます。私たちは卒業したら終わりとは決して思っておりません。今後も母校から卒業生のことを見守り続けたいと思っております。これからさらに大人へと成長していくうえでいくつもの壁を乗り越えていかなければなりません。不安や焦り、葛藤などで揺れたり、悩んだりすることもあるかと思います。どうか、今後ともお子さまを見守り、ご支援いただきますようよろしくお願い申し上げます。
   卒業生の皆さん、どうか決して忘れないでください。みなさんは本当にたくさんの方々に支えられ、つながって今があるということを。計り知れないほどの愛情を注がれて今、ここにいるということを。いつも皆さんのことを気にかけ、陰で支え、時に励まし、時に突き放し、間違った方向へ行こうとしたときには厳しくしかり、教え諭し、導いてくださった先生方のこと、いつもあたたかく見守り支えてくださった地域の方々。ぶつかりあい、けんかもしたけど、いつのまにか笑いあい、ふざけあって、わかりあった友達の存在。悩みや苦しみ、そして喜びを分かち合い、支え合った仲間の存在。そうして多くの人とつながって今ここにあることを。
   「感謝する」ということのすばらしさを以前、朝礼でお話したことを覚えていますか。感謝する気持ちをもつことで人生をもっと肯定的に評価できるようになるだけでなく、幸福感が高くなり、ポジティブになる。つまり、もっと幸せになりエネルギッシュになって、人にやさしくできるようになり、手伝いを積極的にするようになり、そして、より多く運動するようになって、体も健康になる。つまり、感謝することで自分が変わり、人生が変わるのです。感謝することはチャンスやいい人間関係にめぐまれるという実においしい話をしました。これはハーバード大学で実証されており、みなさんにも感謝することをぜひ習慣化してほしいとお話しをしました。これからも、心を込めて人に、そして、いろんなものにも感謝する気持ちを持ち続けてほしいと思います。わたしもいつもそうありたいと思っています。
   さて、皆さんが過ごした中学校時代の3年間は、今までにない速さで社会が大きく変動し、戸惑うことが多くあったと思います。国では自民党政権から民主党政権、そしてまた自民党政権へと目まぐるしく変わりました。近隣の国々との島々を巡る軋轢も起こりました。学校ではいじめや体罰による自殺といった深刻な問題も起こりました。府立高校の入試制度も大きく変わりました。自然災害も世界各地で起こりました。何といっても世界中が震撼したのが東日本大震災です。その日からちょうど2年がたちました。今もなお被災地では不自由な暮らしが続き、まだまだ復興までの道のりはほど遠いものがあります。また想定外と言われた原発事故への対策も未解決のままです。
   対岸の火事ではなく、自分たちのこととして、しっかり向き合い、学び、これからも同時代を生きる仲間として、自分にできる事は何かをともに考えながら生きていきましょう。
    つい最近、「東日本大震災から2年」と題した新聞の記事が印象的でした。震災直後、世界銀行副総裁だった西水美恵子さんは、日本にいた部下から、「あなたの同胞は素晴らしい。強い余震が来る中で誰もかれもが落ち着き払って、周りの人を思いやって、助け合っている。こんな人々が住む国がこの世にあったなんて信じられない。」と、涙声の電話を受け取られたそうです。格差が社会の不安定を呼ぶ発展途上国はもとより、米国のような先進国でさえ、自然災害の後には、必ずと言っていいほど略奪や暴動などの人災が突発する。その恐ろしさを身を持って知っている人たちは、深い感動を受け、その後しばらくたって、「日本から学ぶ10のこと」という題名のメールが世界中を駆け回ったそうです。そのメールは「①「平静」、悲痛に胸を打つ姿や悲嘆に取り乱す姿など見当たらない。②「威厳」、水や食料を得るためにあるのは秩序正しい行列のみ。③「能力」、驚くべき建築家たち。ビルは揺れたが崩れなかった。④「品格」、人々は皆が何かを買えるようにと、自分に必要なものだけを買った。⑤「秩序」、店舗では略奪が起こらない。路上では、追い越し車も警笛を鳴らす車もない。⑥「犠牲」、50人の作業員が、原子炉に海水をかけるためにとどまった。⑦「優しさ」、レストランは値を下げる。無警備のATMはそのまま。強者は弱者を介助する。⑧「訓練」、老人も子供も、すべての人が何をすべきかを知っていた。⑨「報道」、崇高な節度を保つ速報。平静なルポのみがある。⑩「良心」、停電になった時、レジに並んでいた人々は、品物を棚に戻して静かに店を出た。真のインスピレーションを感じる。日いずる国で起こっていることに。」という内容でした。しかし、最近は「復興の槌音が聞こえない。欧米諸国の知識人に合うたびに『日本政府は何をしているのだ。他の国なら暴動沙汰だ!』と注意され、赤面することが頻繁になっている。だからこそ、忘れてはならない、かけがえのない大きな犠牲を払った人々が厳しい状況を耐えながら、今なお希望を失わずにおられることを。そして、だから日本は大丈夫と支えてくれる人々が世界に大勢いることも。」と西水さんは締めくくっておられました。
   震災は多くの命をのみ込み、生活の全てを流し去ってしまいました。そこに残ったのは何も持たない人間でした。しかしそこには人が人を救い、支え、寄り添う行為がありました。それは私たちが持っていた「絆」という文化です。絆は、全てが流れ去ってしまった荒野に残された希望の光といえます。そしてこの「絆」をもっと世界につないで行くことがこれからの私たちの仕事ではないでしょうか。
   「希望とは地上の道のようなものである。もともと道のない地上でも歩く人が多くなれば道ができる」と魯迅は故郷という作品の中で表現しています。私たちも、希望に向かって、多くの人と手をつなぎ、ともに歩み、新たな道を前へと進んでいきましょう。
    こうして皆さんにお話しをするのも最後となりました。皆さんはこれまで、この学校で、真理と正義を学び、誰もが幸せになる権利、人権について学び、平和について考え、互いを尊重し、仲間と力を合わせ、助け合うことのすばらしさ、違いを認め合い、ともに生きることの大切さを学んできました。そして、総合の時間やボランティアタイムなどでは地域や社会のために活動しているたくさんの人と出会い、生き方を見つめ、学んできたはずです。皆さんには多くの人とつながり、社会に貢献できる人になってほしいと願っています。人は人の役にたてることが人間の真の値打ちだと思います。人は人のために生きることで本当の意味で優しく強くなれるのだと思います。
    さあ、これから、新しい世界へ一歩を踏み出す皆さん、皆さんには若さと無限の可能性があります。自分に自信を持って、自分らしく、それぞれの世界に飛び立ってください。そして一人一人違う花を咲かせてください。
    最後に、みなさんは、二中のよき伝統を作ってくれました。後輩たちの良きモデルとなってくれました。そのことに感謝します。本当にありがとう。
それでは皆さんの前途に幸多かれと祈念いたしまして、私の式辞とさせていただきます。
                                                                 平成25年(2013年)3月14日

<2月朝礼あいさつ>
 まだまだ寒いのに暦の上では立春もすぎ、もう春です。日差しはずいぶんと明るくなり、校庭の周りの桜の木のつぼみも少しずつ膨らんできています。
 早いもので、今年度最後の全校朝礼となりました。こうして、全学年が集まるのは今日が最後となりました。
 3年生の皆さんは、9日、10日と私立入試があり、合格発表も終わりました。よく健闘し、素晴らしい結果をだしました。試験前にはインフルエンザが流行し、とても心配しましたが、さすが3年生!気合が違います!毎日学校に自主的に残って勉強を頑張って教え合っている人たちもいました。勉強は学び合うことで本当に力が付きます。
 今日は、また、午後から6割ほどの人が公立高校の前期入試を受験するために出願をします。そしてさらに後期に受験をする人も半数以上いると思います。私立専願で合格した人はもう進路が決まり、気楽になったと思います。しかし、自分だけ良ければそれでいいということではありません!これから受検する人は、神経がピリピリしていると思います。自分たちだけで授業中騒いだり、遊びに行ったりするようなことは謹んでください。そして、これから受験をする人たちをしっかりと応援してほしいと思います。仲間のために自分ができることを考え、実行してください。それが本当の仲間です。これまで培ってきた仲間の真価が問われます。
 先日、3年生の皆さんと、面接練習をしました。中学校生活3年間で一番印象に残っていること、思い出に残っていることを聞きました。ほとんどの人が文化祭や体育祭で仲間といっしょに力を合わせて頑張ったことが楽しく思い出に残っていると答えていました。また、部活動のことを挙げている人もいました。部活動で、苦しい練習でも仲間とともにがんばって耐えて、成果を上げられたことがうれしかった、印象に残っていると答えていた人も多くいました。
 みんなに共通していることは仲間、友達の存在ですね。中学校生活で何を学びましたかという質問もしてみました。これは面接練習になかった質問でしたが、その場でしっかりと考えて答えていました。やはり、みんなで力を合わせて協力することの大事さ、仲間の存在の大事さなどを挙げている人が多かったです。中には、あなたにとって二中はどんな学校ですかという質問もしてみました。先生方がとても生徒のことを考えてくれ、熱心に指導してくれ、先生と生徒の関係がとてもよいこと、いじめもなく、仲間づくりがよくできていて、行事などで盛り上がる。地域の方が協力的で支えてくれている学校などと答えてくれ、校長としてとてもうれしく思いました。よく、校外からゲストの方が来て、とてもいい雰囲気ですねとほめられることがあります。中にいるとこれが普通だと思いがちですが、実はそうでないところが多いのです。
 あと、一か月で巣立っていく3年生のみなさん、「終わりよければすべてよし」ということわざを知っていますか?しめくくりが大事ということです。終わりがいいということはすべてがよいということ。皆さんならきっと下級生の見本となって、よいしめくくりをしり、最後を飾ってくれることでしょう。
1,2年生の皆さんも、先輩たちの姿から多くを学んで、よき伝統を引き継いでほしいと思います。以上で私からのお話を終わります。 

  <3学期始業式のあいさつ> 
           新年あけましておめでとうございます。
 新年の幕開けとともに3学期がスタートしました。3学期はまとめの学期です。また、3学期は非常に短い学期で、登校する日は52日しかありません。3年生のみなさんにとっては、もう50日を切りました。いよいよ、それぞれの進路に向かって飛び立っていく大切な時期となりました。これまで培った力を出し切り、自分を信じて悔いのない進路選択をしてほしいと願っています。一人一人の自己実現に向けて先生方も最大限の支援をしていきます。二中のめざす子ども像は「主体的に自分の位置を築くことができる生徒」です。つまり、自己決定・自己選択でき、新しいところで自分の位置を築くことができる生徒です。自分の人生です。誰かが変わって生きてくれることはできません。自分で選択し、自分で進路も決めていってほしいと思います。一日一日を大事にしっかりと取り組んでいってほしいと思います。そうすること以外に近道はありません。一日一日をしっかり歩んでいくことでいつか必ず実を結ぶのです。
                「人間万事塞翁が馬」                 ところで、皆さんは新年の抱負をどのように抱きましたか?私事ですが、私は今年、還暦の年になります。還暦というのは干支が一巡して元に戻ることです。また、初心にかえって人生を生きていきたいとう抱負を抱きました。本当によくここまで生きてこられたなぁと感慨深いものがあります。これまでいろんなことを乗り越えてきました。時には思いもかけないようなショックなこともありました。生きていて良かったと思えるような感動の瞬間もありました。また、社会の中では、目を覆いたくなるような出来事も起こりました。でも、そのことをしっかりと見据え、背景までよく見ていくとまた違った見方ができます。人生は実に興味深いものだと思います。
 皆さんは、「人間万事塞翁が馬」という中国の故事を知っていますか?中国の北方の塞翁の馬が逃げてしまって困っていたところ、ある日、その馬が駿馬を連れて帰り、大喜びしたと思ったら、その馬に息子が乗って落馬し、大けがをし、落胆していたのだが、戦に行かずに済み、戦死を免れたという故事で、人生はこの塞翁のように禍が転じて福となることもありますし、福が禍になることもあり、人生は本当に予測できないものです。だから、つらいことがあっても決してあきらめないで、一日一日をしっかりと生きていってください。
 さあ、3学期がスターしました。悔いのない中学校生活を送りましょう。                                
                      

  • <2学期終業式あいさつ>
               私にとって、今年一番のニュース               みなさんにとって、今年はいかがでしたか?私にとって、今年、一番のニュースは、IPS細胞(人工多能性幹細胞)を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授の話を生で聞いたことです。彼は大阪出身で下町育ちでとてもユーモアがあり、スポーツマンや音楽を愛しとても親しみやすい人柄でした。
     彼がノーベル賞を受賞するまでの道のりは、まさしく失敗の連続で、何度もあきらめかけたことがあったそうですが、失敗をとても大事にし、失敗から学ぶ姿勢があったからこそ、IPS細胞を発見できたという、実際は挫折と苦労の連続でしたが、簡単に言うとそういう話です。その話はいろんなところでインタビューに答えておられるので、聞いた人も多いと思います。
     また、彼のエピソードとして印象に残っているのが、始め、山中さんは整形外科医として医師を志したそうです。柔道やラグビーといったスポーツをしていたの彼は学生時代に何度となくけがをして外科医に通い、助けられ、外科医はすごいと思い、自分も志したそうですが、実際なってみると、切ったり縫ったりと職人のような技術を要するので、不器用な人は大変で、教授から「邪魔中」と言っていつも馬鹿にされ、無力感を感じ、ついに進路変更し、別の大学に入り直し、研究者の道に進むことになったそうです。
                   「ビジョンとワークハード」            山中教授が大切にしている言葉は研究者になってアメリカの教授から教わった「ビジョンとワークハード」。目標をはっきりもち、一生懸命やること。当たり前なようで難しい。ビジョンがなければ無駄な努力になってしまう。ビジョンを持って頑張り続けたが、途中、ネズミの世話ばっかりで「何か人の役に立っているのかな」と自信を失いかけたこともあり、うつ状態になり、研究を辞める直前まで行ったそうです。でも、運命的な2つの出会いがあって、いろんな病気やけがを治せるのだと確信し、その夢を訴えて人も巻き込み、研究をあきらめずに続けられたということです。
     興味深かったのは、アメリカの学生と日本の学生の違いです。アメリカ人は発想が豊かでプレゼンが実にうまくて、日本の学生はそれが苦手で、でも、いざ実験となると、こつこつ地道に正確にやり続けられるという特性があるようです。チームを組んでそれらをうまく生かしあうととてもいいというお話です。
              行事を通して人は人間として成長する
     さて、長い2学期が本日で終了です。2学期は文化祭、体育祭、お宝人権祭り、職場体験など大きな学校行事が目白押しで、いろいろなところで皆さんの活躍する姿や素晴らしい面がいっぱい見られました。
     体育祭では、最後まであきらめずに頑張りぬく姿、仲間とともに力を合わせて、励ましあい取り組む姿がいっぱい見られました。二中生のすばらしい面がいっぱい見られ、感動をもらいました。
     文化祭では、違う意見の者同士がみなで協力することのむつかしさとそれを乗り越えて創り上げることができた達成感や充実感、楽しさを味わうことができたのではないかと思います。地域の方々もたくさん参加協力いただき、ともに作り上げ、地域の方々とも出会いや交流が深まったのではないでしょうか?
     秋のお宝人権祭りでは、毎年、1年生がお手伝いとしてボランティアとして参加していましたが、今年は、祭りの実行委員会として参加し、ともに作るあげるところから参加しました。その中で、懸命に生き生きと活躍する姿に頼もしさを感じました。中間テストの直後でもあり、短い取り組みの時間の中でよくできましたね。地域の方からもいっぱいお褒めの言葉をいただきました。
     2年の職場体験も緊張しながらも懸命にがんばりました。言葉遣いやあいさつがまず大事なこと、時間や約束を守ること、信頼関係が大事なことなどなど、改めて社会の中で何が大切なのか、体験を通して大変貴重なことを学ばしていただきました。2年生もしっかりやったと体験先の方からいっぱいほめられました。
     また、二中には、「ボランティアタイム」という時間が毎学期ありますが、今年の2学期は初めて2時間という枠で全員が取り組みましたね。鍋田川の清掃や「花いっぱいプロジェクト」、タイの子どもたちにタイ語に翻訳して絵本を贈る活動など、ダイナミックな取り組みをしました。それぞれ寒い中、心配しましたが一所懸命取り組んでくれました。これも二中生のたいへん良いところだと思います。
     また、12月の東日本大震災復興支援チャリティイベントにも、生徒会の呼びかけに応じ、たくさんの人が協力してくれました。皆さんが積極的にさっさと気持ちよく手伝ってくれPTA役員の皆さんもとてもよろこんでおられました。私もとてもうれしかったです。
     このほか、新入生体験入学では生徒会の皆さんがよく動き、他の皆さんもクラブの先輩として親切に接してくれ、6年生のみなさんはとても安心をし、入学が楽しみだと喜んでくれました。
          何のためにこうした行事があると思いますか?     学校は授業中に学ぶ教科の学習だけでなく、集団生活を送る中で、人と人のつながりや協力することを覚え、相手を思いやることができるようになり、コミュニケーションの力をつけ、自分を自覚し、自分の個性を発揮することができるようになるのです。これらは実際に机の上だけでは学ぶことも発揮することもできません。行事を通して人は人間として成長するのです。ですから行事をただ単に楽しむものだと捉えないで、自分たちの力をつけて発揮する大切な学びの場であると捉えてください。そして、どうだったかをしっかり振り返るところに真の成長があるのです。
    人として成長できたか?そのような観点で今一度振り返ってみてください。
         人は人の役に立てることが人間の真の値打ち
     どんな形であれ、人は人の役に立てることが人間の真の値打ちだと私は思います。人のために生きることで人は本当の意味で優しく強くなれるのだと私は思います。人の役に立てる人になること、これも学校で学んでほしい大事なことです。
     「人間は考える葦である。」とパスカルは言いました。知っていますか?うまくいったものです。実に名言ですね。一人一人は弱い存在ですが、考えることで、強い力を発揮できる。どうしたらいいか、いつも考えることで強くなるのです。そして、強くなるためにはどうしていくのかいいのか、考え続けることで人は成長し発展し続けるものだと思います。
     さあ、皆さんも、「考える葦である」ことを自覚し、考え続け賢く強く生きていってほしいと思います。
     では、みなさん充実した冬休みにするにはどうすればいいかをじっくり考え、有意義な冬休みを過ごしてください。また、来年会いましょう。 
                                                                                                                                                      <2学期始業式あいさつ>                                                                                                    長いようで短かった夏休みが終わり、二学期がスタートしました。今年の夏は、例年に比べ、特に暑い夏でした。全国各地で熱中症により救急搬送された数も過去最高に上り、猛暑の中で部活をしている皆さんのことをとても心配しました。しかし、皆さんの暑さに負けず頑張っている姿が、ロンドンオリンピックの選手に負けない位輝いて見えました。
      皆さんの夏休みはいかがでしたか?充実していましたか?習慣化することで無理なくいつの間にか力が付くという話を1学期の終業式でしたのですが、覚えていますか?そして、運動を習慣の中に取り入れてほしいという話もしました。「継続は力なり」という言葉がよく言われますが、この夏、オリンピックの選手たちの活躍する姿を見て、そういった努力の積み重ねがあって初めて成果となって現れることを改めて痛感しました。そして、私が一番感じたのは、メンタルな部分がとても大きいということです。
     大阪桐蔭の投手のコメントが印象的でした。「まず、両親に感謝したい」という言葉です。素晴らしいと思いました。自分の力で勝ったと思うのではなく、みんなの支えでここまでこれたのだというように感謝できること、この気持ちがとても大事だと思います。つらいことにも耐えてがんばることができ、ポジティブになれるのだと思います。
     また、この夏は、生徒会が気仙沼に行くことなり、その活動資金を稼ぐのために、夏祭りで出店の手伝いをしました。「おやじの会」の皆さんやPTAのみなさんから支援していただき、実現することができました。生徒の皆さんもボランティアで実に多くの人たちが協力をしてくれました。私はとてもうれしく思いました。二中生は素晴らしいなと思いました。誇りに思います。生徒会の皆さんの行動力も素晴らしいですが、それを応援し、支えてくれたたくさんの皆さんがいたからこそ実現できたことだと思います。
      さて、二学期は、体育祭や文化祭などの大きな学校行事や1年生はお宝人権まつり、2年生は職場体験など、生徒の皆さんにとっては、とても待ち遠しく、わくわくするような行事も多くあります。これらは、ただ楽しむだけの行事では決してなく、仲間とともに協力をして創り上げたり、自分のもてる力を発揮し、仲間とともにそれぞれの持ち味を生かし、自己有用感や達成感を味わうことができるとても意義のある取り組みでもあるのです。一人一人違う考え方や感じ方をする者同士が共同で一つのものを作り上げるには、意見の対立が必ず出てくると思います。それらをどうまとめていくかという過程がとても大事だと思います。その過程こそが皆さんにとって、自己の成長を促すことができる絶好の機会となると思います。ぜひ、積極的に取り組んでほしいと思います。誰かがやってくれるのではなく、自分がどうかかわるか、行動するかが大事です。そうすると、達成感が味わえるのです。
       さあ、二学期も、一日一日を大事に送り、みんなで力を合わせて充実した学期にしていきましょう。
                                                             <1学期終業式挨拶> 
      1学期が終了しました。1学期は皆さんにとって充実していましたか?
      1年生のみなさんは中学生になり、大きく環境が変わったと思います。でも、みんな新しい環境になじむことができ、前向きに学校生活を送ることができているようでうれしいです。
      2年生は宿泊学習で全員参加でき、うれしかったです。学年レクも大いにもりあがり、すばらしい力を発揮しました。これから、3年生が引退し、中心になっていかねばなりません。
      3年生は修学旅行を終え、部活動もそろそろ引退の時期を迎え、いよいよ進路に立ち向かう時期になりましたね。この夏は、大事な夏だと先生やおうちの人などからも聞いていることと思います。高校から来ていただいての出前授業や進路説明会などにより、少しずつ自覚ができつつあるようです。自分のめざす進路に向かって、有効に時間を使ってほしいと思います。 
                                                「いじめ」の問題                   それぞれの学年で、いろいろ問題や課題があったと思いますが、それらを見過ごすことなく真剣に取り組み、一つずつみんなで解決してきたと思います。自分のこととしてとらえることが大事です。そうすることによって、人間的に成長していくのです。
      今、大津の「いじめ」事件が大きく取り上げられていますが、ずいぶん悲惨な事件で、あそこまでいくまでになんとか食い止めることができなかったのかと残念でなりません。だれもがそのような思いではないでしょうか?
     「いじめ」はどこでも誰にでも起こりうる問題です。二中ではどうでしょうか?先月の朝礼では、生徒指導の中川先生の方から、ホワイトボードを使っていじめの四層構造についてわかりやすく説明がありました。本校でも1学期にも人間関係でもめたり、いじめにつながるような問題も起こりました。でも、その都度、見過ごさず、みなで話し合ったりして解決をしてきました。決して他人事ではなく、自分のこととして捉えてほしい。私たちは徹底して被害者の立場に立って考えていきます。また、加害者の立場に人のことも考えます。なぜ、そのようなことをしてしまうのか、その背景について、心の奥にある問題に迫らなければ「いじめ」の問題は解決しないと思います。そして、加害者や被害者だけでなく傍観者の立場の人、見て見ぬふりをする人、無関心な人、そのような周りの人の問題でもあるのです。みなで、いじめは絶対に許さないという姿勢で取り組んでいけば、必ず、いじめは根絶できます。そして、誰にとっても、居心地のいい学校にしていきましょう。
                      「習慣を作ること」
     いよいよ夏休みです。皆さんに夏休みを有意義に過ごしてほしいので、私から二つアドバイスをしたいと思います。夏休みはチャイムが鳴りません。自分で時間の管理をしないといけません。無理せず、失敗しない方法を今日は、皆さんの為に伝授しましょう。それは「習慣を作ること」です。自分を変えようとして、新しいやり方や行動を取り入れるのは大変なことです。相当の努力と意志が必要です。変化しようとするもののほとんどが失敗します。「変化するために必要なのは習慣を取り入れること」です。一流のスポーツ選手たちは、毎日決まった時間に競技場に行って、ジムに通い、ストレッチを行うことを習慣にしています。習慣にすると、苦にならなくなり、簡単にでき、いつの間にか力が身につくのです。
     また、習慣を作るには、価値をしっかりもって、決った行動を決まった時間に行うことで習慣化するのです。一度に1つか2つの習慣を取り入れ、無意識にできるようになるまでは新たな習慣は取り入れないようにしましょう。成功はそれ自体がさらなる成功の源となります。
     2つめに、「運動をすること」。これは医学的にも証明されています。週3回30分以上の運動が何よりの薬なのです。ひと汗かくことは心身を正常な状態にしてくれるのです。運動には、意外な効力がいっぱいあります。思考力、免疫力、睡眠、はては寿命を延ばします。ぜひ、運動も習慣化の一つにしてください。習慣にすることを決めたら、スケジュール帳に書いてください。              
         では、みなさん、有意義な夏休みを健康で、楽しく過ごしてください。また、2学期にここで皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています。


    <6月の朝礼より>                                                            おはようございます。梅雨に入りました。そんなことつゆ知らず!?朝からだしゃれを言ってしまいました。梅雨は、じめじめとして嫌だという人も多いようですが、アジサイ、ホタルなど、すてきな風物詩がありますよ。みなさんも梅雨の季節を楽しんでみてはどうでしょうか。
                   二中について考える                                     さて、5月の朝礼の時に、「感謝をするとポジティブになれる」という話をしましたが、うれしいことに毎日班ノートや自主学習ノートに書き続けてくれているクラスがあるようです。きっと、そのクラスでは「化学変化」が起こっているのではないかと思います。 みなさんも、ぜひ実践してみてください。きっと自分の意識が変わることによって、人間関係にもいい変化が起こると思います。            
                                                                                                                                                          先月の創立記念日には、みなさん、二中について考える機会をもち、いろいろ二中のいいところ、大事にしていきたいところを出し合ってくれましたね。実習生や卒業生の先生からも二中についての思いを聞き、改めて母校というものを考えるいい機会になったのではないかと思います。
    一人一人の生徒のことを大事にできる。                                先生と生徒の関係が近い。                      あいさつがよくできる。                         仲間のことを大事に考えられる。                  行事で盛り上がり、みんなが一つになれる。            地域の人が誇りに思い、応援し大事にしてくれる学校。・・・                
    というようなことが多く出されて、素晴らしいことだと思います。とてもうれしく思いました。また、もっとすてきにしていくにはどうしたらいいか、自分たちにできる事はなんだろうと話し合ってもらいました。誰にとってもいごこちのいい学校にしていくためには、いじめやいやがらせのない学校にみんなでしていかなければなりません。 そのことについてはあとで、中川先生の方からお話をしていただきます。

    「人と人がぶつかり合うのが学校。先生と生徒の魂が触れ合う道場だ。そこで一生忘れないものを身に付けるのだ。」と山本有三は言ってましたね。学校って、知識だけを得る場ではなく、互いにぶつかりあい、わかり合い、互いの違いに気づき、自分というものがわかり、人間として鍛えあい、学び合い、成長する場だと思います。
                    6月は学校安全月間              6月は学校安全月間です。なぜ、6月かというと、2001年、今から11年前の6月8日に付属池田小学校で児童殺傷事件が起こりました。突然学校に不審者が入ってきて、8名の児童や教員が犠牲になり、15名が負傷するという痛ましい事件が起こりました。安全で安心できる場であるはずの学校で二度とこのような悲劇を繰り返してはならないとの思いから、6月を強化月間として、学校安全に関する取り組みを行い、みんなで考える機会を設けています。
    地域ぐるみで、皆さんの安全・安心な環境づくりをしています。でも、一昨日も難波で通り魔殺人がありましたね。ほんとにいつ何時、事件や災害が起こるかわかりません。中でも防げる事故もあるはずです。最小限に災害を食い止めることが大事です。
    来週には、避難訓練を行います。地震から火災が発生するという想定で行います。日本は地震大国。いつ、大地震が起こってもおかしくない状況にあります。「天災は忘れたころにやってくる」と昔の人はうまく言い当てています。いざという時のために学校でもマニュアルを作っていますが、実際はマニュアル通りにはいかないことの方が多いと思います。自分で判断して自分の身は自分で守るという意識をもって行動する力をつけることが大事です。ぜひ、この月間を機にそういうことを意識して生活してください。
    今日は、実習生の皆さんからの挨拶と中川先生から大事なお話がありますので、これで私の話は終わります。                                    
                                                    <5.28朝礼>  「創立記念日に寄せて」                                                 
                 地域とともに歩んできた学校                      
      今日は、創立記念日です。本校は、今日で創立57年を迎えます。この機会に、学校についてみんなで考える時間を持ちたいと思います。
    ちょうど56年前の今日、開校しました。それまでは、箕面小学校に間借りをしていたそうです。グラウンドは石ころだらけで、地域の方々の協力もいただき、みんなでグラウンド整備をしたそうです。しょっちゅう、石ひろいをさせられた思い出があるそうです。
      校庭には樹木も全くなく、地域の方々がたくさん植樹をしてくださり、校庭の周りの桜も美しく、緑豊かな学校として、表彰されたとのことです。皆さんのおじいさんやおばあさん位の世代の方がちょうど1期生に当たります。機会があれば当時のころのことを聞いてみてください。今でも、地域の皆さんの二中に対する思いは大変強く、文化祭や体育祭などの学校行事は地域の方々の参加協力がたくさんあり、これは二中のよき伝統となっております。また、地域や保護者の皆さんが、学校の環境を良くしたいと草抜きに来てくださったり、「花の会」の皆さんが花を植えてくださったりしています。                                                      
                                              伝統の挨拶運動
       また、生徒会では以前から挨拶運動に取り組み、今でも生徒会が引き継いでがんばってくれていますが、これもとてもすばらしい二中の伝統だと思います。
    今日は、本校の卒業生でもあり、長年、本校で勤務され、二中を創ってこられた一人である西川先生から「二中に対する思い」について語っていただきます。
    また、今日から教育実習が始まります。3名とも本校の卒業生で、皆さんの先輩です。実習生の皆さんからも、自己紹介と合わせて、二中に対する思いを語っていただきたいと思います。そして、みんなで二中の「校風」について考えていきたいと思います。 
                                                                                              
                  さらにより良い学校に
        そして、1時間目の道徳の時間には、二中の校風についてみんなで話し合い、これまでの良き伝統はひき継ぎ、さらに良い学校にしていくためにはどうしたらいいか考え、自分たちでできる事について話し合い、取り組んでいってほしいと思います。

    <五月朝礼挨拶>
             緊張と緩和を上手にコントロールしよう                       新緑が目に映える五月です。自然の美しさ、自然の息吹を一番感じられる時期です。気候も良く、過ごしやすい季節ですが、新学期がスタートして、ちょうど1か月たち、緊張の連続で、疲れが出るころでもあります。みなさん、もう新しい環境に慣れましたか?当初のがんばりや緊張が切れて、力が抜けてぼうっとしてしまう人がいます。「五月病」と言われる症状です。うまく、緊張を緩める時間を設けて、また緊張するというようにメリハリをつけて、学校生活を送ってください。中には、なかなか緊張を緩めることができない人がいるようです。たるみっぱなしも困りますが、うまく肩の力を抜くことを覚えてください。これが一番の「五月病」の防止策だと思います。
     3年生の皆さんは、今週末から沖縄修学旅行に行きます。ぜひ、楽しむところは大いに楽しみ、しっかり学ぶところは学んで、メリハリをつけて有意義な修学旅行にしてください。
        「感謝」することでポジティブに幸福に生きられる!              さて、今日は、皆さんにポジティブに(積極的に)生きられるようになる方法を伝授したいと思います。
     ハーバード大学で、学生の一つのグループに「ちょっとしたことでもいいので、毎日、感謝できることを5つ書いてもらう」という実験をしました。朝の目覚めから寝るまで、どんなことでもいいのです。たとえば、朝ご飯を食べられること、家族がいること、学校へ来られること、勉強を教えてもらえること、友達を話をすること、好きな本が読めること、部活ができる事等々、ありとあらゆることをリストに書きこむのです。毎日1~2分、感謝する時間をとったことは思いもかけない効果をもたらしたです。感謝できることを考えたグループはなにもしなかったグループに比べて、人生を肯定的に評価できるようになっただけでなく、幸福感が高くなり、ポジティブな気分を味わえるようになったのです。つまり、もっと幸せになって、意思が強くなり、エネルギッシュで、楽観的になったわけです。また、人に対してもっとやさしくできるようになり、手伝いを積極的に申し出るようになったということです。最終的に、感謝をしていた人々はよく眠れるようになり、より多く運動をするようになり、身体的な不調も減ったのです。毎日、感謝するだけでこんなに健康的な生活を送れるとはなんと素晴らしいことでしょう!!「感謝」はまさしく魔法の言葉ですね!
     朝ご飯を食べられること、学校へ来れること、勉強を教えてもらえること、友達を遊べることなどは、普段当たり前だと思っていることばかりですね。こんなことをいちいち感謝している人はまずいないと思います。意識をしないと毎日流れ言ってしまうようなことだと思います。でも、意識をすれば、感謝に値することです。失って初めてわかることかもしれません。今回、大震災で改めて日常がありがたいものだと実感したという人が多かったと思います。そのようなことでもない限り、普段はこれが当たり前と思って見過ごしていることが多いと思います。それを意識的にこれは感謝するに値することだと捉えるのです。
     皆さんもぜひ実践してください。かんたんでシンプルでしょ?これをぜひ継続させてください。まず、1週間続けてください。その後は週に一回漠然と思うだけでなく毎日5つしっかりと意識をもって書き留めることが大事です。書いていることを目の前に思い浮かべたり、書きながらもう一度経験しているように感じたりしてください。たとえば、親と書いたとしたら、親の姿をきちんと頭の中でイメージしてください。ノートに書き記しているうちに、普段起こるいいことにもっと気づきやすくなるからです。感謝のリストには、大事に思う人の名前や、みなさんがしたこと、だれかがしてくれたこと、また、書いているうちに気が付いたことなどもぜひ入れてください。継続しないと効果がありません。「継続は力なり」ということばがありますが、このワークを習慣化すれば、幸せになるために特別な出来事を必要としなくなります。何が起きようと感謝できるようになると、チャンスやいい人間関係を築くことができるようになったという証言もあります。これはハーバード大学で実証されたことなのです。わたしも実際にやってみ実感しました。みなさんは家庭学習ノートを続けていますね。たとえば、このノートに毎日書き記すのはどうですか?難なくできそうですね。ぜひみんなで実践してください。
     今日は、習慣化することで、簡単に自分を変えることができる、つまり人生が変わるということをみなさんにお伝えしたかったのです。感謝できる人が多くなれば、この学校全体がいい方向に行きます。そして、この地域、社会がもっといい方向に変わるのではないかと思います。
     さあ、3年生の皆さん、沖縄修学旅行に今週末行きます。感謝の気持ちをもって行動してください。きっと、収穫の多き旅になります。                
                                                           <平成24年度(2012年度)1学期始業式挨拶から>
             新しい仲間を迎え、2012年度がスタート                今日、先ほどの入学式で新入生145名の仲間を迎え、また、6名の新しい教職員を迎え、2012年度がスタートしました。2,3年生の皆さん、進級おめでとうございます。
     3年生の皆さんは最上級生となります。義務教育最後の1年、悔いのないよう過ごしてほしいと思います。
     2年生の皆さんはいよいよ先輩になります。新入生をよろしくお願いします。新入生を二中の仲間として暖かく迎えてください。皆さんも先輩たちからそうしてもらったはずです。思い出してください。良き先輩になってほしいと思います。困ったこと、わからないことがあった時は、いつでも相談に乗ってあげてください。どうか、よろしく御願いします。
     また、先生方にも、いつでも気軽に相談してください。一人で抱え込まずに、相談できる友だちを一人でも多くつくってほしいと思います。
                    挨拶からはじめよう                    新学期は新しい出会いがあり、わくわくしますね。一つ一つの出会いを大切にしてください。出会ったとき、まず、挨拶ができるようになりましょう。二中では生徒会のみなさんも挨拶運動に取り組んでおり、部活動の中でも挨拶を励行し、ずいぶんと挨拶の輪が広がっています。しかしながら、まだまだ自分から進んで挨拶できる人が少ないように思います。挨拶は心を開くきっかけとなります。相手を認めているというメッセージでもあります。そして、コミュニケーションの第一歩となります。
    みんなが元気にあいさつでき、心を通わせ、誰もがぬくもりのある気持ちのいい学校生活を送れるようにしていきましょう。
     今、地域の中でも、人と人のつながり、絆が大切であると人々が気づきはじめています。今の社会は便利になりすぎて、直接会話をしなくてもメールとかネットとかで一見、一人で暮らしていけるようになっています。隣どうしでも全く知らない、口も利かないということが普通になってきていますが、この度の大震災で、多くの大切なことに気づかされました。なにかあった時に助け合える仲間が大事であること、隣同士のつながり、支え合いができることが大きな力になることを学びました。だから、地域の中でもいろいろな取り組みがスタートしています。
     二中でも、毎日の学校生活の中で、このつながり、絆を大事にしています。つながることは「生きる力」であると思います。人は一人では生きられません。だから、つながり、力を合わせて、社会を作り、一人ではできないようなことを可能にし、高度な文明を築き、発展してきました。学校で、そういうことも学んでほしいと思います。
                     「学力・生活・仲間」                   これは学校スローガンです。2.3年生の皆さんは良く知っていると思います。
     今年もこの3本柱で学校全体で取り組んでいきます。
     二中には、皆さんにとって素敵な楽しみな行事や取り組みがたくさんあります。これらはみなさんが力を合わせて作り上げていくものです。
     皆さんが一人ひとりの個性を生かし、持てる力を発揮して、それぞれが互いに認め合い、共に学びあい、つながり、力を合わせれば、すごいことができます。
    そして、共にみんなで、この二中をよりすばらしい学校に作り上げていきましょう。
     では最後に、今日は皆さんに私から入学、進級のお祝いとして、お隣の国、中国の今から2500年ほど前の春秋時代の有名な思想家である孔子という人の言葉を紹介したいと思います。

                学びて思わざればすなわちくらし           思いて学ばざればすなわちあやうし                  これは孔子の言葉を集めた「論語」という書物の中にある一節です。学んでも考えることをしなければ学んだことが役に立たず、何の意味もない。また、自分で思ってばかりで学ぶことをしなければ独りよがりになって危険であるという意味です。これから皆さんがいろんなことを学んでいくうえで大切にしてほしい姿勢です。学び、自分で考えることをし、そしてまた学ぶということをとおして自分というものを確立していってほしいと思います。
     今、若者の間でこの論語はとても人気があり、たくさんの人に読まれているそうです。とても喜ばしいことだと思います。素晴らしい名言がいっぱい詰まっていますのでぜひ、皆さんもまた機会があれば読んでみてください。

    <第57回入学式式辞>
                                                                        校庭の周りの桜が今日の入学式を待っていたかのように見事に咲き誇っています。今日のこの良き日に栄えある箕面市立第二中学校にご入学の第五十七期生、百四十五名の新入生の皆さん、本日はご入学おめでとうございます。ようこそ、第二中学校へ。
     この第二中学校は、創立五十七年の歴史と伝統を誇る、とてもすばらしい校風をもつ学校です。これらは、皆さんの先輩たちが作り上げてきたものです。在校生の皆さんも良き伝統を引き継ぎ、さらに発展させようと、日々努力を重ね、何事にも前向きに一生懸命取り組み、皆で力を合わせ、楽しく充実した学校生活を送っています。皆さんも今日からその一員です。これからさらによりよい学校をともに創っていきましょう。学校の主人公は生徒である皆さん一人一人です。
     皆さんは今、新しいスタートラインに立っています。きっと、どきどきわくわくしていることでしょう。皆さんの目には新たな決意と意欲が漲っています。中学校生活では新しい出会いや学び、体験がいっぱい待っています。自ら積極的に学び、楽しみ、たくさんの仲間とつながっていってほしいと思います。
    二中では、「学力」「生活」「仲間」という3本柱を掲げ、生徒の皆さん一人一人がしっかりとした学力と、社会の中で自立しともに「生きる力」を身につけ、仲間を大事にし、人とつながる力をつけることに重点を置き、互いを認め合い、だれにも居場所がある学校づくりをしています。どうか安心して、学校へ来てください。 そして困ったときにはいつでも気軽に相談してください。
     さて、この度の大震災で、私たちはとても大切なことに気づかされました。それは何よりも人と人のつながり、絆が大事であるということです。社会が便利になりすぎて、メールやネットの利用により、直接会話しなくても済み、人々は一人で生きていけるような錯覚に陥り、近所づきあいも希薄になっています。昔は家族や隣同士が、助け合い、力を合わせなくては生き抜いていけなかったので、当たり前に地域の中であいさつをしたり声を掛け合っていました。そのような当たり前のことを人々は忘れかけていました。改めて、今回、助け合いや、つながり、コミュニケ―ションの大事さを再認識しました。
     また、被災地では中学生が精力的に支援活動を行い、大きな役割を果たし、人々を勇気づけたという話をたくさん聞いています。これからは、皆さんにも地域の中で積極的に行動し、いざというときには人の役に立つような人になってほしいと思います。そのためにも、日頃から自分から挨拶でき、困っている人がいたら声をかけることができる様な人になってほしいと思います。学校でも、そういうことを大事にし、挨拶運動や様々な学習、ボランティア活動体験学習を行っています。皆さんもしっかり取り組んでくれることを期待します。
     さて、保護者の皆様、本日はお子様のご入学、おめでとうございます。心からお喜び申し上げます。
    中学校生活は、お子様が一人立ちしていく旅の始まりの時期にあたります。多感な時期で、大人に対して厳しい目で見たり、生意気な態度を盗ったりするようなことがあると思います。葛藤や悩みを抱え、自分の殻に閉じこもるようなこともあるかと思います。これらは大人へと成長のに必要なことでもあります。一人ひとりの成長に合わせて見守り、「待つ」ということも大変重要になると思います。
     どうか1人で抱え込まず、いつでも気軽に学校に相談してください。皆さんとの信頼関係を大事にし、子どもを中心に据えて私たち大人同士がともに手をつなぎ、つながりあうことが大切であると考えます。教職員一同、誠心誠意、お子様の成長のために努めてまいります。どうか、ご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。
     終わりになりましたが、本日は箕面市教育委員会森田雅彦教育長様、地元選出の市議会議員の皆様をはじめ、日頃から地域で大変お世話になっております青少年健全育成団体の皆様など、多くのご来賓の皆様が、公私ご多用のおりにもかかわりませず、入学式にご臨席賜っております。誠に有り難うございます。高いところからではございますが心よりお礼を申しあげます。
     第二中学校は長い歴史の中で、地域の皆様に支えていただきなら、育ってきた学校でございます。どうか、今後ともいっそうのご支援を賜りますよう、この場をお借りしてお願い申しあげます。
     さあ、新入生の皆さん、誇りある二中生としての学校生活がはじまります。自分の可能性を信じ、失敗を恐れず、夢や希望をもっていろんなことにチャレンジしてください。 夢は簡単には実現しないかもわかりません。でも、夢に向かってがんばった、挑戦したという事実が、自分自身を成長させてくれます。だから、あきらめないで夢に向かって、みなさんも大いに挑戦してください。
     先生方も全力で応援しますので、自分を信じ、仲間とともに、新しいスタートを切りましょう。
     以上で私の式辞といたします。
                            平成24年(2012年)4月9日
                            箕面市立第二中学校長 山内 美紀子
    <修了式挨拶>                                     
           23年度(2011年度)が無事、修了しました。おめでとうございます!みんながともに今日の日を迎えられたことを喜び合い、共に過ごし、ともに助け合い、学び合い、支え合っていろんなことを頑張り、乗り越えてこれたことについて互いにたたえ合いましょう!
        私としても皆さんが今年1年、いろんなところで前向きに取り組み、がんばることができ、充実した学校生活を送ることができたこと、そして、皆さんが大きく成長できたことについてとてもうれしく思います。
        最近では、3月6日には生徒会の呼びかけでたくさんの有志の人がクリーン作戦に進んで参加してくれ、自分たちの校舎をきれいにしようと頑張ってくれたことも、その気持ちがうれしく思いました。
         先日の3月14日には、122名の卒業生、第56期生が多くの功績を残し、立派に卒業していきました。答辞でもしっかりと結んでくれていました。代表の人が参列し、バトンを受け取ってくれたのではないかと思っています。
        また、翌15日には生徒会役員選挙がありましたが、そこでもやる気のある人が積極的に立候補してくれ、この二中をもっとよくしたいと立派な演説をしてくれました。震災支援活動やいじめ問題に取り組みたという人がいて、とても頼もしく感じました。皆さんの気持ちがとてもうれしいです。もっともっと二中が良くなると思います。来年度も生徒会の活躍に期待します。
         さて、1年が終わるにあたって、それぞれの学年でも振り返りをしました。1年生も、2年生もしっかり自分たちのことを見つめることができたと思います。しっかりと振り返りをすることで、課題を明らかにし、次はそれを直していこうとする、その気持ちを皆が持つことが大事です。ミライロの垣内さんの言葉、「過去の自分と比べてください。昨日より進歩できる。」をいただきましたが、一人一人もその気持ちをもてば、必ず成長できます。
         なにが問題なのかわかれば、もう解決したと同然。なにが問題かわからないことの方が問題なのです。今日は「問うことは答えである。」という言葉を皆さんに伝えたいと思います。
         学校に来にくい人のことを一生懸命考えてくれる人がいました。そして、一生懸命行動してくれた人たちがいます。素晴らしいと思いました。とてもうれしく思いました。
    「誰かのために生きると数倍強くなる。」これも垣内さんの印象に残る言葉です。 
          最後に、「私の心に残った一冊」ということで、わたしからもお勧めの本を紹介して終わりにしたいと思います。「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という長いタイトルの本ですが、とてもヒットし、映画化されたり、アニメ化されたりしたので知っている人もいると思います。少しプロローグを紹介します。予想外の展開や感動的な場面、青春友情ドラマで涙あり、笑いありで、しかも、なるほどと感心させられることがいっぱいあり、きっと読書の楽しさが味わえると思います。ぜひ、この春休み、TVやゲーム三昧にならず、本の楽しさを満喫してほしいと思います。                                                         






  • 第56回卒業式 式辞>
     厳しい冬の寒さを耐え抜いた校庭の周りの桜もつぼみを大きく膨らませ、開花を待つばかりとなりました。
     いよいよ栄えある箕面市立第二中学校 第56期生、122名のみなさんがそれぞれの進むべき道に向かって、巣立つときがやってまいりました。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
     今、卒業証書を受け取った皆さんの胸中はいかがなものでしょうか。3年前に皆さんが二中に入学してきたことがつい昨日のことのように思い出されます。いよいよ慣れ親しんだ友達や先生と別れ、母校を去るとなると、二中で過ごした3年間の出来事が次々と脳裏に浮かび、万感の思いではないでしょうか。
     卒業は新たな出発です。どうかこれまで本校で学んできたことを自信と誇りにして新しい世界へと大きくはばたいてください。 
     本日は早朝より、箕面市教育会、大橋修二教育推進部長様をはじめ、地元選出の市会議員の皆様、青少年健全育成団体の皆様、地区福祉会の皆様、校区小学校長、幼稚園長の皆様など多くのご来賓の方々が、お忙しい中にもかかわらず、卒業生の門出を祝うために駆けつけてくださっています。誠にありがとうございます。いつもお世話になっております。高いところからではございますが厚くお礼申し上げます。
     保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。
    今日の日を迎えるまでには、並々ならぬご苦労やご心配をおかけしたことでしょう。一人前の人間として成長するよう、いつも遠くから気をもみながら見守り、お力沿いをいただきましたことに心より感謝申し上げます。おかげで、生徒たちはこれほどまでに大きく成長しました。本当にお世話になりました。
     中学生になり、急に生意気になって、反抗的な態度をとったり、口も利かなくなり、何を考えているかわからない、どう接したらいいかわからないというような相談を何度も受けました。随分と手を焼かれたこともあったでしょう。しかも変化が激しく、厳しい経済状況にあり、先行き不透明な今の時代にあっての子育ては並大抵のことではないでしょう。私たちもお子様の成長を願って精一杯指導に努めて参りました。しかしながら、何かと行き届かなかった点もたたあったかと存じます。私たちは卒業したら終わりとは決して思っておりません。今後も母校から卒業生のことを見守り続けたいと思っております。これからさらに大人へと成長していくうえでいくつもの壁を乗り越えていかなければなりません。不安や焦り、葛藤などで揺れたり、悩んだりすることもあるかと思います。どうか、今後ともお子さまを信じ、ご支援いただきますようよろしくお願い申し上げます。
     卒業生の皆さん、どうか決して忘れないでください。みなさんは本当にたくさんの方々に支えられて今があるということを。たくさんの数え切れない愛情を注がれて今、ここにいるということを。いつも皆さんのことを気にかけ、教え諭し、励まし、時に厳しくしかり、時に突き放し、そして陰で支え、見守ってくださった先生方や地域の方々がいるということを。そして多くの人とつながって今ここにあることを。
     さて、東日本大震災から1年がたちました。これまで私たちが経験したことのない大きな地震、津波、そして原発事故に、世界中が震撼しました。一瞬にして破壊された家や町、飲み込まれた人々、放射能汚染で住めなくなった地域。あまりに無残な光景になすすべもなく、しばらくは呆然と立ち尽くしていた人も多かったのではないでしょうか?しかし、すぐさま、日本中から、いや世界中から支援のテが差し伸べられました。  皆さんも、すぐに自分たちにできる事は何かと考え、立ち上がってくれました。生徒会を中心にたくさんの募金や救援物資を集めたり、被災地の方々に少しでも元気になってほしいとの思いで、応援ソングを創ろうと全校生徒の皆さんに応援メッセージを呼びかけ、みんなの言葉を集めて「絆」というすばらしい歌ができました。
    「大切なものを失ったけれど変わらないものがある。それは夢や希望。ビリーブインユアセルフ!ユウアーノットアロン!あなたは一人じゃない。」「他人事みたいにガンバレではなく、今自分にできる事をやりたい・・・」こうした皆さんのあたたかい気持ちがきっと被災地へ届いたことと思います。
     私たちは本当に大切なことに気付かされました。私たち人間が少しおごりすぎていたこと。自然への畏敬の念を忘れかけていしまっていたこと。人と人のつながりが希薄になっていたことなどです。
     一方で、東北地方の方々の卓越した、冷静で、規律正しく、忍耐強い姿は世界中から評価されました。このような態度は、決して一朝一夕で培われるものではなく、長い歴史と文化の中で培われた誇るべき特質です。
     1年たった今も、被災地では不自由な暮らしが続き、まだまだ復興までの道のりはほど遠いものがあります。他人事ではなく、自分たちのこととして、しっかり向き合い、学び、これからも同時代を生きる仲間として、自分にできる事は何かをともに考えながら生きていきましょう。
     また、昨年はブータン国王夫妻の来日が注目されました。朝礼でも紹介しましたので、覚えている人もいるかもわかりません。被災地へ訪問され、「みなさんの中に人格という竜がいます。年を取って経験を積むほど竜は大きく強くなります」と励まされました。ブータンはヒマラヤの小さな国ですが、開発の原則として,国民総生産(GNP)に対置される概念として,国民総幸福量(GNH)というユニークな概念を提唱しています。金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする考え方です。ブータンではおよそ98%の人が幸福と感じているそうです。翻って、日本は国民総生産では世界で上位ですが幸福度調査では下位にあります。これほど発展し豊かで便利な国に住んでいても、幸福と感じられない人が多いのです。経済格差で苦しむ人や、自殺者も毎年3万人を超えています。決して幸福な国とは言えません。
     昨年、震災直後に震災支援プロジェクト「kizuna311」を立ち上げ、活動されている、俳優の渡辺謙さんが今年の1月にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラムに招待され、東日本大震災について大変感動的なスピーチされています。少し長いですが紹介します。最後の授業だと思って聞いてください。
    「日本には『足るを知る』という言葉があります。自分に必要な物を知っていると言う意味です。人間が一人生きて行く為の物質はそんなに多くないはずです。こんなに電気に頼らなくても人間は生きて行けるはずです。「原子力」という、人間が最後までコントロールできない物質に頼って生きて行く恐怖を味わった今、再生エネルギーに大きく舵を取らなければ、子供たちに未来を手渡すことはかなわないと感じています。私たちはもっとシンプルでつつましい、新しい「幸福」というものを創造する力があると信じています。がれきの荒野を見た私たちだからこそ、今までと違う「新しい日本」を作りたいと切に願っているのです。今あるものを捨て、今までやって来たことを変えるのは大きな痛みと勇気が必要です。しかし、今やらなければ未来は見えて来ません。心から笑いながら、支え合いながら生きて行く日本を、皆さまにお見せできるよう努力しようと思っています。多くの幸を恵んでくれた海は、多くの命をのみ込み、生活の全てを流し去ってしまいました。そこに何が残っていたか。何も持たない人間でした。しかしそこには人が人を救い、支え、寄り添う行為がありました。それは私たちが持っていた“絆”という文化だったのです。絆は、全てが流れ去ってしまった荒野に残された光でした。今日本は、少しずつ震災や津波の傷を癒やし、その絆を頼りに前進しようともがいています。そしてこの「絆」を世界の皆さまともつないで行きたいと思っています。」と力強く訴え、最後に東北の詩人、宮沢賢治の「雨にも負けず」を英語で朗読し、大きな拍手を浴びたとのことです。私たちはこうした見方、考え方からも学びながら、これからの生き方や方向性を考えていくことが大切ではないでしょうか。
     こうして皆さんにお話しをするのも最後となりました。皆さんはこれまで、この学校で、真理と正義を学び、誰もが幸せになる権利を持っていること、差別を許さず、互いを尊重し、認め合うこと、仲間と力を合わせ、助け合うことのすばらしさ、ともに生きることの大切さを学んできました。そして、人は決して一人では生きられないのだから、たくさんの人とつながることが大事であるということを学んできました。そして、たくさんの人と出会い、様々な体験を通して、困難な課題をみなで力を合わせて解決する力を培ってきたはずです。皆さんには多くの人とつながり、社会に貢献できる人になってほしいと願っています。
     さあ、これから、新しい世界へ一歩を踏み出す皆さん、皆さんには若さと無限の可能性があります。失敗したっていい。「失敗」と書いて「経験」と読むのです。常にチャレンジし続けてください。チャレンジしなければ何も得られません。あきらめなければ夢はいつかきっとかないます。
     最後に、みなさんは、二中のよき伝統を作ってくれました。後輩たちの良きモデルとなってくれました。そのことに感謝します。本当にありがとう。皆さんの胸に飾られているのは中井先生が皆さんの幸運を祈って一つ一つ作ってくださったラビスラズリーの色の花です。それでは皆さんの前途に幸多かれと祈念いたしまして、私の式辞とさせていただきます。
                           平成24年(2012年)3月14日 
                           箕面市立第二中学校 校長 山内 美紀子

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    <2月朝礼挨拶> 
                                               3年生の皆さんにエールを贈る
     おはようございます。今年度最後の朝礼となりました。いよいよ3年生の皆さんと、こうして全学年がそろって集まるのも最後となりました。
     立春が過ぎ、暦の上では春ですが、1年中で一番寒いのが2月です。各地で大雪のニュースが相次いでいます。
    インフルエンザは二中ではやや下火になっていますが、まだまだ予断を許せません。 
        そんな中、3年生はいよいよ今週の金曜日、土曜日、10,11日に私立高校の入学試験があります。「人事を尽くして天命を待つ」ということわざがあります。じたばたせず、人としてなすべきことをなし、結果を待つのみということです。3年生の皆さん、あまり緊張せず、今のままで十分大丈夫ですから焦らず、平常心で臨んでください。みなで健闘を祈りましょう。
        さて、入試ではほとんどの私学で面接というものがあります。学校でも本番さながらの練習をしました。私も面接官になり、「志望理由はなんですか?」「何のために高校へ行くのですか?」「高校ではどんなことをがんばりたいですか?」「高校を出た後はどんなことをしたいですか?」「中学校ではどんなことを学びましたか?」「自己PRをしてください」など、いくつかの質問をしました。緊張しながらもみな一生懸命答えていました。必ず聞かれるのが、志望動機です。なんとしても志望校に入いりたいという強い気持ちを主張する事が大事です。しっかりとした自分なりの目標を持って高校へ行くことが大事です。 
                                                      なんのために学ぶのか                              
                  1、2年生の皆さんも、今から何のために高校へ行くのか、自分なりに目的をはっきり持ってほしいと思います。なぜなら、せっかく入った高校を途中で辞めてしまう人がいるのです。入ることだけが目的で勉強すると大きな間違いです。ランクだけで高校を選ぶ人が中にはいます。いろんな高校のタイプがあるので、自分に合った高校選びをしてほしいと思います。3年間、本当に通える高校を選んでほしいと思います。毎年、いつも同じことを言っているのですが、皆さんが、今、学校で学んでいるのも、高校へ入るためだけではありません。学ぶことの目的とは一体なんだと思いますか?点数をとることではありません。テストで100点取ることが目的ではありません。点数はあくまで目安であって、それが目的ではありません。つい勉強していると、そのことにとらわれてしまい、テストがあるから勉強しているように思うかもしれません。何のために学ぶのか見失ってしまわないようにしましょう。
    学ぶことは、社会の中で生きていくための力をつけるために必要なことを学んでいるのです。人間関係を築く力を養うことも学校では大事にしています。なぜなら、人は決して一人では生きていけない存在だから。力を合わせていろんなことを実現することができるのです。チームワークということです。そして、夢を実現するためであり、世の中を知り、自然を知り、真理を知り、真実を見抜く力をつけること、人生や生き方を学び、自己実現をすることも目的であり、目的は人によって様々だと思います。高校に入ることだけを目的にすると、入って目的を失い、やめてしまう人もいます。もったいないことです。なぜ学ぶのか、いつもそのことを念頭において、しっかり考え、学んでいってほしいと思います。 
                                                               仲間とともに                                                     さあ、3年生は、これから、卒業までの最後の約一か月、進路が決まった人と、これから受験をする人といろいろな立場の人が教室では入り混じる状態になります。私立専願で進路が2月中旬には確定するひとがいます。その後、公立高校の前期入試が2月下旬にあり、その結果次第で、後期試験を受ける人もいるでしょう。卒業式後の3月16日に公立後期入試を受けることになっています。
     先に受験が終わった人は、自分だけ気楽に過ごすのではなく、これから受験をする人のことを考え、応援したり、支えたり、励ましたり、そんなことができるのが本当の仲間ではないでしょうか?そんな雰囲気のあるクラスがすばらしいクラスだと思います。これまで培ってきた仲間の真価が問われるのが今だと思います。
     それぞれ進む道が違います。互いの進路を尊重し、認め合ってほしいと思います。そして、堂々と皆が胸を張って自分の進路に進んでいってほしいと思います。みんながゴールできるまで、心を一つにして仲間とともに一緒に新しい道へと進めるよう最後まで仲間のことを応援していきましょう。これが二中魂です。

    <3学期始業式挨拶> 
    2012年の幕開けです
      新年あけましておめでとうございます。2012年の幕開けです。新しい年を迎え、気分もすがすがしくなりますね。また、新しい気持ちでスタートしましょう。
    皆さんはどんな気持ちで新年を迎えましたか?「一年の計は元旦にあり」という言葉が昔からあります。年頭に当たり、新しい決意や新年の抱負を抱いたことだと思います。
        実は、昨日、箕面市青少年指導員結成50周年記念式典に参加し、元全日本女子バレーボールチームの柳本監督の講演を聴く機会がありました。柳本さんはお話の中で、チームを強くしていくのには、目標を持つこととチームの輪が大切であるということをおっしゃっておられました。実際に苦労して世界に通用するチームに育てられた監督の話は非常に説得力がありました。目標を持つことで、初めてチームが成長する。そして、一人一人がいくら立派でもチームとしてお互いを仲間として認め合い、協力し合わなければ強くなれないということを強調されていました。改めて目標を持つということやチームワークの大切さを感じました。これはぜひ、皆さんにも紹介をしようと思った次第です。
    昨年の印象的なこと
        さて、昨年は、日本にとって、未曽有の大地震や台風による洪水など、歴史に残る大きな試練の年となりましたね。でも、力を合わせて懸命に立ち向かう人々の姿や、助け合う温かい姿が印象的でした。「無縁社会」という言葉がそれまでの日本社会の中で浸透しつつあった中で、人々が人と人のつながり、「絆」こそが生きていくうえで最も大切なことであることを気づかされました。大きな痛手を受けたのですが、それとともにとても貴重なことを学ぶことができた体験でもあったと思います。私たちにできる事として、決して忘れないこと、そして教訓にするということが大切なことだと思います。
        ところで、昨年、もうひとつ、印象に残ることがありました。ブータン国王の来日です。大きなニュースとなりました。小さな国の国王の来日がなぜ、大きなニュースになったのでしょう。ブータンは国民の幸福度が世界の中でもトップの国として最近注目されている国です。経済的にも、豊かではないし、便利な暮らしをしているわけではありません。ブータンの国策として、経済的、物質的豊かさよりも人々の幸福度を一番大事にしているそうです。
         一方、日本はどうかというと、経済的には豊かで物もあふれ、科学の進歩も世界の中でも上位にもかかわらず、幸福度は最下位の方です。なぜ、こんなに便利で、発展しているのに、人々は幸せに感じられないのでしょうか?日本では近年、自殺者が年間3万人を超えるような憂うべき事態があります。貧困率も15パーセントと年々高くなりつつあります。このような状況だからこそ、ブータンの国から学ぶべきことがたくさんあると思います。
    それぞれのゴールをめざして
        さあ、3学期です。3年生はあと卒業までに登校する日は43日です。また、3年生の皆さんは、人生初めての試練とも言える高校受験があります。乗り越えるべき大きな壁となっていることでしょう。でも、それを避けて通ることはできません。誰もが乗り越えるべき壁であり、乗り越えていかなければなりません。人生の通過儀礼ともいえるものです。自分一人がしんどい状況にあるわけではありません。決して、あなたは一人ではありません。忘れないでください。あなたを応援している人がいるのです。先生であったり、友達であったり、家族の方で会ったり、多くの人があなたを支えてくれているのです。しんどいこと、苦しい時こそ、それを分かち合うのがほんとの仲間です。仲間の真価が問われるときです。仲間とともに頑張りぬいてほしい。自分だけがゴールしたら終わりではなく、仲間みんなとそれぞれのゴールをめざしてほしい。全員がゴールできるまで、ともに励ましあっててがんばってほしい。それぞれのゴールをめざし、悔いの無いよう一日一日を大事に仲間とともにがんばってください。
         1,2年生の皆さんも、3学期はまとめの学期であり、次の学年につなぐ大事な学期でもあります。仲間とともに一日一日を大事に、充実した学校生活を築いていきましょう。
                                                                                                                                                                                          <
    2学期終業式挨拶> 
      
      おはようございます。1年のうちで最も長い学期であり、たくさんの行事や体験学習がある2学期が終了しました。こうして無事終業式を迎えることができ、とてもうれしく思います。「無事」と言うと、事が無いと書き、何事もなかったように聞こえますが、実はいろんなことがありましたね。一難去ってまた一難と、いろいろな苦難がありました。でも、みなで困難な状況を乗り越えてきました。だからこそ、ここまでみんなは成長できたのです。
         さて、今日は、初めに11月19日に開催された弁論大会に出場した3人にここで発表をしてもらいたいと思います。3人の方、前に出てきてください。とても素晴らしい弁論だったので、この場でもう一度皆さんにも聞いてほしいと思い、私からお願いをしました。それでは発表してもらいましょう。
       初めは、1年生の堀戸太智君、題は「絆」です。絆は今年の世相を表す漢字になりましたね。二中が大事にしている言葉でもあります。聞いてください。
       次は、2年生の原田真衣さん題は「思いやりのある言葉」です。「思いやり」これも素晴らしい言葉であり、難しい言葉です。いつも心がけたい言葉です。
      最後に同じく2年生の荒川香織さん、題は「やる気のスイッチを押した人」です。やる気のスイッチという発想がいいですね。皆さんも参考になるのではないでしょうか。
    三人ともとてもすばらしい内容ですね。チャレンジャーたちにもう一度拍手!後で、表彰しますが、堀戸君と荒川さんの二人は優秀賞もいただきました。原田さんはトップバッターで、とても緊張やプレッシャーが大きかったと思います。でもとても堂々とし、とても素晴らしかったです。今年は30周年ということで特別にメープルホールの大ホールの演壇での発表ということで、多くの来賓や観客の前でプレッシャーや緊張もすごかったと思いますが、堂々と立派でした。本当によくチャレンジしました。この経験は人生の中でも、大きな意味を持つものになることでしょう。
        私も実は中1の時、校内の弁論大会に出たことがあるのです。私は、あまり人前で話すのは苦手で嫌いだったけど、なぜか先生に勧められて、その気になってしまったのです。その時のことは今だに覚えています。でも出てよかったと後から思いました。私も賞は取れなかったけど、自分の中の自信やキャリアになるのです。後から、その時の経験が生きてくるのです。ですから、皆さんもぜひ、いろんなことにチャレンジしてみてください。自分ではとても無理と思っても、やってみると案外できるもんだということが良くあります。やってみて面白さがわかり、興味がもてたり、はまったりすることがあります。
    実に今年はいろいろなことがありました。一番は、東日本の大震災ですね。そして、関西でも洪水という大きな自然災害が起こりました。自然の猛威を痛感させられた年になりました。原発事故も世界を震撼させました。これは人為の災害です。そして、震災のときの東北の人々の忍耐強くて懸命に立ち向かう強さは世界から称賛されましたね。そして、日本だけでなく世界中から支援が届いたこと。これも忘れてはいけないこと。スポーツでは、なでしこジャパンの活躍で日本中が勇気と元気をもらい、日本中が「絆」の大切さを思い知らされた年になりました。
    先日のチャリティコンサートには、生徒会、PTAのみなさん、ボラタイの皆さんもよくやってくれました。「絆」という曲もすばらしい出来栄えとなりました。本当にたくさんの協力があり、絆という言葉を実感することができました。
        全体的にはみなさんもよくがんばったと思います。毎日の授業やクラブ活動、学校生活のいろんな場面で何事にも前向きに一生懸命取り組む姿が見られました。行事ではみなで力を合わせ、仲間を大事にできるすばらしいところが見られました。
         二中では班で活動したり学びあったりすることをとおして、そこで互いの理解を深め、助け合ったり、いじめや一人ぼっちをなくし、さまざまな問題を解決したり、協力できる仲間づくりをし、ともに成長できることを目指していますが、そのような毎日の積み重ねで学校生活が楽しく豊かで充実したものになっていることと思います。しかし、まだまだすべてがうまくいっているわけではなく、課題があります。でも問題があれば、それを放っておかず、問題を出し、みなでとりくめば必ず解決できます。一番いけないのは、あきらめてしまい、問題を抱えてしまったり見過ごしてしまうことです。すべての人が毎日楽しく学校へ来れるように今後ともみなでもっともっとよい学校にしていきましょう。
        3年生はこれから正念場、それぞれの目標に向かってしっかりがんばってください。今がんばることがこれから生きていくうえで大きな力になります。
       この冬休み、本を読んでほしい。「もしドラ」はまだの人、ぜひお勧めです。 
    この本はきっと、皆さんに自分の可能性ややるべきことを考えさせてくれます。そして、これから生きていくうえで何が大切で、何を大事に考え、どう生きていくのがすばらしいのかなどたくさんのヒントと勇気と力を与えてくれるでしょう。
     では、みなさん、この冬休み、有意義に過ごし、また来年、ここで再会しましょう。よいお年を。

    <10月朝礼挨拶より>
  •      仲間とともに大きく成長できた文化祭・体育祭
  •  おはようございます。
     大きな行事が終わり、明日からは定期考査となっています。ハードなスケジュールですが、みなさん大丈夫ですか?学校生活ではこうしたメリハリが大事です。みんなで盛り上がる楽しい行事が終わり、さあ、今度はテストに向けてがんばろう!という気持ちの切り替えが大事です。勉強の方に気持ちを切り替え、勉強モードに入っていますか?
     今年の文化祭、体育祭、とてもすばらしかったです。みなさんの行事をともに力を合わせて創り上げ、成功させようという姿勢がまず良かった。そして、行事を楽しみ、盛り上げ、全力を尽くすこと、その姿勢が素晴らしかった。走りが遅く苦手な人がつらい思いをするのでなく一緒になって楽しめることが大事です。みんなの最後まであきらめずに走りぬく姿がとても感動的でした。失敗をけなしたりせず、仲間として励まし応援する姿もとてもよかったです。市長さんや教育委員会の方々、地域やPTA役員の皆さんからもたくさんお褒めの言葉をいただきました。保護者や地域の方々の協力があって、みんなの気持ちが一つになって行事が成功したのだということを忘れてはいけません。こうした行事の成功を通して、一人一人が大きく成長しました。また、集団としても、仲間の絆が一層強くなり、それが大きな自信となり、さらなる可能性を広げることができると思います。ぜひ、これからの学校生活につなげて言ってください。

     この後も、1年生は「お宝人権祭り」「イキイキ祭り」にボランティアとして参加します。2年生は3日間の職場体験という大きな体験学習が続きます。みなさんなら、きっとしっかりと取り組んでくれると信じています。学校の中ではできないたくさんの出会い、発見、体験の場になると思います。指示を待つだけではなく、自分から積極的に行動してください。社会では挨拶、コミュニケーションが基本です。3年生は、これから、いよいよ進路決定をしていく時期になりました。人生の中でもとても大きな大事な選択となります。後悔をしないよう、いろんな人とよく相談をして、自分に合った進路を決めてください。忘れないでください。決して一人ではありません。そばに同じ思いをしている仲間がいます。応援してくれる家族がいます。苦しいことから逃げないで、立ち向かってください。必ず、乗り越えられます。
  •          企業が求める人材とは
  • ところで、企業としてどんな人材がほしいかというアンケート調査結果によると、一番はどんな人材だと思いますか?
    1位 コミュニケーション力。
     人と人とのコミュニケーションができる人です。人の気持ちがわかり、自分の気持ちや考えを表現でき、気持ちを通じ合わせることができる人です。どれだけ高い能力を持っていたとしても、どれだけ優れたスキルを身につけていたとしても、人とうまく関わっていくことができなければ、企業の中で仕事をすることはできません。そう考えると、教科的な勉強だけでなく、いわゆる「人間力」を高める勉強も必要なのだなあ、と改めて痛感します。
    2位 責任感
     しっかり自分の責任を果たすことができること、何事にも投げ出さずやり遂げる人材は、まさに宝です。「一生懸命取り組むこと」や「最後までやりきること」、「うまくいくまで忍耐すること」といったことは成功の秘訣でもあります。夢を実現できた人はみな、同じことを言いますね。
    3位 基礎学力のある人
     会社での仕事と学生時代の勉強は、まったく同じわけではありません。しかし、基礎学力がないと、そもそも希望の会社に入れないことも多々あるでしょうし、会社に入ってからも苦労するでしょう。仕事をするのに最低限、身につけておかなければならない基礎学力があるのです。専門の勉強をしていくのにも今、皆さんがしているような基礎学力は必要なのです。土台となる部分を今、皆さんは作っているのです。

  •             大震災から7か月
  • 話は変わりますが、今日は10月11日、東日本大震災から7か月がたちました。まだ、7万人以上の人が避難生活を送っています。国や行政が支援をしていますが、それだけでは十分ではありません。二中でも私たちのできることをしていきたいと思います。被災地の人たちは、一番にみんながこの震災のことを忘れないでほしいと願っておられます。そのためにもみんなで、応援メッセージを届けたいと思います。後ほど、詳しくは生徒会から呼びかけがあると思います。よろしく協力をお願いします。

  • <2学期始業式挨拶より>
  •                                         「決してあきらめない」 
       おはようございます。また、学校に活気が戻ってきました。みんな元気に夏休みを過ごせましたか。久しぶりにみんなと顔を合わせて、たくましく成長した姿が見られ、大変うれしく思います。この夏も部活動に懸命に打ち込む姿がとても印象的でした。部活動の中でもたくさんの感動的なドラマがあったことでしょう。3年生は引退をし、2年生にバトンタッチをします。自分たちが成し遂げたこと、成し遂げられなかったこと、達成感を味わった人、一方で悔しさを味わった人もいたでしょう。でも、目標をめざしてがんばったこと、自分の限界に挑戦したこと、一つの道をやり続けたこと、こうした経験が自分の肥やしになったり、自信になったり、悔しさはバネになったりし、人を強く、たくましく、そして優しくもしていくのです。 

       この夏、日本で最も注目されたのが、女子サッカーチームなでしこジャパンだったと思います。最後は絶対勝ったことがないアメリカのチームにねばり勝ちをして、世界1位という奇跡を起こしました。彼女らの頑張りは私たちにたくさんの勇気や希望を与え、「決してあきらめない」という精神の強さのすごさを教えてくれました。東北地方の被災者の皆さんを励まし、強いメッセージになったと思います。
    夢をあきらめずに男子に交じって練習し、苦労して道を開いてきた、その道のりの厳しさを乗り越えてきたということもあり、感慨もひとしおでしょう。日本を元気にしてくれた、勇気づけてくれたことにおいて、彼女らの活躍には国民栄誉賞が送られ、後世に語り継がれることでしょう。
     原発事故から節電生活、スローライフから「幸せ」を考えた夏
    また、この夏は、震災から福井第1原発事故を招き、私たちは節電をすることになりました。つい便利で快適な生活に慣れきっている日本では、これは試練だったと思います。でも、いろいろみんなは知恵を絞って工夫して、暑さをしのいだのではないでしょうか。それが返って、思いがけず、健康的であったり、自然を見直す機会になったり、電気代が少なく済んだとか、プラスの副産物が意外にも得られたのではないでしょうか。
     今のままでは、地球環境は持続できなくなると言われています。使用済み核燃料は10万年もの間保管しなければならない。大量の放射性廃棄物をどう処理するのか、後々の世代まで負の遺産として残すことになります。日本は今、大量消費社会になり、消費することまでが競争となり、これを買わなければ取り残されるという不安に駆りたてられる。でも、いくら買っても満足できず、次々消費させられ、苦しめられるという連鎖がある。その連鎖を断ち切らねば、いつまでも悪循環は止まらない。
     
    世界の中でもっとも幸せな国と言われる国を知っていますか。ブータンという国です。国民総生産(GNP)より国民総幸福(GNH)を掲げ、世界から注目されています。経済成長が必ずしも幸せへの道ではないということが明らかになりました。日本はGNPは第3位ですが、幸福度は世界でも90位との結果も出ており、非常に低位です。なぜか?いくらお金があっても、次々消費させられていくような状況では満足は得られず、幸せという感覚も味わえず、世界一の長寿の国なのに、一方で、日本は自殺大国とも言われています。豊かになるべきは経済ではなく、人生であると思います。このたびの震災でも明らかになった、人とのつながりの大事さ、人は支えあうことで力が湧いてきて強くなれるということ、乗り越えられるということ、そして生きていることの幸せを感じられるということ。このことをもっと大事に考えていく必要があると思います。
     貧しい国の人々が心穏やかでにこやかにしているので、「幸せとはどんな時?」と尋ねてみたら「困っている人のお役に立てたとき」とほとんど全員が答えるそうです。
     人の幸せとは何か、豊かさとは何か‥いろいろと考えさせられた夏休みでした。
                  実りの秋に 
       さて、2学期、いろいろな行事があります。自分から積極的に参加し、取り組んでほしいと思います。みなと力を合わせて成し遂げる楽しさ、困難さもあるけど、乗り越えたときの喜びを味わってほしい。そして生きていることの幸せをみんなに味わってほしいと思います。いっぱい楽しみ、いっぱい学び、充実した実りの多い2学期にしていきましょう。

    <6月朝礼挨拶より>
                                         ストレス発散できていますか? 
     今年は例年になく早く梅雨に入りました。最近、みなさんの登校の様子を見ていると、だるそうにしている人が気になります。ストレスをためているのではないですか?うまくストレスが発散できていないのかなあ?と心配になります。人それぞれその方法は違いますが、気分転換をうまくして、リフレッシュする方法を身につけることが大事です。
                 すばらしかった修学旅行
     さて、先月、私は3年生のみなさんと修学旅行に行きました。そこで、3年生の皆さんのとてもすばらしい態度に関心をしました。集合、点呼、話を聞く態度、班行動など、添乗員さんからもピカ一だと絶賛されました。これらは、にわかにはとてもできません。これまでの取り組みや積み重ねがあってこそ、このような行動がとれ、仲間づくりができたのだと思います。2泊3日行動を共にし、さらに互いを知り合え、つながりが深まった様です。
     1年生は、初めての校外学習でしたが、班づくりや仲間づくりを目標においた取り組みをしましたが、みんながとても協力的で、行事が盛り上がり、大成功だったと聞きました。
     二年生は、7月に宿泊行事があります。みんなとても楽しみにしていることと思います。ぜひ、みんなの協力により、すばらしい行事を作り上げてください。         
           二中では、どのクラスでも班を作り、一人ぼっちを出さないようにし、互いに学びあい、助け合い、支えあうことができ、互いのいいところや違いを認め合える仲間づくりをしています。これが学校全体でできているのは二中のすばらしいところだと思います。こうした積み重ねが大きな行事をも成功させることができるのだと思います。人とつながること、協力できること、チームワークがとれることは、みなさんが社会に出て生きていくうえでもとても大事なことです。ぜひ、これからの学校生活でも大事にしていってください。 
                6月8日は「学校安全の日」
     ところで、今日は6月8日、付属池田小学校殺傷事件が起きたのが10年前の今日でした。8人の小学生が亡くなり、15名が負傷するという大変痛ましい事件でした。安全であるべきはずの学校でそのようなことが起こり、二度とそのような事件が起こらないよう、それ以来、いろいろと安全対策がとられるようになりました。6月8日を「学校安全の日」と定め、また、6月を学校安全月間として、どこの学校も、避難訓練をしたり、みんなの意識を高めるようなとりくみをしています。今日は安全についてのお話しをしたいと思います。
               東日本大震災から3ヶ月たって
     3月11日に東日本大震災が起こり、あれから3ヶ月が過ぎようとしています。少しずつ被害状況が明らかになっています。みなさんもニュースで見て知っているように、たくさんの子どもたちが被害にあいました。ちょうど、その日は平日で学校があり、たくさんの子どもたちが学校にいました。そんな中で、うまく避難をして、たくさんの子どもたちが助かりました。ほんの一瞬の判断の違いで、助かった人と逃げ遅れた人がいます。一瞬の判断が生死の分かれ目のなるわけです。東北地方では、地震に備えて、日頃から避難訓練をしっかりしていたそうです。やはりその成果が確実に出ました。でも、ここで大事なことは、一人一人が臨機応変にその場で、的確な判断ができることです。今回、想定外の高さの津波や想定外の地震が来たといわれています。これまでの訓練では想定していなかったことが起こりました。どこの学校でも、避難訓練を毎年行っていますが、それだけでは十分ではないのです。いつどこで何が起こるかわからない。マニュアルどおりにいくことなんてありません。そのときに応用力を働かせて、判断力、行動力が大事になってきます。
     また、今回、阪神大震災での経験や教訓が確実に生きています。避難所での経験なども、実際、体験した人たちが今度は被災地へ行き、支援の側で行動に移している人たちがたくさんいます。私はこのことにもとても感動しました。
                 日本人のマナーのよさ
     日本人は捨てたもんじゃないなと思いました。最近、思いやりがない、人情が薄れたなどと嘆く人が多いですが、実際はそんなことはない。実際、行動に移したり、現地に行けなくてもそれぞれができることをしたりと、支援の輪が広がっています。こうした災害が起こり、いっぱいやさしさや、思いやりが形となって現れたわけです。二中でも、支援活動がこれからも継続して行われます。ぜひ、皆さんも一緒にできることは協力してください。
     また、学校は避難場所になります。二中も災害があれば地域の人たちの避難場所となります。そこでは、地域の人たちと助け合いながら生活します。ふだんから、互いにつながりや助け合いのある地域はとてもスムーズに避難生活が営まれているそうです。二中校区も普段から地域でのつながりをとても大事にしている地域です。いざというときに助け合える、支えあえる関係があることはとても安心だと思います。これらも一日ではできません。このような日本人の助けあいの姿を世界の人たちはすばらしいと評価しています。
     また、日本人のマナーのよさ、辛抱強さなどについても、世界中から注目され、尊敬されています。これも、自慢してもいいと思います。大地震が起こると、治安が乱れたり、強奪が起こったりすることがよくあります。そんなニュースはほとんどなく、逆に、みんな自分に何ができるか考え始めています。
    でも、一方で、原発事故の対応のまずさなども指摘されています。今、世界中が注目していることは原発問題だといえるのではないでしょうか。これは日本だけの問題では在りません。ましてや福島だけの問題でもありません。エネルギー資源をどうするのか、世界の問題です。今だけの問題でもなく、将来、未来の子どもたちの命や地球環境につながる問題です。世界中の知恵を集めて、どうするのか、考えていくことが求められています。
     そして、私たちも、人事ではなく、この夏は日本中で節電をして、東北地方の人たちを支え、みんなで乗り切っていかねばなりません。
    私たちは、いかに自然の威力は恐ろしいか、それに対して人間の力はちっぽけで、自然にはとても及ばないということを今回いやというほど思い知らされました。便利で、快適なものばかり追求していて、大きなしっぺ返し受けたのではないでしょうか。そこで、今こそ、持続可能な社会を作るために、しっかり考え、正しい選択をしていくことが迫られれているのだと思います。みなで自分たちの問題と受け止めて考えていきましょう。

  • <5月の朝礼挨拶より>
                  五月病に注意
     新学期がスタートし、1ヶ月以上たちました。1年生の皆さんは中学校生活に、2,3年生の皆さんは新しいクラスに慣れましたか?
    5月病という言葉があります。新学期の緊張が途切れ、疲れが出たり、ゴールデンウィーク明けでリズムが乱れたり、気持ちが緩んだりして、体調を崩す人もいます。みなさんいかがでしょうか?
     私は毎朝、校門で皆さんが元気に登校してくれるのを待っているのですが、うれしいことには、今年の1年生の皆さんもとても気持ちよく挨拶をしてくれます。二中では学校全体で挨拶ができるようになろうと挨拶運動に力を入れて取り組み、ずいぶんと挨拶ができるようになっています。よく地域の方やお客さんに褒められ、うれしく思います。挨拶はとても大事なコミュニケーションの第一歩です。相手を認めていますよというメッセージでもあります。お互いに気持ちよく学校生活を送るためにもまず、挨拶からはじめましょう。

        全国中学生の人権作文コンテスト入賞作文から

     今日は、ある中学生の作文を紹介したいと思います。昨年の中学生の作文コンテストの入賞作文です。身近な学校の中の問題をテーマにしています。今の皆さんにも当てはまる問題ではないかなと思います。ぜひ、考えてほしいなと思います。
                  
  •               いじめをなくすために,今
                              徳島県・三好市立池田中学校 

                              3年 浦谷 毅(うらたに たける)
     僕は小学校六年生まで福岡県に住んでいました。そこで,僕が体験したことです。五年生のころ,僕の友だちのA君が,同級生のK君の靴を隠したり,からかったりしていることがよくありました。最初は僕もあまり気にしていませんでしたが,K君のことを「なんだかかわいそう」と思うようになりました。
     ある日僕は勇気をだして先生に「K君がいじめにあっています」と報告しました。初め先生は,「じゃれ合っているだけだろう」と,「いじめ」とは思ってくれませんでした。でもその後「いじめ」と分かり,A君は,先生に注意され,その日一日は反省した様子で過ごしていました。しかし,次の日学校に行くと,いじめは前以上にエスカレートしていて,蹴ったりたたいたりするようになりました。しかも,「死ね」「うざい」「消えろ」などの言葉が飛び交うようになり,そんな日々が続きました。
     それは六年生になっても続きました。僕はそのいじめを止めることができず,毎日,見て見ぬ振りをしていました。今思うと,自分がとても恥ずかしいです。本当の友達なら止めるべきなのに。それだけではなく,いじめられているK君に声一つかけることができずにいました。心の中ではA君に,「やめろよ」と言おうと思っていたけど,なぜか,勇気が出ませんでした。次にいじめられるのが自分になるのが恐くて,言えなかったのです。
     そんな日々が続く中,僕の気持ちを大きく変える出来事がありました。父の死です。そのときのことは,今でも忘れることができません。聞いたときには頭の中が真っ白になりました。最初は信じることができませんでした。一週間 も二週間も学校に行けず,ただ,ぼーっと過ごしていました。いろんなことを考え,徐々に,「死」というものの悲しさ,つらさ,「死」という意味の重さがわかってきました。そして,時間はかかりましたが,「命は一瞬にして消え,二度と戻ってこないものだ。だから命を大切に,今を大切にしなければならない」と深く受け止めることができるようになりました。そして,周りの子たちは,僕のような経験がないから,「死ね」とか,軽々しく言えるのだろうと思い,この気持ちを伝えなくてはならないと考えました。僕が強くならなくてはと思いました。
     こんな気持ちになったとき,僕には時間がありませんでした。母の実家がある徳島への引っ越しが一週間後に決まっていたのです。落ち込んでいる暇は無いと思い,学校に行った僕はA君に言いました。「いじめなんかやめろよ。いじめたって喜ぶ人はいないし,悲しむ人がいるだけだろ。自分だってほんとは嫌だろ。『死ね』とか『消えろ』とか言葉の重さを知らないのに,言うなよ」 と言いました。父親の突然の死,そのあと僕が考えたことも伝えました。
     友だちは,黙って聞いてくれました。僕の言葉にうなずいて,そのあと,K君のところへ行き,「ごめん。言葉の重さも知らずに言って,本当にごめん。 ぜったいに死ねなんてことは言わない。そして,いじめは絶対にしない。ほんとうにごめん」とあやまりました。K君はとても優しい笑顔で「いいよ」と一言言いました。僕も,K君に言いました。
    「今まで助けてあげられなくてごめん。」
    K君は笑顔で,「ありがとう」と言ってくれました。今まで自分の中でもやもやしていた気持ちが,スーっと晴れました。
    今も時々耳にする暴言。冗談半分で言っているのかもしれません。しかい,いつ,いじめにつながるかわかりません。他人を傷つけることで自分のストレスを晴らそうとしているのでしょう。関係ないふりをしようとする自分がいます。楽な考え方をする自分がいます。そんな時,亡くなった父の顔や,K君の優しい笑顔を思い出します。あの時の自分のように強い気持ちを持とう。「やめろよ」と一言言う。すると,また気持ちがスーっとしてきました。
     父の分も頑張って生き抜こうと決めた僕にとって,正しいことを素直に認め,悪いことを否定できる強い意志を持つことが目標です。そして何よりも,命を大切に,今を大切にしていきたいと思っています。

     皆さんの中でも、「きしょい」「死ね」「消えろ」というような言葉が軽く使われ、いやな思いをしている人がいるということを聞きます。このような言葉の重みを私たちも意識して、たとえ冗談でも使わないように、お互いに注意をしていけたらいいと思います。そして、この学校の中で、だれ一人もいやな思いをせず、みなが気持ちよく過ごせるようにしていきましょう。

     さて、3年生は、今週末に沖縄へ修学旅行に行きます。事前に沖縄の歴史や文化、自然、現在の基地の現実や沖縄戦などについて調べ学習をし、とりくんでいます。沖縄には本土にはない魅力がたくさんあります。自然も気候もまったく違います。コバルトブルーの海も感動的です。また、ぜひ現地の人とふれあい、沖縄ならではの人情に触れてほしいと思います。これも旅の醍醐味です。
     また、修学旅行では、仲間づくりも大きな目的のひとつです。2泊3日仲間とともに行動し、さらに仲間とのきずなを深めてほしいと思います。そして、いっぱい楽しみ、土産話をたくさん後輩たちにもしてあげてください。
  • <平成23年度(2011年度)1学期始業式挨拶より>
  •      新しい仲間を迎え、2011年度がスタート
     今日、新入生151名の仲間を迎え、また、10名の新しい教職員を迎え、2011年度がスタートしました。2,3年生の皆さん、進級おめでとうございます。
    皆さんに私から入学、進級のお祝いとして、私は国語の先生ですから、私の大好きな詩をプレゼントしたいと思います。聞いてください。

    「一個の人間」                武者小路実篤

    自分は一個の人間でありたい。
    誰にも利用されない
    誰にも頭をさげない
    一個の人間でありたい。
    他人を利用したり
    他人をいびつにしたりしない
    そのかはり自分もいびつにされない
    一個の人間でありたい。

    自分の最も深い泉から
    最も新鮮な
    命の泉をくみとる
    一個の人間でありたい。
    誰もが見て
    これでこそ人間だと思ふ
    一個の人間でありたい。
    一個の人間は
    一個の人間でいいのではないか
    一個の人間

    独立人同士が
    愛しあひ、尊敬しあひ、力をあはせる。
    それは実に美しいことだ。
    だが他人を利用して得をしようとするものは、いかに醜いか。
    その醜さを本当に知るものが一個の人間

     二中で、皆さん一人一人が「一個の人間」として確立できるよう、互いに認め合い、力を合わせてともに高めあっていきたいなあと思って、この詩を皆さんに紹介しました。ぜひ、覚えてください。

        東日本大震災の被災者の方々に私たちができること
     ところで、昨年度の修了式に、私から皆さんに宿題を出していたことを覚えていますか?この春休みに、東日本大震災のニュースや記事をしっかり見てほしい、そして被災者の方々に私たちができることを考えてほしい、ということを皆さんにお話しました。募金をしたらそれでおしまいではなく、この現実から目をそらさずに、しっかり見つめ、人々はどんな動きをし、どんな対応がなされ、自分たちにできることは何かを考えようと2,3年生の皆さんにお話しました。覚えていますか?
    今日、新入生の代表の人が、「誓いの言葉」でそのことについて、しっかりと自分たちも考えていきたいと誓ってくれました。私はとってもうれしかったです。
    今、世界各地から「日本がんばれ」と応援の手が差し伸べられています。必要とされているのは、「助け合う力」、「人と人とのつながり」、つまり絆だと思います。私たちも学校生活の中で、そのようなことを大事に取り組んでいきましょう。

       一つ一つの出会いを大切に、ぬくもりのある学校を
     さあ、新学期がスタートしました。新しい出会いのときです。
    人生は出会いでできているといっても過言ではありません。「一期一会」という私の好きな言葉があります。もとは千利休という茶人の茶道の心得の言葉からできた言葉ですが、「一期」…一生、「一会」…一度の出会い、ということから、人と人の出会いは、一度限りの大切のもの。だから、この一瞬を大切に思い、今できる最高のおもてなしをしようという意味です。
     今日の一日は絶対に二度とないことを肝に銘じ、生涯ただ一回限りであると心得て、誠心誠意をもって真剣に対処すべきだとといた言葉です。
    私たちも今日から新しい出会いが始まります。一つ一つの出会いを大切に、一日一日を大事に充実した学校生活を共につくっていきましょう。
  • <第56回入学式式辞>
  • 箕面の野山に麗しい花々が咲き誇り、春爛漫の今日のよき日に栄えある箕面市立第二中学校にご入学の第五十六期生、百五十一名の新入生の皆さん、本日はご入学おめでとうございます。ようこそ、第二中学校へ。
     この第二中学校は、創立五十六年の歴史と伝統があり、すばらしい文化を誇る学校です。これらは、皆さんの先輩たちが作り上げてきたものです。在校生の皆さんも何事にも前向きに一生懸命取り組み、毎日楽しく充実した学校生活を送っています。皆さんも今日から誇りあるその一員です。みなで力を合わせて、さらによりよい学校をともに創っていきましょう。学校の主人公は生徒である皆さん一人一人です。

     皆さんは今、新しいスタートラインに立っています。きっと、どきどきわくわくしていることでしょう。皆さんの目には新たな決意と意欲が漲っています。これから新しい出会いがいっぱい待っています。いっぱい楽しいことが待っています。皆さんはこれからたくさんのことを学び、たくさんの人と出会います。
     「学ぶとは、変わること、変われること」。皆さんには、無限の可能性が広がっています。自分の可能性を信じ、夢や希望をもっていろんなことにチャレンジしてください。
    二中では、「学力」「生活」「仲間」という3本柱を掲げ、生徒の皆さん一人一人がしっかりとした学力と、「生きる力」を身につけ、仲間を大事にし、人とつながることができるようになることに重点を置き、一人一人が主体的に自分の位置を築ける生徒になることをめざし、だれにも居場所がある学校づくりをしています。どうか安心して、学校へ来てください。
     さて、このたびの東日本一帯の大震災では、わたしたちがこれまで体験したことの無いような未曾有の大きな被害を受けました。たくさんの方が亡くなられ、家を失い、未だ、たくさんの方が行方不明となっており、20万もの方々が避難生活を送っておられます。心より亡くなられた皆さんのご冥福をお祈りいたしますとともに、一日も早く復興することをお祈りしたいと思います。
    現地では、被災された皆さんが力をあわせ、ともに支えあい、復興に向けて懸命に立ち向かっておられます。その姿には大変胸を打たれるものがあります。避難所で、被災した中学生が「今生きていることをともに喜び合おう」と大きく紙に書いて貼り出し、意気消沈している大人たちを勇気づけたという報道が私にはとても印象に残っています。また、今、日本のみならず、世界各地からも日本を応援し、たくさんの支援の手が差し伸べられています。その姿には感動すら覚えます。「遠く離れていても、わたしたちの気持ちはあなた方と一緒にいます。」というメッセージは被災された方々を大変元気付けたと思います。わたしたちもそのような思いで、できることをしていきたいと思っています。何ができるかともに考えていきたいと思います。
     人はともに支えあえる人がいるからがんばれるのではないでしょうか。そして、夢があるからがんばれるのではないでしょうか。多くの人と力を合わせれば、どんな困難な状況も必ず突破できると信じています。
    夢は簡単には実現しないかもわかりません。でも、夢に向かってがんばった、挑戦したという事実が、自分自身を成長させてくれます。だから、夢に向かって、みなさんも大いに挑戦してください。
     「桜梅桃李」というすばらしい言葉があります。「桜」はさくら、「梅」はうめ、「桃」はもも、「李」はすももで「桜梅桃李」という四文字熟語です。桜も梅も桃もスモモもそれぞれ違って、それぞれすばらしいという意味です。
     一人一人の違いを認め合うこと。そして、つながること。
    これらは二中が大切にしているものです。
     みなさん一人ひとりが、それぞれの夢に向かって、自分らしさを発揮し、互いの個性を認め合い、みなで力をあわせて、楽しく充実した学校生活を送ってほしいと思います。一日一日を大事にすごせば結果は必ず後からついてきます。あせらず、じっくりと取り組んでいきましょう。
     さて、保護者の皆様、本日はお子様のご入学、おめでとうございます。心からお喜び申し上げます。
    中学校生活は、真の意味での、自分探しの旅、一人立ちの旅の始まりの時期にあたります。多感な時期で、これから、たくさんの葛藤や悩みを抱えることもあるかと思います。これらは大人へと成長するには必要なことでもあります。その時、一律にゴールの時を決めるのではなく、一人ひとりの成長に合わせて「待つ」ということも大変重要になると思います。
     どうか1人で抱え込まず、いつでも気軽に学校に相談してください。皆さんとの信頼関係を大事にし、私たち大人同士がともに手をつなぎ、つながりあうことが大切であると考えます。教職員一同、誠心誠意、お子様の成長のために努めてまいります。どうか、ご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。
     終わりになりましたが、本日は若狭教育推進部理事様、地元選出の市議会議員の方々をはじめ、日頃から地域で大変お世話になっております青少年健全育成団体の皆様方など、多くのご来賓の皆様が、公私ご多用のおりにもかかわりませず、入学式にご臨席賜っております。誠に有り難うございます。心よりお礼を申しあげます。
     第二中学校は長い歴史の中で、地域の皆様に支えていただきなら、育ってきた学校でございます。どうか、今後ともいっそうのご支援を賜りますよう、この場をお借りしてお願い申しあげます。
     さあ、新入生の皆さん、誇りある二中生としての学校生活がはじまります。先生方も全力で応援しますので、自分を信じ、仲間とともに、新しいスタートを切りましょう。
    以上で私の式辞といたします。 
  • <第55回卒業式 式辞> 
       今年の冬は例年に無く寒さが厳しく、酷暑の夏とは打って変わり、日本列島が記録的な大雪に見舞われました。今朝もまるで皆さんの心境を表しているようななごり雪がちらついていましたが、今、春は確実に訪れ、校庭の周りの桜も大きくつぼみを膨らませています。
     いよいよ栄えある箕面市立第二中学校 第55期生、138名のみなさんが輝かしい未来に向かって、巣立つ日がやってまいりました。卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
     今、卒業証書を受け取り、皆さんの心境はいかがなものでしょうか。いよいよ慣れ親しんだ友達や先生と別れ、母校を去るとなると、これまでの楽しかったこと、つらかったこと、苦しかったことなどが思い出され、万感の思いではないでしょうか。   
              卒業は新たな出発です。どうかこれまで本校で学んできたことを自信と誇りにして新しい世界へと大きくはばたいてください。 
     さて、本日は早朝より、箕面市教育会より教育委員の坂口(ひとみ)一美様をはじめ、地元選出の市会議員の皆様、青少年育成団体の皆様、校区小学校長、幼稚園長の皆様など多くのご来賓の方々が、お忙しい中にもかかわらず、卒業生の門出を祝うために駆けつけてくださっています。また、平素から大変お世話になっておりますことを重ねて心より厚くお礼申し上げます。誠にありがとうございます。
     また、保護者の皆様、本日は多数、参列いただき、誠にありがとうございます。そしてお子様のご卒業誠におめでとうございます。これまで、並々ならぬご支援、ご協力賜りまして心よりお礼申し上げます。
     中学生という思春期の真っ只にあり、多感な時期で、時に反抗的で生意気な態度をとったり、口も利かなくなり、何を考えているかわからないというような相談を私も何度も受けました。随分と手を焼かれたこともあったでしょう。しかも変化が激しく、厳しい経済状況にあり、先行き不透明な今の時代にあっての子育ては並大抵のことではないでしょう。いつも遠くから気をもみながら見守り、一人前の人間として成長するよう見えないところでご苦労をされた皆様に心より感謝申し上げます。おかげで、生徒たちは大きく成長しました。本当にお世話になりました。私たちもお子様の自立に向けて、揺るぎない支援に努めて参りました。しかしながら、何かと行き届かなかった点もたたあったかと存じます。大人へと成長していく自立への道のりでは、今後も壁にぶち当たったり、挫折をすることも一度や二度ではないはずです。不安や焦り、葛藤などで揺れたり、もがいたりすることもあるかと思います。どうか、今後ともお子さまを信じ、ご支援いただきますようよろしくお願い申し上げます。
     卒業生の皆さん、どうか決して忘れないでください。みなさんは本当にたくさんの方々に支えられて今があるということを。たくさんの数え切れない愛情を注がれて今、ここにいることを。いつも皆さんのことを気にかけ、励まし、時に厳しくしかり、そして陰で支え、見守ってくださった先生方や地域の方々がいることを。そして多くの人とつながって今ここにあることを。
     皆さんは1年生のときから「絆」を学年目標に、仲間を大事にし、仲間とつながることの大切さを学んできました。そして、皆さんは互いに助け合い、協力し合うことができるすばらしい学年へと成長してきました。そのことは本当に誇るべきことです。
    この中の多くの皆さんが生まれた年である1995年1月17日に阪神大震災が起こりました。そのとき、私たちは「絆」こそ大事にしなければならないということを再認識しました。たくさんの人が被災し、家を放り出され、家族をなくし、希望を失いそうになりました。その人たちに、多くの温かい手が差し伸べられました。そして、そこから、助け合いの輪が広がっていきました。その年は日本の「ボランティア元年」とも言われました。あれから、16年がたち、今、日本には「無縁社会」といわれるような実にさびしい現象が広がっています。人と人とのつながりが断ち切られ、一人ぼっちの若者やお年よりが増え、一人、孤独に死んでいく人が増えています。社会が発展し、高度情報通信技術が発達し、社会が豊かで便利になったにもかかわらず、人々の心は豊かではなく、幸福度調査によると、生きていることを幸せに感じている人の割合は世界の中でも日本はあまり高いほうではありません。いくら冨や名声を手に入れても、共に分かち合える仲間がいなければ幸せとはいえないのではないでしょうか。その人の人生は豊かな人生とはいえないのではないでしょうか。
     人は何のために生きるのか、何のために学ぶのか、この命題をわたしはこれまで何度か皆さんに投げかけてきました。そのことをいつも念頭において学んでほしいと。答えは人それぞれ違うでしょう。それぞれの人生の目標、夢がひとりひとり違うように、答えはひとつではありません。自分の答えは自分で見つけなければなりません。そんな簡単に答えが見つかるものではありません。だれしもがいつも答えを追い求めているものです。
     ノーベル物理学賞を2008年に受賞された益川敏秀教授が「まず、一歩を踏み出すのだ。若者がもつロマンだとか夢だとかはほとんど間違っている、何が間違っているか、何が正しいかはやってみなければ分からない。自分が想像していたものと違っているということに気づくためには、まず第一歩を踏み出さなければ実感することはできない。見ながら知りながら修正して、新しいものを見つけていく。そこにロマンがある」と述べ、これを「ドンキホーテの理論」と名づけておられます。ドンキホーテといってもお店の名まではありませんよ。世界的な名作ですから、ぜひ機会があれば読んでみてください。
     さあ、これから、新しい世界へ一歩を踏み出す皆さん、皆さんには若さと無限の可能性があります。失敗を恐れず、大きな志を持って、冒険の旅に出てほしいと思います。夢に向かって一歩踏み出し、新しいものをたくさん見つけてください。あの坂本竜馬のように。
     こうして皆さんにお話しをするのも最後となりました。皆さんはこれまで、この学校で、誰のが幸せになる権利を持っていること、差別を許さず、互いを尊重し、認め合うこと、仲間と力を合わせ、助け合うことのすばらしさ、ともに生きることの豊かさを学んできました。そして、人は決して一人では生きられないのだから、たくさんの人とつながることが大事であるということを学んできたはずです。そして、たくさんの人と出会い、様々な体験を通して、困難な課題でもみなで力を合わせればきっと解決できるということを学んできたはずです。皆さんには多くの人とつながり、「無縁社会」ではなく「絆社会」を築いてほしいと願っています。
     どうかこの二中で学んだことを自信と誇りにして大きく羽ばたいてください。みなさんは、二中のよき伝統を作ってくれました。後輩たちの良きモデルとなってくれました。そのことに感謝します。本当にありがとう。それでは皆さんの前途に幸多かれと祈念いたしまして、私の式辞とさせていただきます。
  • <2月朝礼挨拶>
  • おはようございます。今年度最後の朝礼となりました。いよいよ3年生の皆さんと、こうして全学年がそろって集まるのも最後となりました。立春が過ぎ、暦の上では春ですが、1年中で一番寒いのが2月です。2月は如月といって、着物を何枚も重ねて着るから「如月」という説もあります。

  •               何のために高校へ行くのか 
  • さて、3年生は先週の2月10,11日に私立高校の入学試験が終わり、3年生の皆さんはよく奮闘し、全員が合格し、すばらしい結果を出しています。4分の1ほどの人が専願で進路が確定しており、ほっとしていることでしょう。
     今日は、49名の人が公立高校の前期入試の願書を出し、来週受験をします。その結果次第で、後期試験を受ける人もいるでしょう。ちょうど1ヶ月後の3月16日に公立後期入試を受けることになっています。
     進路が決まった人と、これから受験をする人と教室は入り混じって居る中で、今、クラスはどのような状態でしょうか?
     受験が終わった人は、これから受験をする人ががんばれるようにするにはどうすればいいかなと配慮ができているでしょうか?応援したり、支えたり、励ましたり、そんなことが当たり前にできるのが本当の仲間ではないでしょうか?そんな雰囲気のできるクラスがすばらしいクラスだと思います。これまで培ってきた仲間の真価が問われるのが今だと思います。
     1,2年生の皆さんも高校入試のシステムを学び、シミュレーションをしたりして進路の学習をし、3年生になったらどのように進路選択をするのかを学び、進路への心構えをもつことができたのではないでしょうか?しかし、そこでしっかり考えほしいのは、何のために高校へ行くのか、何のために学ぶのかということです。そのことが大事です。高校へ入ることが目的ではありません。学ぶことの目的は点数を上げることではありません。テストで100点取ることが目的ではありません。点数はあくまで目安であって、それが目的ではありません。つい勉強していると、そのことにとらわれてしまい、本当は何のために学ぶのか見失ってしまわないようにしましょう。
    学ぶことは、自己実現のためであり、夢を実現するためであり、真実を知ることも目的のひとつでしょう。世の中を知り、自然を知り、自分を知ること、人生や生き方を学ぶことも目的であり、そして学んだことを将来に活かすこと等々、目的は人によって様々だと思います。高校に入ることだけを目的にすると、入って目的を失い、やめてしまう人もいます。もったいないことです。なぜ学ぶのか、いつもそのことを念頭において、しっかり考え、学んでいってほしいと思います。
                    
  •            「二中で学べて良かった」
  • ところで、先日、私立入試の前に面接練習を行いました。わたしが試験官となり、校長室で面接練習を行いました。3年生のみなさんは実に堂々と立派な態度でしっかりとできていました。全員に志望理由を聞きましたが、しっかり考えて答えていました。また、二中のことをどう思いますかという質問をしたところ、二中は先生方がとても熱心に教えてくれたり、生徒のことを考えてくれ、また生徒同士もお互いのことを思いやることができ、行事のときはクラスが一致団結して盛り上がり、けじめがある学校で、二中で学ぶことが出来てよかった、自分が変わることができたなど、後輩にも二中のすばらしいところを引き継いでほしいというようなことを語ってくれる人が多く、とてもうれしく思いました。
     最後に、今日の朝礼にふさわしい、とっておきの吉野源三郎さんの詩を紹介して、わたしの話を終わりにします。
     
                   いつの日かきっと                                                                                                                                                                                 
      だれもが力いっぱいに
      のびのびと生きてゆける世の中
      だれもかれも「生きてきてよかった」
      と思えるような世の中
      自分を大事にすることが
      同時に人を大事にすることになる世の中
      そういう世の中をこさえる仕事が
      きみたちのゆくてに待っている
      大きな仕事
      生きがいのある仕事
                                
    <3学期始業式挨拶> 
                2011年の幕開けです
     新年あけましておめでとうございます。2011年の幕開けです。新しい年を迎え、気分もすがすがしくなりますね。また、新しい気持ちでスタートしましょう。
    皆さんはどんな気持ちで新年を迎えましたか?年頭に当たり、新しい決意や新年の抱負を抱いたことだと思います。
  •                  大きな志を
  • 終業式に皆さんに私が話したことを覚えてくれていますか?「あなたが世界を変える日」という本の紹介をし、国連で世界の首脳たちを前に行った12歳の少女の伝説のスピーチのことをお話しましたね。私は若い皆さんにはそのような大きな志を持ってほしいと思ってそのお話をしました。ひとりの力は大きいのです。世界を変えることだってできる。無限の可能性がある。 若い世代の皆さんには大きな夢や目標を持ってこれからの時代を作っていってほしいと思います。
                  
  •              心温まる話
  •  
     さて、この冬休み中に2つの心温まる話をニュースで聞きました。この年末年始、記録的大雪で島根・鳥取を結ぶ国道でたくさんの車が立ち往生し、車の中で新年を迎えた人たちがたくさんいました。そこで、きっと困っておられるだろうと思って、200台の車にコンビニのおにぎりが無料で配られたり、地元の人たちが炊き出しのおにぎりを配ったりして、たくさんの人が助かり、大喜びされたとのことです。
     もう一つは、児童養護施設にタイガーマスクと名乗り、匿名でランドセルを送る人がいて、それがどんどん増え、一つの運動として日本中に広がっているというニュースです。そんな話を聞くと、うれしいですね。困ったときに手を差し伸べられる。困ったときはお互い様、そんなあたたかい気持ちの人たちがいる社会だと安心ですね。このような温かい気持ちの輪が広がっていくと、誰もが安心してすごすことができるすばらしい社会ができるのではないでしょうか。わたしたちもできることを広げていきましょう。

     阪神大震災から1月17日で16年がたちます。3年生の皆さんがちょうど産まれる前の年になります。被災者のためにたくさんの方が自主的に救済活動に立ち上がり、日本のボランティア元年といわれました。その後、様々な天災が起こり、そのときに助けてもらった人が今度は助ける側になって、救済に行ったという話しをたくさん聞きました。自分がその立場に立ってはじめて気づくことがたくさんあります。
    今日、配布した「ほけんだより」に地震にあった場合の重要なポイントが載っています。ぜひ家族の人と一緒に見て話し合ってください。

                 それぞれのゴールをめざして
  •  
     さあ、3学期です。3年生はあと卒業までに登校する日は43日です。それぞれのゴールをめざし、悔いの無いよう一日一日を大事に仲間とともにがんばってください。自分だけがゴールしたら終わりではなく、仲間みんなとそれぞれのゴールをめざしてほしい。全員がゴールできるまで、ともに励ましあってたがんばってほしい。それがほんとの仲間。
     1,2年生の皆さんも、3学期はまとめの学期であり、次の学年につなぐ大事な学期でもあります。仲間とともに一日一日を大事に、充実した学校生活を築いていきましょう。

  • <2学期終業式挨拶>
  •             2学期を振り返って
  • おはようございます。今日で2学期が終了し、2010年もあと1週間で終わります。2学期はもっとも大きな行事や活動が多い学期で、皆さんにとっても、いろんなことを学んで大きく成長できた学期ではなかったかと思います。    
     みんな大変よくがんばったと思います。毎日の授業やクラブ活動、学校生活のいろんな場面で何事にも前向きに一生懸命取り組む姿が見られました。行事ではみなで力を合わせ、仲間を大事にできるすばらしいところが見られました。
     二中では班で活動したり学びあったりすることをとおして、そこで互いの理解を深め、助け合ったり、いじめや一人ぼっちをなくし、さまざまな問題を解決したり、協力できる仲間づくりをし、ともに成長できることを目指していますが、そのような毎日の積み重ねで学校生活が楽しく豊かで充実したものになっていることと思います。しかし、まだまだすべてがうまくいっているわけではなく、課題があります。でも問題があれば、それを放っておかず、問題を出し、みなでとりくめば必ず解決できます。一番いけないのは、あきらめてしまい、問題を抱えてしまったり見過ごしてしまうことです。すべての人が毎日楽しく学校へ来れるように今後ともみなでもっともっとよい学校にしていきましょう。
  •            3年生代表のスピーチ 
  • 今日は3年生の2人に代表でスピーチをしてもらいます。3年生では、進路学習で、自己アピール文にとりくみました。自分のことや自分の夢、今の気持ちなどを1分でまとめました。高校入試や就職試験では面接があり、そこでしっかり自己アピールできることが重要です。自分のよいところをちゃんと訴えられること、自信を持って自分を打ち出せること、それは生きていくうえでもとても大切なことです。先日の学年集会で各クラスの代表がスピーチしたのですが、仲間の発表をしっかり聞け、励ますことができるすばらしい学年の雰囲気を感じ、絆という学年目標にしっかり仲間づくりができているようで、とてもうれしく思いしました。
     3年生はこれから正念場、それぞれの目標に向かってしっかりがんばってください。今がんばることがこれから生きていくうえで大きな力になります。
  •              「あなたが世界を変える日」
  • さて、今年1年を振り返り、社会でもいろんなできごとがありました。みなさんはどんなことが印象的でしたか?
    世界や日本で様々な事件が起こり、人間不信に陥ったり、社会に嫌気をさすようなニュースが多いですが、元気づけてくれたり、勇気付けられるようなニュースや出来事もあります。 実は今年はあまり知られていませんが、「国際生物多様性年」でした。名古屋でCOP10が開催され、日本は議長国でした。今、わたしたちの住む地球環境は危機的状況にあり、環境を維持するためにわたしたちができることをいくつか提案されています。そのことを今から18年前に訴えた一人の少女がいました。
     この冬休み、おすすめの一冊の本を紹介します。
    「あなたが世界を変える日」・・・12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ」【セバン・スズキ著】
     1992年6月。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロで環境と開発に関する国連会議(環境サミット)に集まった世界の指導者たち3万人を前に、12歳の日系カナダ人少女、セヴァン・スズキがわずか6分ですがスピーチをする機会をえました。それが人々の感動を呼び、世界中で話題になりました。知っている人もいるかも分かりません。彼女はどうしても大人たちに訴えたいと仲間とともに立ち上がりました。会議の結果によってもっとも利益をうける、または苦しむ結果になるのは私たち子どもたち!なのに、この会議には若者の代表がだれもいないことを知り、友人と話し合い、子どもたちの代表としてブラジルに行き、会議に参加するべきだと考えました。はじめは相手にされなかったのですが、その熱意がまわりの大人たちを付き動かし、ブラジルまでの旅費をカンパや物を売ったりして稼いで創り、ブラジルにたどり着き、やっと最後の日になってユニセフ議長がサミット議長に「子どもたちを全体会でスピーチさせるべきだ」と説得してくれ、6分間だけスピーチが許されました。
     一部その内容を紹介します。
     「こんにちは、セヴァン・スズキです。エコを代表してお話しします。エコというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼーション)の略です。カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。あなたたち大人のみなさんにも、ぜひ生き方を変えていただくようお願いするために、自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をしてきました。
     今日の私の話には、ウラもオモテもありません。なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけがちがうんですから。
     私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。
     私の世代には、夢があります。いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?あなたたちは、私ぐらいの歳のときに、そんなことを心配したことがありますか。
     こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。まだ子どもの私には、この危機を救うのになにをしたらいいのかはっきりわかりません。でも、あなたたち大人にも知ってほしいんです。あなたたちもよい解決法なんてもっていないっていうことを。オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう
     死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
     どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。
     私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。そうです50億以上の人間からなる大家族。いいえ、じつは3千万種類の生物からなる大家族です。国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてようとしても、このことは変えようがありません。私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。私は怒っています。でも、自分を見失ってはいません。私はこわい。でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私はおそれません。
     私の国でのむだづかいはたいへんなものです。買っては捨て、また買っては捨てています。それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富をわかちあおうとはしません。物がありあまっているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手ばなすのがこわいんです。
     カナダの私たちは十分な食べものと水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。時計、自転車、コンピューター、テレビ、私たちの持っているものを数えあげたら何日もかかることでしょう。
     2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう言いました。
     「ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べものと、着るものと、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。」
     家もなにもないひとりの子どもが、わかちあうことを考えているというのに、すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。
     これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じぐらいの歳だということが、私の頭をはなれません。どこに生れついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。私がリオの貧民街に住む子どものひとりだったかもしれないんです。ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、インドで物乞いをしていたかもしれないんです。
     もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。私はまだ子どもだけどそのことを知っています。」
     というように大人たちに向かってスピーチを続けました。この様子はネットでも動画で見られます。機会があれば見てください。
    この本はきっと、皆さんに自分の可能性ややるべきことを考えさせてくれます。そして、これから生きていくうえで何が大切で、何を大事に考え、どう生きていくのがすばらしいのかなどたくさんのヒントと勇気と力を与えてくれるでしょう。
     では、みなさん、この冬休み、有意義に過ごし、また来年、ここで再会しましょう。よいお年を。

  • <11月朝礼挨拶>
  • 朝晩めっきり冷え込み、箕面の山々の紅葉が美しい季節になりました。すでに校庭の周囲の桜などは落葉が始まっております。この紅葉、落葉といったメカニズムについて調べると、実に興味深いことがわかります。なぜ、秋になると紅葉するのか、そして落葉するのか、ここで説明することはできませんが、自然の知恵というか、神秘には本当に驚かされます。まだ、解明されていないこともたくさんあるそうです。冬の間葉を落として、また、春になると葉をつけ、美しい花を咲かせる木々たちの静かな営みについて、ぜひ、みなさんも興味を持って調べてみてください。

     さて、先日の14日の日曜日に、箕面・世界アカデミー賞授賞式があり、メープルホールの大ホールいっぱいのお客さんの前で、本校の図書委員のメンバーが司会進行役を立派に務めてくれました。二中生がしっかりやってくれる姿は大変誇らしく、とてもうれしく思いました。

     また、13日には市内の中学生弁論大会がありました。二中からも3人が出場しました。ここでもしっかりと自分の体験や考えを発表していました。出場した人はとてもよい経験になったと思います。自分の言いたいことを5分でまとめてみんなの前でスピーチをするのです。28人もの人がスピーチしてくれたのですが、一人一人とてもよく考えていて、自分の体験や考えを堂々と発表し、それぞれ個性が光っていてとても興味深かったです。また、ぜひみなさんも挑戦してください。

            「この世に理由無き命など無い」
  • 弁論大会の中でも印象に残っているのは、自分の体験から命について考えたことを語ってくれた人の弁論です。その人は引っ込み思案な性格で、小学5,6年のころ、クラスになじめず、仲間に入れず、学校がちっとも楽しくなく、いっそ死んでしまいたいと思っていたのですが、あるとき書物の中で「この世に理由無き命など無い」という名言に出会い、この言葉に彼は救われたというのです。そしてそれからはみんなともうまくいくようになったそうです。
     ところが中学になって、またみんなからちょっかいを出されるというようないじめに合い、もう我慢できないと思い、親に相談し、担任の先生と話し合い、みなの前で自分の気持ちを訴えたらどうかといわれ、怖かったけど、言ってしまえばしまいだと思い、思い切って学年集会で訴えることにしたのです。そうしたら、それまで彼にちょっかいを出していたみんなが誤ってくれ、みんなも彼のことをわかってくれ、それからはいじめられるようなことも無くなり、今では生きていてよかったと思えるような楽しい毎日を送ることができているということです。
  • 彼が言いたかったのは、勇気を出して訴えてよかったということと、「この世に存在するすべての命には理由があって、無駄な命など無い」ということだと思います。そして、やはり勇気を出して言えば必ず分かってくれる仲間がいるということだと思います。今回、よく、自分のつらかった体験をみんなの前で話してくれたなと出場してくれた人に感謝しています。
     
    皆さんの中にも、うまくいかず、悩んでいたり、逃げ出したいと思っている人がいるのではないでしょうか。皆さんにこの話を伝えて、少しでもこの話を参考にしてもらえたらと思い、今日は紹介をしました。 

       
    <2学期始業式挨拶>
  •      一段と成長したみんなに再会!

  • みなさん、おはようございます。夏休みはいかがでしたか?今年は記録的な猛暑日が続き、ニュースでは熱中症で倒れる人が何人も出たということで、皆さんが元気に夏休みを過ごすことができたかどうか非常に心配をしていました。

     しかし、今日、皆さんの一回りのふた回りも大きく成長した元気な姿を見ると、みなさんが元気に充実した夏休みを過ごすことができた様子で、大変うれしく思います。

     わたしも、この夏休み中、みなさんのがんばっている様子を見たいと思い、できるだけ試合やコンクールの応援、様々なイベントなどに行きました。皆さんが一生懸命最後まであきらめずにがんばる姿をみて大変感動しました。これらの経験は皆さんのこれからの一生に大きな影響を及ぼすものだと思います。最後までがんばりぬいたこと、自分の限界に挑戦したこと、仲間といっしょに乗り越えたこと、仲間との絆、チームワークなどは人生の宝物です。

     みんなで一つになって成功させよう、文化祭・体育祭!

  • さて、二学期は大きな行事が目白押しです。こうした行事を通して、これまで培った力を発揮し、また仲間との絆をいっそう深めてほしいと思います。意見の違いを乗り越え、みんなで協力して一つになって作り上げることの楽しさ、すばらしさを皆さんに知って欲しいと思います。みんなにとって思い出に残るいい行事にしていきましょう。

  • 二中の文化祭や体育祭は地域とともに創り上げる行事として、これまで地域の皆さんからたくさんの参加や応援をいただき、大変すばらしい行事となっております。そして、二中生の一生懸命とりくむ姿をお家の方や地域の皆さん方にも見てもらい、多くの方からお褒めのことばをいただいております。今年も、ぜひみなで楽しみ、盛り上げて成功させましょう。

         工事の方々に感謝の気持ちと挨拶を忘れずに

  • 学校の方は、この夏休み中、文字通り不眠不休で校舎の大規模改修工事が行われました。2学期に間に合わそうと急ピッチで進められ、120人もの職人さんたちが連日の猛暑の中で一生懸命がんばってくださり、北館と体育館の工事がほぼ終わりました。

     皆さんよく協力してくれました。工事関係者の方に、二中生はよくマナーを守り、挨拶もよくしてくれますと言われ、大変うれしかったです。みんなで感謝の気持ちをもって、大事に使っていきましょう。それががんばっていただいた職人の皆さんに対する恩返しになると思います。そして、2学期もたくさんの工事の方が来られます。感謝の気持ちを忘れず、気持ちよく挨拶を交わしてほしいと思います。

     

     <8月5日 平和登校日挨拶より>

     「広島原爆の日」を知らない?!                             

     明日は1945年、65年前の8月6日朝8時15分に、広島市に世界ではじめてアメリカが原子爆弾を落とし、14万人の広島市民が一瞬のうちになくなった「原爆の日」です。その後も原爆症で苦しみながら死んでいった人たちの数が23万人とも言われ、今も原爆症で毎年なくなられています。そして8月9日午前11時2分に長崎に原爆投下、24万人の市民のうち7万以上が死亡したといわれています。また、沖縄では米軍が上陸し、住民虐殺が行われるというようなむごい地上戦が繰り広げられ、10万人以上の県民が命を落とし、こうした多くの犠牲のもと、8月15日に日本は降伏し、終戦を迎えたという歴史的事実があります。
      しかし、この事実を知っている若者が実はすごく少ないということを最近ニュースで報道していました。広島や長崎の大学生でさえ知らない人が半数以上いるというショッキングなことを聞きました。
      本校では毎年この時期に平和登校をし、みなで戦争について知り、考えたり、アピールを行ったりして平和に向けての取り組みを継続して行っています。戦争の悲惨さを知り、平和の大切さを忘れないために。そして、二度と同じ過ちを人類が起こさないように、戦争の実相を学び、語り継ぎ、みなで平和を守る思いを強くしていこうということで取り組んでいます。小学校でもみなさんは平和について学んできました。
     

             「今もし戦争が起こったらあなたは?」                         

     最近のテレビ番組で、小学6年生にインタビューし、「今もし戦争が起こったらあなたは戦争に行きますか」との質問に、『行く』と半数ぐらいが答えていました。これも私はショックでした。

       

         特攻隊の生き残りとして最期まで苦悩した義父                           

     戦争末期には「神風特攻隊」といって、捨て身で飛行機ごと敵に突っ込んでいき、幾人もが大切な若い命を投げ出しました。私の義父も特攻隊員に志願し、鹿児島で特攻隊員を送り出す役をし、最後は自分も死ぬつもりでいたのですが、戦争が終わって生き残り、戦後、無事帰ってきたものの、多くの仲間を失い、自分だけが生き残ったことに対して平和な時代となっても、最期まで悩み苦しんでいました。彼も戦争の犠牲者だと思います。

            ドキュメンタリー映画「ひめゆり」                                                

     さて、本日は「ひめゆり」というドキュメンタリー映画を見ます。みなさんも知っていると思いますが、沖縄戦は太平洋戦争の末期も末期、1945年、4月に米軍が上陸し、3ヶ月間日本で唯一激しい地上戦が繰り広げられ、一般の県民約10万人以上もの命が奪われました。4人に一人が遺族といわれるほど沖縄では犠牲者が出ました。女学生たちも戦場に駆り出され、傷ついた兵士の看護に当たったりしたのですが、そのひとつの舞台で生き残った人たちの貴重な証言が今日見る映画で聞けると思います。 

         二度とこのような戦争をしないためには   

     今日の映画は決して明るい映画ではありません。面白おかしい場面も無いと思います。でも、最後まで目をそらさずしっかり見てほしいと思います。そして沖縄戦についての実相について学んで、平和の尊さに感謝し、そしてなぜ、このような戦争をしたのか、二度とこのような戦争をしないためにはどうしたらいいか、みなで考え、自分たちにできることをとりくんでいきたいと思います。

  •                                                               <1学期終業式挨拶より>                                                                                                                                                                                    「           失敗と書いて成長と読む。」                                                                                                                                                                                     みなさん、おはようございます。長かった梅雨も開け、いよいよ本格的な夏の到来です。今日も朝から猛暑の中で、体育館が工事のため、屋外での終業式となりました。1学期が今日で終わり、いよいよ夏休み。今年から夏休みが短縮されたと言えども、40日間の長い休みに入ります。
      皆さん、1学期はどうでしたか?思い返せばたくさんいろんなことがありましたね。
     1年生は中学生になり、部活動にも参加し、大きく生活が変わりました。
     2,3年生は修学旅行や宿泊行事などの大きな行事がありましたが、しっかりとりくむことができ、それぞれのがんばりや成長した姿が見られました。
     学校で学ぶことは教科の授業だけではありません。いろんな人と出会い、お互いのことがわかりあい、ぶつかり、仲良くなったり、けんかしたり、意見を出し合い協力したりして、自分というものをわかり、作り上げていくことができるものです。
     部活動などにおいては、切磋琢磨して精神力を養ったりチームワークを学んだりします。人として生きていく力をつけていくのも学校の大事な役割です。   
     良かったこと、悪かったこと、楽しかったこと、いやだったこと、ためになったこと、迷惑をかけたこと、しかられたこと、注意されたこと、失敗したこと、間違ったり、悩んだり、落ち込んだり、あきらめかけたこともあったのではないでしょうか。「失敗と書いて成長と読む。」失敗して、どうして失敗したか考え悩む。正解はひとつではない。100人いれば100の考え方がある。違いを認め合い、いろんな人と力を合わせることで大きな力が発揮できることを学んでほしいと思います。そのひとつが2学期には体育祭や文化祭など待っています。自分がまた一段と成長する機会です。

    「意識が変われば習慣が変わる。習慣が変われば行動が変わる。行動が変われば運命が変わる」                                      

     みなさんにこの夏休みを有意義に過ごしてもらうために、今日はある有名な言葉を贈ります。「意識が変われば習慣が変わる。習慣が変われば行動が変わる。行動が変われば運命が変わる」これは野球の松井秀樹選手の高校時代の監督が言った言葉です。自分の意識の持ち方が大きく左右するということです。
     どうかみなさん、夏休みを有意義に過ごしてください。二学期にまた、大きく成長した皆さんと再会できることを楽しみにしています。
     

           工事の方々に感謝の気持ちと挨拶を忘れずに
     

      校舎の改修工事の方が二中生のことをほめてくださいました。挨拶をしたり、中には「がんばってください」と声をかけてくれた人もいるそうです。暑い中できつい仕事をして、一生懸命学校をよくしようとがんばってくださっています。工事に携わっていただく皆さんに持ちよく働いてもらうためにも感謝の気持ちを忘れず、挨拶をお願いします。

        
                                                                  <6月朝礼挨拶より>                                                            サッカーワールドカップ南アフリカ大会への思い                                                                

     梅雨に入り、じめじめと蒸し暑く、その上、校舎改修工事の騒音で不快指数が非常に高く、みなさんのイライラが続いているのではないかと思いますが、今日はそんな気分を吹き飛ばすいい話題はないものかと考え、現在南アフリカでサッカーワールドカップが開催されており、とても盛り上がっているので、そのことを皆さんにお話したいと思います。
     アフリカで初めて開催される記念すべき大会で、大会スローガンも「アフリカ人であることを祝おう」というもので、内戦、飢餓、人種隔離政策の歴史、経済格差、貧困、文化の違いなど、いくつもの壁を乗り越えての開催ということでとても感慨深いものがあります。

  •                                                                       サミュエル・エトオというカメルーンの選手について                                                          

     一昨日の日本とカメルーン戦の試合を見た人もたくさんいると思いますが、わたしはその中でもサミュエル・エトオというカメルーンの選手について注目をしていました。日本とカメルーン戦の前日に彼のドキュメンタリー番組をNHKで報道していましたので見た人いますか?                                                     エトオは、今はイタリアのセリエA・インテルに所属して、世界的に活躍しています。16歳のときにスペインのレアルマドリードというチームに入り、そこで大変差別を受けたそうです。応援席からひどい言葉を浴びせられ、彼もそんな中で試合を投げ出して帰ろうとしたこともあったそうですが、仲間から「帰ったら負けや、お前が堂々とここで戦い、得点をすることで差別に打ち勝つのだ。」と励まされ、その言葉に勇気づけられ、そんな仲間の存在があったからこそ差別に負けずに戦うことができ、夢をあきらめずがんばれたというエピソードにわたしは大変感銘を受けました。その後、変遷を経てバルセロナに移籍し、世界最年少でフランスワールドカップに出場し活躍し、多額の年俸をもらえるようになり、彼はその中から毎年8000万円を祖国カメルーンに寄付をし、サッカー少年の夢を育てたいとサッカースクールを設立し、その上少年たちには学校へも通うよう経済的支援をしているとういうことです。これにもわたしは大変感銘を受けました。 

                                                                                                             テーマソング「Wavin' Flag(ウェイヴィン・フラッグ)」                                                                            

     もう一つ、注目しているのは、2010FIFAワールドカップ・南アフリカ大会の公式テーマソング「Wavin' Flag(ウェイヴィン・フラッグ)」です。歌うのはソマリア出身でカナダのトロントを拠点に活動するラッパー、K'naan(ケイナーン)。2010年のFIFAワールドカップは南アフリカでの開催されるため、同じアフリカ大陸出身でソマリアの内戦を経験し、平和を願うメッセージをラップを通して発信しているケイナーンが抜擢されたと思われています。その詩がすばらしく感動的なので紹介をします。  

                                                                

                         大人になったら  
                         自由を掲げるんだ
                       風になびく旗のように                            

                       大人になったら 強くなって 
                          自由を掲げるんだ 
                       行ったり来たりを繰り返す
                       風になびく旗のように                         

                      ローマ帝国よりもしたたかな王の元に生まれ
                      暴力や貧困をよぎなくされる世界でも
                      それこそが俺の故郷で、俺はそれしか知らない       
                      路地をさまよいながら俺は育ったけれど
                     暗闇から抜けだして遥か遠くまでやってきた
                     過酷な生活の中にある荒みきった路地から学んだのさ
                     敗北や降伏に屈してまで、それに応じることはないのだと

  •  

    だからこそ俺たちはもがき 
    生きるために戦っている
    いつの日か訪れるだろう自由を
    その運命の日を心待ちにしている
    それも遠くない未来だと 
    俺たちは声をそろえて言うだろう

     

    多くの戦争と、収めた勝利
    掲げられた約束と、残されたままの貧困
    奴らがこう言うのを聞いたんだ 
    愛こそが道を示し、愛こそが答えをもたらすと
    その言葉の裏側は、奴らの愛を信じるだけ信じ込ませて 
    奴らのために戦った俺たちは
    奴らの争いのためだけに使われて裏切られるんだ
    俺たちを支配しようたってそうはさせない
    バッファロー・ソルジャーのように 
    俺たちも突き進んでいくのだから

     

                  Oh oh oh oh
                  そしたらみんなが この歌を歌うんだ
                  Oh oh oh oh
                  そしたら君と俺が この歌を歌うんだ
                  Oh oh oh oh
                  そしたら俺たちで この歌を歌うんだ

      こんなテーマソングが歌われるワールドカップです。勝敗だけでなく、こんなところに注目をすると少し見る目が違ってくるのではないでしょうか?また、応援に使われているアフリカの民族楽器である「ブブゼラ」がうるさいとの抗議がたくさん寄せられたそうですが、屈せず、これがアフリカだと見解を出した大会本部の姿勢もすばらしいと思いました。「アフリカ人であることに誇りを持とう」本当にすばらしいテーマだと思います。

      さて、工事では皆さんに大変迷惑をかけていますが、わたしたちもワールドカップの熱い精神に負けないようこの地でがんばりましょう。また7月からは体育館使用の部活やハンドボール部の皆さんには外で活動するなど大変不便をかけますが、みなさん安全に気をつけてよろしくお願いします。

                                                                         <5月朝礼の話より>                            

     新学期がスタートし、1ヶ月と10日たちました。みなさんは新しい生活に慣れましたか?
     はじめの緊張が途切れ、疲れが出たり、気持ちが緩んだりするころだと思いますが、みなさんいかがでしょうか?                                       今日からテスト一週間前です。大きな行事が終わり、行事で楽しんだ後はしっかり気持ちを切り替えて勉強に打ち込むというメリハリが大事だとと思います。                               「いちゃりば兄弟」(出会えばみな兄弟)                        3年生はこの間、沖縄修学旅行に行き、わたしも同行しました。全員参加でき、とてもよかったです。さすが3年生!!いろんな場面でけじめある行動がとれ、みんなの思いやりややさしさが感じられ、現地の人にも褒められとてもうれしく思いました。
     沖縄の歴史や現在の基地の現実や戦争の爪あとなどをしっかりと学び、沖縄の人たちの温かい人情にも触れ、また仲間との絆を深めて帰ってきました。平和登校日のときに発表してくれる予定とのことですので楽しみにしてください。               これは沖縄の方言ですが、わたしはとても印象に残りました。すばらしい言葉だと思いました。沖縄の人情や精神をよく表していると思いました。沖縄には今の時代、わたしたちが忘れてしまっているような大事な学ぶべき精神がたくさんありました。
    「温かさ 求めて いつも通ってる」                            2年生の文化委員会のとりくみで、「二中」をテーマにした標語が昇降口のところに貼ってあるのですが、みなさん気づきましたか?2年生もやってくれましたね。わたしはとてもうれしく思いました。
    「二中はね みんな仲良し 楽しいな」
    「二中生 みんながみんな 仲がいい」
    「箕面二中 挨拶運動がよくできる」                               
    「二中には優しい人がいっぱいです」                          「二中には 楽しいことがありすぎる」                           どんなことか聞いてみたいですね。
    「温かさ 求めて いつも通ってる」                            というのはどうでしょう?みんな学校へ来て冷たくされたら誰でも来たくなくなるものですよね。
    本当にすべての人が安心して生活を送ってほしいなといつも思っています。そうであってほしいと願っています。
                                                                「弱いところでつながっていく」                        今、クラスはどうでしょうか?新しく出会った友達とも、少しずつ知り合い、互いに違いが分かり、仲間として認め合うことができていますか? 自分たちだけが楽しく、あるいは自分たちだけが仲良しではほんとによいクラスとはいえないでしょう。誰かがはみごにされたり、無視されたり、馬鹿にされたり、いやがらせをされたリ、誰かの憂さ晴らしのはけ口になったりして、一部の人がつらい思いやいやな思いをしている人がいる状態では、いいクラスとはいえないでしょう。いじめは連鎖します。今は自分がいじめられていなくても自分の番が回ってくることがあるでしょう。人事ではなく、自分のこととして考え、いじめや人権侵害を許さないクラスを作ってほしい。誰もが安心して過ごせるクラスや学校にしていって欲しい。 一人一人がみんな認め合えるクラス、クラブや仲間づくりをしてほしいです。 


    今日は「弱いところでつながっていく」という文章を読んでみます。

    菜の花は
    自分では動けないから
    ハチに蜜を運んでもらっている

    ハチは
    自分では蜜をつくれないから
    菜の花に蜜をつくってもらっている

    わたしは
    計算が弱いから
    お兄ちゃんによく教えてもらっている

    お兄ちゃんは
    服のセンスが悪いから
    わたしによく服の相談をする

    子どもは知らないことが多いから
    大人からいろんな知識を学ぶ

    わたしたちはみんな
    弱いところがあるから
    その弱いところで
    ちがうだれかとつながっていける

    走れない魚も
    海があれば
    行きたいところに泳いでいける
    魚が動けないわけじゃない

    泳げない獣も
    陸があれば
    行きたいところに走っていける
    獣が動けないわけじゃない

    それぞれに
    必要な環境が
    違っているだけのこと

    それぞれが
    自由になれる環境を
    そこにつくっていけるかどうか

    駅にエレベーターがあれば
    車椅子でも
    行きたいところに電車でいける

    わたしたちはみんな
    弱いところがあるから
    その弱いところで
    ちがうだれかとつながっていける

     これは学校の図書館にもあります「人権の絵本 ちがいをゆたかさに」という本の中の一節です。わたしはこれはすばらしいなと思いました。 みなさんもぜひ考えてみてください。みんなの中にはいろんな立場の人がいます。それを補い合って、はじめてつながることができる。自分と違うからといって付き合わないのではなく、違うものを持っている人からいっぱい教えられることがあるし、ちがうものを持っている人と付き合うと自分が豊かになると思います。
                                          化学物質過敏症について                            

  •  さて、この学校には化学物質過敏症の人がいます。今の社会では、科学技術が発展して、わたしたちの身の回りに化学物質が氾濫しています。
     化学物質は目に見えないので分かりにくいのですが、家庭の中でもいっぱいあります。いまや、天然素材、自然のものを探すのが難しいくらい、実にたくさんの製品に使われています。接着剤、塗料、殺虫剤や、農薬、合成洗剤、芳香剤、化粧品、食品添加物、家具や衣類、ワックスなど、ふんだんに化学物質が使われ、中でも有機リン系、ホルムアルデヒドなどが怖いといわれています。敏感な人はそれらに体が拒否反応をして苦しむことになります。それぞれ人によって症状は程度があって、目がかすんだり、鼻が詰まったり、息苦しくなったり、湿疹、関節の痛み、頭痛、貧血など、様々です。  重症の人は起き上がず仕事ができなかったり、学校へ行けない人もいるようです。できるだけ化学物質を避けて日常生活に息苦しさを感じながらも生活されているという状況です。                                                化学物質過敏症は自然が豊かだった昔はなかった現代病として、少しずつ増え続け、認知されてきて、「環境病」といわれています。今はまだ少ないので周りの理解が少なく、社会全体で配慮することが遅れて苦しんでおられる方が多いようです。年々増え続けており、誰でも発症する可能性があるといわれています。
     防ぐためには換気が一番で、だれにとってもこれは同じことです。新鮮で安全な空気を吸わなければ誰でも気分が悪くなる。皆さんに一番気をつけてほしいのは換気です。
     ただ、そのために他の皆さんがしんどい思いをすることがないように気をつけます。換気が必要といっても寒いときは窓を閉めたり、換気に気をつけながらエアコンを入れたりすることは大丈夫です。国の基準も厳しくなり、これから建築する場合は24時間換気が義務付けられています。すべての教室に換気扇が設置されます。みんなにとって安全で安心できる環境作りをし、みんなの健康を守ることがわたしの責任ですから、みなさんに理解と協力をお願いします。                               
    「南館 今後は見えぬ この景色」                    これも2年生の文化委員会の標語にありました。もう聞いている人も多いと思いますが、6月15日よりいよいよ工事が始まります。耐震化、エコ化、バリアフリー化、そして古くガタがきているところを大改修をして、環境面にも配慮した安全で安心な校舎に生まれ変わりますので、少し不便をかけますが、辛抱してください。南館もつぶし、段差を解消し、無駄がなくコンパクトにまとめようとしています。 一番にみんなが安全で、健康で過ごせるようにみんなを守る責任が私にはありますので、業者としっかり話し合い、誰にとってもより安全で快適な学校を作っていきたいと思っています。みなさんも協力してください。  



  •  新しい仲間を迎え、2010年度がスタート

    <始業式の挨拶より>

     今日、新入生140名の仲間を迎え、また、10名の新しい教職員を迎え、2010年度がスタートしました。
    先ほどの入学式では、新入生が「誓いのことば」を聞き、未知の世界である中学校生活への期待と意気込みを確かに感じました。でも、きっと不安も入り混じっていることでしょう。
     私は二中はとてもいい学校だと思います。二中生のよいところは、とても前向きで、行事などに一生懸命取り組むことができ、仲間を大事にできるところです。そしてとても毎日楽しく充実した学校生活をすごしている人が多いので、どうか新入生の皆さんも安心して学校へ来てください。もっともっと満足度の高い学校にしていきたいと思っています。

     
                挨拶からはじめよう

     2,3年生の皆さん、進級おめでとうございます。ひとつ上学年になり、新しい心構えを持って、新しい気持ちでスタートさせてください。また、新しい出会いがあります。
    人生は出会いでできているといっても過言ではありません。出会ったとき、まず、挨拶ができるようになろう。わたしはこの二中がもっと挨拶ができる学校になればと願って毎日声をかけています。生徒会のみなさんも今年取り組んでくれると思いますが、みんなの協力で成功させましょう。挨拶は心を開くきっかけとなります。

     また、2,3年生の皆さん、新入生を二中の仲間として暖かく迎えてください。皆さんも先輩たちからそうしてもらったはずです。思い出してください。良き先輩になってほしいと思います。困ったこと、わからないことがあった時は、いつでも相談に乗ってあげてください。どうか、よろしく御願いします。
     先生方にも、いつでも気軽に相談してください。一人で抱え込まずに、相談できる友だちを一人でも多くつくってほしいと思います。そしてもっとぬくもりのあるクラス、学年、学校になればと願っています。  

               「学力・生活・仲間」

     これは学校スローガンです。2.3年生の皆さんは良く知っていると思います。
    今年もこの3本柱で学校全体で取り組んでいきます。
    二中には、皆さんにとって素敵な楽しみな行事や取り組みがたくさんあります。これらはみなさんが力を合わせて作り上げていくものです。
    皆さんが一人ひとりの個性を生かし、持てる力を発揮して、それぞれが互いに認め合い、共に学びあい、つながり、力を合わせれば、すごいことができます。
    そして、共にみんなで、この二中をよりすばらしい学校に作り上げていきましょう。

     

    入学おめでとう!

     <入学式式辞より> 

     今年は例年より早く咲き始めた桜が、まるで新入生のみなさんの入学を祝うかのように、みごとに咲き誇っています。栄えある箕面市立第二中学校の門をくぐってきた第五十五期生、百四十名の新入生の皆さん、本日はご入学おめでとうございます。ようこそ、第二中学校へ。
     この第二中学校は、創立55年の歴史を持ち、伝統と豊かな文化があるすばらしい学校です。これらは、皆さんの先輩たちが作り上げてきたものです。在校生の皆さんも何事にも前向きに一生懸命取り組み、毎日楽しく充実した学校生活を送っています。皆さんも今日からその一員です。みなで力を合わせて、さらによりよい学校をともに創っていこうではありませんか。学校の主人公は生徒である皆さん一人一人です。

     皆さんは今、新しいスタートラインに立っています。さあ、今日からどんなドラマが始まるのでしょうか?皆さんの知らない世界が待っています。いっぱい楽しいことが待っています。どきどきわくわくしますね。このドラマの主人公は皆さん一人ひとりです。ドラマを作るのは皆さん一人一人です。皆さんはこれからたくさんの人と出会います。人と出会うことで、他の人とは違う自分を発見し、自分を知っていくのです。また、学校ではいろんなことを体験します。体験を通して、新しい発見をし、多くのことを学びます。また、たくさんの知識やものの見方、考え方を身につけていきます。
     「知は力なり」と、イギリスの哲学者フランシスベーコンは言いました。知識を得ることは力となり、知恵となります。人は知恵を働かせ、人間として豊かに生きることができます。
     「学ぶとは、変わること、変われること」。皆さんには、無限の可能性が広がっています。自分の可能性を信じ、夢や希望をもっていろんなことにチャレンジしてください。

     ところで、私は最近とても感動的な映画を見ました。「インビクタス」(「負けざるものたち」)という題名の映画です。この中にも見た人がいるかも分かりません。私はこの映画からいっぱい夢や希望、勇気をもらいました。内容は、かつて南アフリカの大統領だったネルソンマンデラと言う人の不屈の魂と夢を決してあきらめず持ち続け、奇跡で世界を変えたと言う実話をもとに描いた映画です。ネルソンマンデラ大統領はあまりに有名で知っている人も多いと思います。彼は当時アパルトヘイト(国人隔離政策)があり黒人差別がきつく、差別に抵抗して27年間も監獄に捕らえられていましたが、釈放された後、1994年、南アフリカの初の黒人大統領になった人です。そのことだけでもいかに彼が強い信念と精神力の持ち主であるか、感動させられます。狭い牢獄の中で、厳しい労働を課せられ、どんな暴力や差別にも屈せず、自分をあきらめませんでした。「私はわが運命の支配者、わが魂の指揮官なのだ」という「インビクタス」(「征服されない」)という意味の詩の一節を心の支えにし、釈放後は黒人と白人を対立ではなくひとつにするという願いをもち、本当にそれを実現へと導いた人です。実は、もう一つ知られざる感動的な話があるのです。それは、就任の翌年にラグビーのワールドカップがあったのですが、弱かった南アフリカのチームを彼が奇跡の優勝へと導いたのです。先の見えない混迷の時代でもあきらめなければわれわれの手で世界を変えられるとこの映画は伝えています。今の時代へのメッセージだと私は思いました。

     「若者がそだつ原動力はあこがれである」とノーベル物理学賞を取った益川敏英教授が述べています。あこがれがあるから、がんばれる、人は夢があるからがんばれるのではないでしょうか。夢は簡単には実現しないかもわかりません。夢で終わる場合もあるでしょう。でも、夢に向かってがんばった、挑戦したという事実が、自分自身を成長させてくれます。だから、夢に向かって、大いに挑戦してください。私たちはいつもみなさんを応援します。

     百人いれば百の考えがあります。百の感じ方があります。百の個性があります。それぞれ違うものを持っているもの同士が力を合わせて一つのものを作り上げるという素晴らしい体験を、この二中でたくさんしてほしいと願っています。一人一人の違いを認め合うこと。そして、つながること。
    これらは二中が大切にしているものです。
     一人ひとりが、それぞれの夢に向かって、自分らしさを発揮し、互いの個性を認め合い、みなで力をあわせて、楽しく充実した学校生活を送ってほしいと思います。一日一日を大事にすごせば結果は必ず後からついてきます。あせらず、じっくりと取り組んでいきましょう。

     さて、保護者の皆様、本日はお子様のご入学、おめでとうございます。心からお喜び申し上げます。中学校生活は、真の意味での、自分探しの旅、一人立ちの旅の始まりの時期にあたります。多感な時期で、これから、たくさんの葛藤や悩みを抱えることもあるかと思います。これらは大人へと成長するには必要なことでもあります。その時、一律にゴールの時を決めるのではなく、一人ひとりの成長に合わせて「待つ」ということも大変重要になると思います。
    どうか、いつでも気軽に学校に相談してください。また、率直なご意見をお願いいたします。一人一人の自己実現に向けて、私たち大人同士がともに手をつなぎ、つながりあうことが大切であると考えます。どうか、ご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。

     終わりになりましたが、本日は小川教育委員長様、地元選出の市議会議員の方々をはじめ、日頃から地域で大変お世話になっております青少年健全育成団体等の皆様方など、多くのご来賓の皆様、公私ご多用のおり、入学式にご臨席賜り、誠に有り難うございます。心よりお礼を申しあげます。
    第二中学校は長い歴史の中で、地域の皆様に支えていただきなら、育ってきた学校でございます。どうか、今後ともいっそうのご支援を賜りますよう、この場をお借りしてお願い申しあげます。
     さあ、新入生の皆さん、二中生としての学校生活がはじまります。先生方も全力で応援しますので、自分を信じ、仲間とともに、新しいスタートを切りましょう。

     

     

    <2月朝礼挨拶より>

    3年生が巣立つ日まで1ヶ月をきった!

     おはようございます。今年度最後の朝礼となりました。

    3年生の皆さんにとってはいよいよ卒業まで3週間を残すばかりとなりました。こうして全学年がそろって集まるのも最後となりました。感慨深いものがありますね。3年生の皆さんのがんばりはいつもすばらしく、1,2年生にとって本当に良き先輩であり、良きモデルとなってくれたと思います。

     さて、立春が過ぎ、暦の上では春ですが、1年中で一番寒いのが2月です。この寒さを乗り切ることによって皆さんは強くなり、そしてまた春が来て一回り大きく成長することができるのでしょう。

     ところで、3年生のみなさんは先日の2月10,11日に私学入試が終わりました。3分の1ほどの人は受験が終わり、ほっとひと段落していることでしょう。また、これから公立の前期入試の試験を受ける人たちが3分の1ほどいます。そしてその結果次第で、また後期試験を受けることになる人もいるでしょう。ちょうど1ヶ月後の3月16日には公立後期試験があります。これから入試を受ける人たちは今とても緊張し、気持ちが穏やかではないでしょう。でも、いつも立派な姿を見せてくれているみなさんならきっと大丈夫です。持てる力を十分発揮してください。そして平常心で臨んでください。健闘を祈ります。

    苦しいときやつらいときにこそ支えられるのが本当の仲間

    進路が決まった人と、これから受験をする人と教室は入り混じって居る中で、今、クラスはどのような状態でしょうか?受験が終わった人は、これから受験をする人ががんばれるようにするにはどうすればいいかなと配慮ができているでしょうか?応援したり、支えたり、励ましたり、そんなことが当たり前にできるのが本当の仲間ではないでしょうか?そんな雰囲気のできるクラスがすばらしいクラスだと思います。これまで培ってきた仲間の真価が問われるのが今だと思います。

    面接練習のときのこと

    先日、入試で面接がある人たちのために面接練習を行いました。3年生にみなさんは実に立派ですばらしい態度でした。中でもすごくうれしかったのは、「二中はどうでしたか?」という質問に、「すばらしい先生方や友達に出会えとても楽しかった。」「とても学校生活が充実していました。」「二中で学べたことを誇りに思います。」「部活で苦しいことがあったり、悩んだこともあったけど今になっては、それで成長できてよかったと思う。」「いっぱい体験でき、この学校で学べたことが良かった。」・・・私には皆本当に心からそう言ってくれているように見え、とても感動しました。。また、改めて二中は生徒の皆さんにとってすばらしい学校だと確信しました。そして本当に誰もかもがそのように思える学校であり続けたいと思いました。

    「決してあきらめない。こだわり続けること」

     今、バンクーバーが熱いです!体育館が冷蔵庫のように寒いので、熱くなるような話をしましょうか。今、冬季オリンピックがカナダのバンクーバーで開催されていますね。国際的な舞台で果敢に戦う選手たちの姿に感動を覚え、応援する私たちに夢や勇気や元気を与えてくれますね。

    私はそんな選手たちの姿から「決してあきらめない。こだわり続けること」が大切なんだと考えさせられました。そのような姿勢があったからこそ、今彼らはここに立っているのだと思います。これは人生においてもとても大事なことだと思います。

    みなさんもそれぞれの夢に向かって「決してあきらめない。こだわり続ける」姿勢を大切にしていってほしいと思います。きっと実を結ぶ日が来るでしょう

    <1月の挨拶より>

    夢や希望をもち、大きく前進しよう

    新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、希望に満ちた新春を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。昨年は、学校教育にご支援・ご協力ありがとうございました。お陰様で子どもたちも皆様のご協力・ご支援により、健やかに成長することができております。本当にありがとうございます。

    昨年は、世界同時不況の中、アメリカではオバマ大統領の就任に始まり、日本でも政権交代が行われ、鳩山内閣が誕生しました。また、世界的な新型インフルエンザの流行等、本当に激動の1年でした。昨年の漢字には「新」が選ばれましたが、今年こそは「新しい時代」に期待したいものです。先行き不透明で厳しい状況にありますが、本年も教職員一同、力を合わせてしっかりと子どもと向き合い、将来に明るい希望をもってがんばりぬく生徒の育成に努めてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

    さて、箕面市の各学校では、来年度、校舎の耐震化、エコ化をめざし改修工事が行われることになっております。中でも本校では大規模改修が予定されております。現在、教育委員会大規模改修担当者と協議をしている段階です。校舎がバリアフリー化され、エレベーターが設置されたり、トイレがセミドライ化されるなど、校舎が美しく生まれ変わります。体育館も床の張替えなど、これまでなかなか実現できなかったことが一気に解消することは大変喜ばしいのですが、1年間、工事が集中し、皆さんには大変ご迷惑をおかけすることになります。何卒、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。また、詳しくは後日詳細が明らかになりましてから、皆さんにお伝えしたいと思っております。

    「何のために学ぶのか」

    3年生の皆さんにとっては、今年はいつもとは違った正月を迎えたのではないでしょうか?

    今、3年生の皆さんは人生の岐路に立っていると言えるでしょう。進路の選択をしなくてはならない大切な時を迎え、気持ちも張り詰めていることでしょう。時には、目標に向かってがんばることの意味を見失いそうになることもあるのではないでしょうか。確かに受験は苦しいものです。受験なんてなくなればいい。テストなんてなくなればいいと、私も何度思ったことか知れません。こんなこと覚えていったい何になるの?と。できればさけて通りたい。でも、人は苦しいことから逃げ、さけていては人として強くならないし、成長もできないのです。自立もできません。人として生きていくために、自立をする力をつけることが学ぶことのひとつの目的ではないかと思います。どうか、自分の目標に向かって、今、がんばりぬいてほしいと思います。自分の思いどおりの結果が得られなかったとしても、がんばったことが、大きく自分を成長させてくれることになるのでしょう。

    何のために学ぶのか?これは大きな人生の命題です。答えは、自分の中にあると思います。つまり、一人一人答えが違うのです。なりたい自分に向かって努力すること。夢に向かってがんばること。たとえ、夢が実現できなかったとしても未来に希望を持ち、がんばること自体に大きな意味があり、がんばったことで自分の力となり、夢に向かうこと自体が有意義な人生をもたらし、結果、一段違う自分になりえているのです。だから、皆さん、決して自分をあきらめないで。可能性は無限大です。あきらめたとき、それが自分の限界。今というときを大切にしてください。

    「苦楽を共にする」仲間が本物の仲間です!

    そして、仲間のことを忘れないでください。「苦楽を共にする」といいますが、楽しいことだけを一緒にするのではなく、苦しいことを共にしてこそ初めてほんとの仲間だといえるのです。

    自分だけがゴールしたら終わりではなく、仲間みんなとそれぞれのゴールをめざしてほしい。全員がゴールできるまで、ともに励ましあってたがんばってほしい。それがほんとの仲間。

    さあ、みなさん、悔いのない、有意義な3学期を過ごしましょう。

     

     

    <平成21年度(2009年度)1学期始業式挨拶から>

    新しい仲間を迎え、2009年度がスタート

    今日、新入生116名の仲間を迎え、また、11名の新しい教職員を迎え、2009年度がスタートしました。

    先ほどの入学式では、新入生の「誓いのことば」を聞き、未知の世界である中学校生活への期待と意気込みを確かに感じました。

    仲間とのつながりを大事に

    23年生の皆さん、進級おめでとうございます。ひとつ上学年になり、新しい心構えを持って、新しい気持ちでスタートさせてください。また、新しい出会いがあります。

    最近、ちらしの「人は人の生き方に出会い、感動し、自分の生き方を思う。感動は想像力となり、生きる力となる。生きる力はまた別の一人を感動させ、その連鎖が続いていく」というフレーズが私を釘付けにしました。人生は出会いでできているといっても過言ではありません。多くの人と出会って、つながりをつくって豊かな人生を送ってほしいと思います。

    また、23年生の皆さん、新入生を二中の仲間として暖かく迎えてください。皆さんも先輩たちからそうしてもらったはずです。思い出してください。後輩たちにとって、皆さん一人ひとりが見習うべきモデルですから、良き先輩になってほしいと思います。困ったこと、わからないことがあった時は、いつでも相談に乗ってあげてください。どうか、よろしく御願いします。

    また、先生方にも、いつでも気軽に相談してください。一人で抱え込まずに、相談できる友だちを一人でも多くつくってほしいと思います。

    「学力・生活・仲間」

    これは学校スローガンです。2.3年生の皆さんは良く知っていると思います。

    二中には、皆さんにとって素敵な楽しみな行事や取り組みがたくさんあります。これらはみなさんが力を合わせて作り上げていくものです。

    人は一人ひとり、みんな違う個性を持っています。ちがう環境で育ってきました。違いを認め合い、付き合っていくことで、自分が豊かになっていきます。

    皆さんが一人ひとりの個性を生かし、持てる力を発揮して、それぞれが互いに認め合い、共に学びあい、つながり、力を合わせれば、すごいことができます。体験をいっぱいして下さい。そして、楽しく充実した学校生活を送ってほしいと思います。そして一人ひとりの夢実現のため、力をつけていってほしいと思います。

    そして、共にみんなで、この二中をよりすばらしい学校に作り上げていきましょう。

     

     

    充実の二学期がスタート

     例年より5日早い二学期のスタートとなりましたが、幸いにも秋らしい気候に恵まれ、さわやかな風が教室を駆け抜けています。また、校舎にも活気が戻ってまいりました。夏休み中もお陰様で本校の生徒たちは大きな事件、事故に巻き込まれることなく、部活動や地域行事、学習会などに参加し元気にがんばる姿が見られ、心身ともに大きく成長できたようです。そして、それぞれの胸に夏の思い出を刻むことができたようです。

     さて、二学期は文化祭や体育祭、職場体験など大きな行事が目白押しです。どれも生徒の皆さんにとっては仲間との絆を強め、体験を深め、自身を大きく成長させる大切な行事です。しかしながら、今後も心配されるのは新型インフルエンザの影響です。学校でも引き続き、手洗い・うがいなどを励行し感染予防に努めてまいります。各ご家庭におかれましても十分健康管理にご留意いただき、子どもたちがそれぞれの取り組みに、勉学に打ち込めますよう更なるご支援をよろしくお願いいたします。文化祭や体育祭では地域とともにつくる、地域に開かれた行事をめざしております。ぜひ皆さんの多数のご参加、ご支援をよろしくお願いいたします。

     また、夏休み中には、市内中学校全普通教室にエアコンが設置されました。中学生の皆さんの学習効果が上がるよう設置されたものです。来年度には、本校の校舎につきましてはエコ化、耐震化、ICT化の工事にともない大規模改修工事が予定されています。子どもたちのために安全・安心のよりよい環境整備に努めてまいりますので、今後ともご理解、御協力をよろしくお願いいたします。最後になりましたが、1学期には扇風機のご協力を多数いただき誠にありがとうございました。大切に活用させていただきます。

     

     <2学期はじめの挨拶より>