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更新日:2017年10月1日

平成27年度第1回箕面市人権施策審議会議事録

日時:平成27年7月21日(火曜日)午後6時半から午後8時半

場所:箕面市役所第三別館2階会議室

出席者:山本会長、窪副会長、浦川委員、伊藤委員、河野委員、池谷委員、左委員

(計7名、欠席3名)

事務局:人権文化部:濵田部長、小西副部長、半沢副理事、

人権施策課:柴田課長、寺島、雫川、小口

傍聴者:なし

 

 

議事:(凡例…◎会長、○委員、◇事務局)

 

案件1.萱野小学校のヒアリング結果について(報告)

 

◇資料説明…略

○子どもが萱野小の卒業生である。いま他県で教師をしているが、萱野小で学んだことから影響を受けたかも知れないと話している。いまは改築されて、教室の壁がないなど、いろいろ工夫がされていて、よい考え方だと思う。

◎大学で教職課程の学生を教えて8年目だが、小学校時代の先生の影響があって、教師を志望したという話をよく聞く。

○小学1年は集団生活の初めてのステップだが、我々の頃は担任一人だった。萱野小では複数の先生が関わり、自由に行き来ができることがよいと思った。また、「ふわふわ言葉」(気持ちがふわっとなる、言われてうれしい言葉)が大人の世界でも言えていないと思ったし、「私たちの平和宣言」が掲げられていて「単に兵器がないことが平和ではない」と書かれていたのが印象に残った。

○PCT活動の補足をすると、のちに教育委員になられたかたが「子どもたちに学校ではできないいろいろな経験をさせよう」と平成15年から萱野小PTAで始められたもの。例えば、保護者にJALの社員がいたら、伊丹空港を見学させてもらうとか、箕面自由学園の知人がいたらチアリーディングを見せてもらっている。Parent(親)とTeacher(教師)でChildren(子ども)をしっかり挟むという形で、CにはCommunity,Confirmといったいろいろな意味が込められている。年7~8回、授業の一環として学年単位で行われる。よく「開かれた学校」というと「学校に来てください」という意味にとらえるが、これは学校から地域に出て行くもの。校長室がミーティング・ルームになっている。教師の学年団づくりの話もあったが、複数の教師で取り組めるから問題解決しやすいという先生の声もある。先生にとっても学びの場になっている。

◎クラスが荒れると担任一人が悪く言われがちだが、教師集団がスクラムを組めていて、課題が共有されるのがよい。地域のかたが具体的にどのように授業の中で関わるのか。

○例えば海外旅行した人がいたら、その話をしてもらう。紙飛行機の達人でギネスブックに載った人がいると聞くと、その人に協力してもらう。また、先生に地域へ足を運んでもらうようにしている。初任者研修のほか、行事の手伝いなど。

◎地域との関わりは教師としては時間的に厳しいとは思うが、それが教育に返せるなら苦にならないという話を聞く。最近では乳幼児中心の世田谷子ども会議、大阪府では地域教育協議会などがあるが、地域の子どもの課題を考える場はあるのか。

○青少年を守る会がしっかりしていて、さまざまな組織から40~50人集まる会議を年3回、自治会も含めて70人集まる会議を年1回されている。通学路の危険箇所点検もしており、それを通じて、子どもの状況や苦情・ニーズも把握している。

◎地域の活動は行事中心になりやすい。

○「つくってあそぼう!かやのキッズ」というイベントも、実行委員会形式で地区福祉会や青少年を守る会などを中心にして行われ、学年の半分に当たる300人が集まる。

○学校の規模は、児童計640人、各クラス33人程度とのことだが、教職員の役割分担についてききたい。

◇支援学級在籍の障害児も原学級で共に学ぶため、市独自に介助員を配置している。児童生徒支援加配や分割指導・習熟度別指導のため、少人数指導加配が国予算でついている。

◎加配は他校にもあるのか。

◇学校によって加配の有無、先生の人数には差がある。これとは別に生活指導加配があるが、市費で補助教員をつけて、フリーの生活指導としている。

○その人たちは正規の教員か。講師なら「同一労働・同一賃金」の原則に立つと、地位の違いは問題だと考えているか。

◇正規教員以外に講師がいる。豊能地区では府から人事権の委譲を受けたが、給与権は府のままとなっている。

○人事異動の基準年数は決められているか。

◇初任者は4~6年、それ以外は6~8年という基準がある。

○最近は、若い先生が多くなり、中堅が少ないという印象がある。異動希望はきいてもらえるのか。

◇年齢構成としては40~50代が少ない。自己申告制度があるが、希望どおりとは限らない。苦情処理システムはある。

○障害児の受け入れについてはどうか。

○人工呼吸器を使う児童を受け入れている全国でも数少ない自治体だ。看護師資格のある介助員が配置されている。子育て環境の厳しさはあるが、教育予算は比較的つけられている方だと思う。障害児教育の経験は豊富な自治体だと思う。

◎加配などのしくみを全市に広げたいと思う。

○障害児の保護者などは、箕面市に引っ越したいと考えているようだ。市内に広げるのみならず全国モデルになってほしいと思う。他府県から視察など来るのか。

○毎年冬に実施される公開研究会が10数年続けられており、PTAも総出で開催している。

 

案件2.子ども・子育て施策、人権教育に関する提言について

 

◇資料説明…略

◎大きな論点として三点あるかと思う。

1.お互いのちがいをどう認め合って関係づくりするか、つながり方、集団づくり

(大人にも共通の課題)

2.なぜ子どもが荒れるのか、それは大人との関係ではないか、地域の信頼できる大人の存在が肝心ではないか、子どもが人間不信になる経済・社会的要因があるのではないか

3.子育ての取組を構築するのは社会の問題であって、子どもどうし、また大人との自立した関係が必要だということ

○教育は大人がつくるシステムであり、ある意味で学校は「クラス王国」で、先生は「教え病」でもある。学校をひらくとは教師が自分をひらくこと。障害児教育を見ているとよくわかる。箕面市は障害児教育が進んでいるとよく言われるが、親の会などから見れば、制度ができてから来るのではなく、できる前から来てほしい。

○いじめなどの問題でも、日本人はどうも他人に対して「嫌だ」「痛い」などと言えないようだ。いろいろな課題が「見えない」というが、それは「見ていない」ということ。無関心ほど無責任なことはない。以前も話したが、ブータンの「先生の日」(子どもが先生に何かプレゼントをする)などは信頼関係づくりに役立っていると思う。

◎教師どうしでスタンドプレーを認めるという話があったが、大人が「出る杭を打つ」(一生懸命に取り組む先生を認めない)ような関係だと、子どもはもっとしんどくなる。外国人との交流経験がある方は、特に感じられると思う。

○日本では大人も子どもも通りがかりに視線が合わない。合わせようとしない。

◎大学の留学生が日本人学生と友だちになりにくいと話すのを聞いたことがある。

○外国旅行したときは現地の人と共に歩く方が合理的なのだが、日本では観光客を見ていても、観光客どうしで歩いている。日本人がなかなかオープンに話さないからだろう。特に中国人は日本語が使えなくてもやっていけるコミュニティができており、中国人どうしでしか歩いていない。

○しんどい子どもが心を開けるようになってほしいと思うが、その場合に教師は自分が先に本当の思いを言うことが大切だ。母子家庭で毎日レトルトカレーを食べている子に、「たまには違う物を食べたいよな」と先生が言ったら、その子は「お母さんのことを悪く言わないで」と答えたという。食べ物がどうあれ、違う形でその母親は子どもに愛情を注いでいるのだと思う。

○子どもが大阪市内で教員をしているが、貧困率が高く教育困難校も多い。歓楽街に当たる校区では、フィリピン人の子どもがクラスに2~3人いる。授業が成立しないこともあり、朝迎えに行くことから始まるという。「父が民族学校の講師をしている」と話すと、職業体験として住吉区の民族学校を訪ねることになったが、その年度限りで引き継がれることなく終わって残念だった。

○地域で育てることを継承していきたい。まちづくりと教育をつなげる取組だと考えている。新聞報道もされたが、地域通貨を使った「まーぶ食堂」で、地域の人たちと一緒にご飯を食べようという活動もしている。学校・行政任せではいけないと思う。

○こういう取組を広げるために、地域力が強くなくても、特別に頑張らなくてもできるシステム・しかけづくりを行政として研究するよう提言したい。

○自分の意見を言わずに、先生が教えたとおりに答える教育になっている。子どもたちはコミュニケーション無しに物事を決めることに慣れており、それを育てるのは大学生になってからでは遅い。ヒアリング記録にあるように「学力はしんどくてもいろんな場面で自分の意見や考えを表現できる」ことは成功だ。「自らルールをつくることが社会づくりの基礎」だということを、箕面市の子育ての中心に置いてほしい。

 

案件3.その他

◇今期で退任される委員の皆様への謝辞、再任予定の皆様への挨拶(略)。

◇次期の委員任命決定後に、開催日程を調整。

 

以上

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:人権文化部人権施策課 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6720

ファックス番号:072-724-6010

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