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更新日:2017年10月1日

平成26年度第2回箕面市人権施策審議会議事録

日時:平成27年2月5日(木曜日)午後6時半から午後8時
場所:箕面市役所本館3階委員会室
出席者:山本会長、松本副会長、窪副会長、浦川委員、伊藤委員、切通委員、池谷委員
(計7名、欠席3名)
事務局:人権文化部・半沢次長、人権施策推進課・江口課長、
男女協働参画課・濵口課長、人権施策推進課・寺島、梶
傍聴者:1名

議事:(凡例…◎会長、○委員、◇事務局)

案件1事前ヒアリングの結果報告について
案件2子ども・子育て施策、人権教育に関する提言等について

◇資料説明…略

○ヒアリング最後の「友だちどうしで子どもたちがしゃべらない」という話とつながるが、子どもの社会性を育てることについて知りたい。学習支援という形で、青年など教師以外の人物と出会うことで効果が上がっている。大人と出会う場面をつくることで、社会性が育つ。
◎日本では親に対するプレッシャーが強い。よい教育を求めることも含めて。親だけの問題でないことは明らか。
○ひきこもりの根源は経済的理由ではない。人として認められずに育った精神面や生育歴が本人の資質に影響しているのではないか。「不登校傾向」といわれる子どもの別室登校という例もあるが、食べられて塾へ行けて…、という経済面しか見ないと、人間関係が見過ごされる。親と学校以外の関係が欠如していることによる困窮だと思う。
○家庭環境がいじめの原因になっている割合はわかるか。
◇毎年「いじめを受けたと感じたことがあるか」という無記名アンケートをしているが、感じ方が学年によって差があると思われる。
○文部科学省は小中高で年間19万件というがその根拠と、箕面市での実数を知りたい。
◎人として認めることといじめがどう相関するか。漠然と「よい教育」といって「塾に行かせよう」となると、塾に行けない家庭にはプレッシャーがかかったりする。教育目標の設定の仕方による。
○いじめが問題視されるようになって数十年経つのに、いじめの中身が把握できないようなアンケートを採っていることに驚く。具体的に「ものを隠されたことがあるか」「怖いと思ったことがあるか」「悪口を言われたことがあるか」などと尋ねるべきだろう。子どもにもわかるようなアンケートが作れないのは組織として問題だと思う。
◎「いじめを受けたか」というレベルの話と、いまの意見のレベルが別次元になっている。
○発達障害の子どもが各クラスに2~3人いる。そのうち半分以上がいじめられていた。
そこに母親がまず巻き込まれる。いじめが起こると「育て方が悪い」とされて悪循環が起きる。大人の発達障害者は、ストレス性障害、うつなどの二次障害になってから相談に来る状態。
○親が悪いと言われることへの恐怖もあるし、本人の特性のとらえ方に関するトレーニングの機会が日本社会にはない。例えば、「アスペルガーは問題だ」とだけいわれるが、実際にはすごい能力をもつ。いろいろな特性をもつ子どもたちを中心にした学校づくりをしてほしい。学校に期待するのだが、学校は対応しきれていないと思う。学年で違いがあったり、スキルアップが必要。
◎親の側もヘルプの声を上げたり、公的支援を受けようとしない場合もある。
○極端な話だが、寄り添い支援をすると不平等だ、逆差別だという親もいる。
○相談員はヨコの連携をしてほしい。箕面市でインフラはよく整備されている。あとは質の向上で、先生のサポートなどが必要だが、そのへんが見えてこない。相談の結果も見えるようになれば、相談するのは恥ずかしいことではないとわかる。
○不平等などという声が出ないよう、その子のことをまず他の子どもに理解させること。
○例えば、一緒に遊ぶのが難しい子どもの場合は、その子がやってもよいことの独自ルールを決めている。バスケットボールでドリブルが無理なら、持って走ってよい、ブロックしてはダメというルールを、萱野小学校は総合学習の中で子どもたちが決めている。
○対等性が保たれて、でも暴力などダメなことはダメ、と子どもどうしが注意できるようなクラスづくりは健常の子にとっても大切。学校でそういうスキルを上げてほしいが、先生・職員個人の力に任せてしまっているところがある。
◎それは共有すべきだが、付け焼き刃ではなく一定の教育観があって初めて成り立つこと。それを広めるために審議会でそれを評価して発信したい。
○箕面市の場合、インフラは十分なので、取組の結果、いじめの件数は全国的に低いなどといった、成果が知りたい。子どもを育てる方法論を知りたい。
○子育て支援センター(おひさまルーム)の利用者は、来られる状況の母親だけ。例えば、車をもっているといった自立層。それですべてできているわけではないので、保健師のアウトリーチなどに投資してほしい。埋もれて深刻化する相談が多い。障害を隠したり、ひきこもりなど。ハードはよくできている。
◎追いつめられるほど、相談に出て来られなくなるもの。
○どこがケアすべきかと考えている。地域や学校だけでは解決しないし、行政も限界があると思う。社会運動なのだろうか。
◎実態は把握できているだろうか。
○担当職員は一定把握できているが、コンタクトが取れていない、手が回らない状態だと思う。おひさまルームをつくって、何人来たといえばわかりやすいが、孤立している人へのアプローチは労力がかかり、政策評価しづらい。費用対効果の面でも、お金をかければよいというわけではない。今後そういうケースがどんどん増えると思う。
○周辺施設で子どもと一緒に遊ぶだけでも、一定のお金がかかる。相談を通じて、貧困層どうしでつながれることもある。
○精神障害者でいうと、手帳をもつ方が600人、通院の公費負担の対象者が1200人、そのうち相談機関が把握しているのは1/3ぐらいだろう。
○いじめについて文部科学省の定義もあるが、文化的にどんな事情で生まれるのかというと、先輩・後輩という独特の力関係の中で起こる部分が相当あるはず。ていねいな分析をしてそういう原因になるものを解体する必要がある。大人の世界でもいじめはあって、民事の相談件数なら4~5万件あるらしい。鉄道会社で研修をすることがあって聞いたのだが、保線管理の現場などでも先輩・後輩の関係は強固にあるらしい。
○社会的居場所「あおぞら」を開設しているが、いじめられたことがきっかけで社会に出られなくなった人が多い。悪いことをしていないのに排除されたという記憶から、誰かと関係をもつことが怖いと思っている。
○自分の意見をもっている子が被害者になる。学校のみならず会社でもある。
○先輩・後輩関係の話でいうと、海外から帰国したスポーツ選手が先輩を名前で呼んだらいじめに遭ったという話もある。
○今日の新聞に「考える道徳教育」が紹介されているが、そこには人権ということばが出てこない。
◎裏を返せば、解放教育もそうなのだが、これまでどちらかといえば、課題が重いこともあって一方的に「差別はダメ」と言っていた面もある。
○個性尊重というから、それを出したら今度はいじめられてしまう。
○ところで、ヘイトスピーチが話題になっているが、箕面市でマイノリティに対する落書があったのか。
◇貸館施設で、ハングルの勉強会に対して「チョウセンくさい」という落書があった。行為者やその意図はわかっていない。
○これだけ箕面市で人権問題に取り組んでいる中で残念なことだ。
○子どもが登下校時にしゃべらないと先日発言したが、子どもたちの思いは「傷つけられる立場は嫌、でも、いじめる立場も嫌」ということではないか。その結果、関与しないようになってしまう。かつてそういうことは大人になってから考えることだったが、いまは子どものうちに会得してしまう。30年前の登校時なら、子どもたちはしゃべりすぎて、班長について行けなかったものだが、今は「おはよう」も言わず、相手が来たことを目で確認すると、ものも言わずに出発する。
◎喧嘩して人間関係をつくるとよくいわれる。相手を認めるということ。喧嘩を下手に止めるとよくない。自分たちでルールをつくらせないといけない。今は関係をもたないまま、喧嘩してしまうので、学校も放っておけない。極論だが、どこかの小学校では「今日はA・B・Cさんで遊んでね」と先生が子どもに遊び相手まで指示するらしい。
○身を守るためのひきこもりはOKで、ひきこもりが悪いという前提はおかしい。無理に引っぱり出すとデメリットがある。ただ、ひきこもり状態から脱したいのに、それができないのはおかしい。社会への恐怖を取り除き、身の守り方について解きほぐし、メンタル面の配慮も必要で、ただ外出できればよいのではない。受験の失敗とか、親や社会からのプレッシャーが大きく、日本社会では生き方の幅が狭い。
○子育てにはマニュアルがないのに、白黒をつけたがり、工夫しないし、逸脱はダメ、というと金太郎飴みたいな人が増える。「知りません、できません」と言えない社会で、知ってるふりをするから悪循環する。「嫌です、やめて」と言えないから、ストレスをため込む。敷かれたレールの上を走らされる社会構造で、外れてはいけないという教育だった。個性を引き出し、それに合う仕事を見つける教育が必要。対話でも、海外ではトライができる。相手にわかるまで、キーワードをあの手この手で理解させようとする。
○多様なあり方を認める社会と、関係が定式化した社会の違い。
○自分を大切にすることを教育委員会の方針にしてほしい。基礎学力の点数も大事だが、自尊心が低いことの方が問題なので頑張ってほしい。教育委員も公募しているが、システムの議論しかされていないようだ。どういう子どもを育てるのか議論して、それを具現化するのが学校であり教育委員会。この審議会の提言も、人権文化部が具現化して、それを市民がチェックする流れをつくりたい。
◎それでは、ある程度の方向性が出てきたかと思うので、提言については正副会長で原案をつくり、皆さんの意見をいただきたい。①萱野小学校の先生へのヒアリング、②箕面こどもの森学園のヒアリングを、これは手弁当でもやりたい。今後の予定として、職員の研究会との意見交換会があるが。
◇次回日程は、人権行政研究会との意見交換会が2月24日(火曜日)午後6時から、第3回審議会は3月10日(火曜日)午後6時半から、ともに第三別館にて行う。同研究会は「ヒューマンライツレポート」編集のため、住まいに関する差別(障害者・外国人への入居差別、同和地区に関する問合せ等)をテーマに、宅建協会への取材をまず予定している。意見交換会はその後になるので、このテーマで皆さんからご意見やアドバイスをいただければありがたいと考えている。
◎提言はいつまでにまとめればよいか。
◇それはテーマや論点によって、短時間でできる内容かじっくり固めるべき内容か変わってくるが、いまの皆さんの任期が7月下旬までのため、年度がまたがるのは致し方ないが、任期中に出していただいた方がよいと思う。
◎では、あとは正副会長と事務局で協議をして進めさせてもらってよろしいか。(→了承)ヒアリング対象などは皆さんからもご意見をいただきたいので、よろしくお願いしたい。

案件3.その他

○クラウド・ファンディングによる「あおぞら」の運営について

以上

 

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:人権文化部人権施策課 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6720

ファックス番号:072-724-6010

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