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箕面市立第四中学校 > 校長あいさつ

更新日:2018年9月6日

仲間とのつながりを深める2学期に

例年にない猛暑が続いた夏休みが終わりました。今年は熱中症予防対策のため、水泳の補習や部活動をはじめ、いろいろな場面で十分活動できないこともありました。3年生の中には、この夏休みで部活動を引退した人も多いと思いますが、厳しい環境の中で最後までやり遂げたことに自信をもってほしいです。1・2年生も昨年とは違う夏休みを経験したことで、一回り大きくなったことでしょう。1学期の終業式の時、私は時間を使いこなせる人になろうという話をしましたが、今年の夏休みは、まさに時間の使いかたについて考える機会が多かったのではないでしょうか。これから2学期の生活が始まりますが、自分の時間だけでなく、周りの仲間や家族の時間も大切に過ごしていきましょう。

さて、2学期は、文化祭、体育祭という大きな学校行事が予定されており、すでに準備に入っている学年もあります。中学校生活は、各教科の学習が中心ではありますが、今、社会で求められる人材に必要な“創造力”、“表現力”や“コミュニケーション力”をはぐくむために、学校行事、学年行事、学級活動などの取り組みもとても重要になってきます。AI(人工知能)の発達により、これまでの人間の活動が今後大きく変化していくことが予想されます。今、中学生のみなさんが社会で活躍する10年後、20年後には、今ある仕事の何分の1かはAIに取って代わられているかもしれません。しかし、そのような時代だからこそ、人と人とのつながりを自ら築いていける力を備え、どのような社会環境にも対応できる資質を身につけておくことが、豊かな人生を送る基盤になるだろうと思います。まずは9月の文化祭、10月の体育祭に向け、学級・学年の仲間と一つのものを創り上げる過程を経験し、当日の発表を終えて行事を振り返る時に、「より多くの仲間とつながりを深めることができた。」と言える行事にしていきましょう。

保護者のみなさま、地域のみなさま、2学期にはたくさんの学校・学年の行事や取り組みが予定されています。ぜひ第四中学校にお越しいただき、子どもたちの頑張りや成長に温かいご支援・ご声援をお願いいたします。また、学校教育目標の『人権尊重の精神を基盤にして、社会の形成者として、真理と正義を愛する心豊かでたくましい生徒の育成をはかる。』を柱に、これからも教育活動の充実に努めてまいります。

                               校長前田勝治

校長あいさつ

〈平成30年度(2018年度)『四中だより』第1号より〉

―すべては子どもたちのために―

この度、とどろみの森学園より赴任してまいりました校長の前田勝治(まえだかつじ)でございます。10年以上前に4年間第四中学校に勤務し、保護者のみなさまや地域のみなさまにたいへんお世話になりました。微力ではございますが、教職員とともに子どもたちの成長を支えてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、平成30年度がいよいよ始まりました。本日、第45回入学式を迎え、1年生6学級226名、2年生6学級220名、3年生6学級223名、支援学級(学習室)4学級、計22学級669名、そして教職員54名でのスタートとなります。子どもたちは、新しい仲間、新しい先輩・後輩、そして新しい先生との出会いに胸をときめかせつつ、心の片隅に不安も抱えている状況だろうと思います。ご家庭での保護者のみなさまの温かい愛情が、子どもたちの心を解きほぐし、学校生活のエネルギー源となりますので、ご家庭で学校の話題を取り上げ、お子さまと語り合う時間をおつくりいただきますようお願いいたします。

本校の学校教育目標は、「人権尊重の精神を基盤にして、社会の形成者として、真理と正義を愛する心豊かでたくましい生徒の育成をはかる」です。目標たち成にむかって日々の生活の中に活かしているのが“四中三訓”『礼節(れいせつ)・克己(こっき』・思いやり』です。複雑化する社会の中であっても自ら人生を切り開き、地域社会に貢献できる資質をはぐくむことをめざし、教職員一同「すべては子どもたちのために」という思いで教育活動を推進してまいります。今後より一層、家庭・地域・学校の連携が強固なものになるよう、ご理解ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

平成30年(2018年)4月9日校長前田勝治

〈平成30年度(2018年度)入学式式辞〉

例年よりも早い春の到来が、葉桜のもとでの入学式を演出してくれました。すべての生命が一斉に活動を始める春・・・中学生としての第一歩を踏み出すには、ふさわしい、穏やかな日となりました。

226名の新入生のみなさん、入学おめでとうございます。教職員一同みなさんの入学を心より歓迎いたします。私は校長の前田勝治です。みなさんと同じで、この4月に第四中学校に赴任しましたので、学校のことをみなさんといっしょに学んでいきたいと思います。よろしくお願いします。

今日からみなさんは、第四中学校の生徒です。本校は開校45年の歴史を持ち、これまで多くの卒業生を輩出してきた伝統ある学校です。本校の校区には、江戸時代に西日本の大名が参勤交代で利用した西国街道が通っており、今、話題の西郷隆盛もこの地を歩いたかもしれません。こうした歴史ある地域の、伝統ある中学校の生徒になったという誇りと自覚を持って、充実した中学校生活を送ってください。

中学生になったみなさんを本校に迎えるにあたり、いくつかお話しいたします。

私は、みなさんにお話しする機会があるときに、繰り返して話すであろう言葉があります。

みなさん、後ろをみてください。体育館の出入口扉の上に掲げられている言葉をみてください。

四中三訓『礼節、克己(こっき)、思いやり』

という言葉があります。

では、こちらを向いてください。

この言葉は、本校で学ぶ生徒が、三年間で心身に磨きをかけ、卒業後に社会人として、また地域の一員として活躍してもらうために身に付けてもらいたいことを言葉に表したものなのです。

『礼節』とは、時と場所をわきまえた言葉づかいや服装・身だしなみを整えることができたり、自ら進んであいさつができたり、約束の時間を守る、など、常に相手の人を意識した行動をとることです。小学校時代にはなかった部活動や職場体験学習など、友だちや先生以外の、外部のかたにお世話になる機会が増えていきます。その時に大切なのが、『礼節』をわきまえた態度・行動なのです。私は、みなさんが、どこで活動しても、『礼節』を重んじ、これから出会うかた々から信頼される人になってくれることを願っています。

二つ目の『克己(こっき)』とは、“おのれに克つ”と書きますが、誘惑や欲望に負けずに勉学・体育に励み、今、自分がやるべきことに集中して、常に自分を高める努力をすることです。学校は学びの場です。小学校課程を終え、今日から中学校での学習に取り組んでもらいます。授業を中心に、家庭での学習もとても重要になってきます。これまでは、保護者のかたやお兄さん、お姉さんに教えてもらうこともあったと思います。これからも、学校では先生たちが、みなさんをサポートしますし、家庭では家族に助けてもらうことがあると思います。その時、“教えてもらう”という受け身の姿勢ではなく、“分かるために自ら学ぶ”姿勢と意欲を持ちましょう。その時に大切なのが『克己(こっき)』なのです。

最後の『思いやり』とは、相手の気持ち・立場を考えた行動や言葉がけができることです。場合によっては、そっと見守ることも大切です。そのような優しさを、みなさんのまわりにいるすべての人に、あたえてください。アメリカの推理作家のレイモンド・チャンドラーは、小説の主人公のセリフに、このような言葉を使っています。

“強くなければ、生きてゆけない。優しくなければ生きてゆく資格がない。”

みなさんは、周りにいる友だち、家族、先生、そしてこれから出会う人に、無限大の優しさで接し、良好な関係を築いてもらいたいです。

この『礼節・克己(こっき)・思いやり』は、“四中三訓”として、先輩たちと教職員が大切にしてきたことです。新入生のみなさんも、心と頭の片隅に、いつも置いていてください。そして、自分に磨きをかける努力を惜しまず、成長してもらいたいと思います。

さて、今日から中学校生活が始まりますが、期待と不安が心の中で渦巻いていることでしょう。みなさん、何も心配はいりません。この第四中学校の先生たちは、みなさんが、困ったり、悩んだりした時には、必ず寄り添い、解決のかた法をいっしょに考えてくれます。みなさんが安心して学校生活が送れるように、いつもみなさんを見守ります。また、みなさんには225名の一年生の仲間がいます。443名の先輩たちがいます。そして何よりも、みなさんには保護者のかた々をはじめ、家族や地域のみなさんの温かい見守りがあります。安心して、中学校生活をスタートさせてください。

最後になりましたが、本日は、入学式を挙行するにあたり、ご多用の中を日ごろからお世話になっております箕面市議会議員のみなさま、地域の各団体のみなさまをはじめ、多くのご来賓のみなさまにご臨席賜りましたことを、高いところからではございますが、心より御礼申し上げます。今後とも、本校への温かいご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

また、保護者のみなさま、本日はお子さまのご入学、誠におめでとうございます。制服姿のお子さまの姿をご覧いただき、あらためてお子さまの成長を実感され、これまでの歩みを振り返られたことと存じます。本日、確かにお子さまをお預りいたしました。心身ともに成長著しい三年間となりますが、家庭・地域・学校ががっちりスクラムを組み、お子さまの成長を支えてまいります。第四中学校教職員54名、心を一つに、「すべては子どもたちのために」という思いで努めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

以上、私の式辞といたします。

平成三十年(二0一八年)四月九日

箕面市立第四中学校校長前田勝治

 

 

<入学式式辞>

硬かった校庭の桜も新入生の入学を祝うかのように咲き誇っている今日、箕面市立第四中学校に入学された(220)名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

皆さんの表情を見ますと不安や緊張している中にも、これから向かう新しい中学校生活に夢と希望を持って頑張るぞという決意に満ちた表情が、とても頼もしく見え、うれしく思います。

今の新鮮な気持ちを持ち続けてこれからの中学校生活を頑張ってください。

では、中学校では何をやればいいのか?

第四中学校では、どんな生徒になってほしいと考えているのかをお話しします。

めざす、生徒像とは?

みなさんが中学校に入学をして、三年間をすごし、義務教育を終え、卒業して社会に出た時に、社会の一員として、社会人として生きていける力をつけた生徒になってほしいと思って日々教育活動に取り組んで行きます。

そこで、みなさん紹介したい言葉があります。これは新入生を迎えた入学式にいつも校長として伝えている言葉です。

第四中学校には、四中三訓というのがあります。

これは、学校が生徒にこのようなことを大切にし、生活してほしいと定めた事柄です。(考えかたや、行動の仕かた、心構え)のようなものを目標にしていることです。

では紹介をします。

一つ目は、「礼節」これは、「礼儀」と「節度」を合わせた言葉です。人としてほかの人と接するときに当然守るべき、決まりのことです。

目上の人と話すときは、丁寧な言葉遣いではなしをしたり、、お世話になった場合に、その人に対して、お礼の言葉を伝えたりすることです。

人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動です。

二つ目は、「克己」

こっきと読みます。

これは、おのれに勝つこと、自分に勝つこと。自分の意志で、自分の衝動、感情を抑えることです。

自分の意志の力で行動をコントロールすることです。

三つ目は、「思いやり」です。

相手の立場や気持ちを理解しようとする心です。

この三つの言葉を四中の三訓としており、日々の生活にこの言葉を意識して生活をしてほしいと考えています。皆さんも今日からこの言葉を大切にして生活をしてください。

次にこれからの中学校生活で頑張って欲しいことを三ついいます。

まず、一つ目は、「学習に意欲を持って取り組んでください。」

中学校では教科も増え、学習する内容も難しくなります。

そのためには、毎日、毎時間の授業を大切にすることが最も重要です。まずは、新しいことを勉強するのですから、まず先生の話をしっかり聞いてください。そして、わからないことがあれば積極的に先生に質問をしてください。

四中の教職員は全員、授業が勝負だと考えており、みなさんが少しでもわかりやすい授業を目指しています。

二つ目は「体力をつけてください。」

人生の中で、身体の変化が一番激しい時期です。

この時期に体にいろんな刺激を与えて、鍛えてください。

何をするにも体力が大切です。健康管理に気をつけ好き嫌いをせず、しっかりと食事をとり体力をつけてください。必ず、朝食は取るようにしてください。

最後に、「たくさん友だちを作ってください。」

多くの友だちがいるとたくさんのことを学びあうことができます。

皆さん一人一人、顔が違うように勉強の仕かたや問題の解きかた、話を聞いたときの受け止めかた、感じかたなどそれぞれに違うと思います。

自分一人では気づかなかったことを、周りの友だちから発見できることがあります。

周りの友だちへの関心を深め、自分にはないものを学び取っていくようにするとともに、自分もまた友だちから学んでもらえるように努力して、互いにすばらしい人間として高め合ってください。

話し合える仲間、励まし合える仲間、助けあえる仲間を一人でも多く作り、大切な人間関係をつくりあげてほしいと思います。

友だちは人生の宝物です。

今言ったことを大切にしながら中学校生活を送ってください。

我々教職員は、この三年間を通して、生徒一人ひとりの良さや個性を認め、将来の夢や目標の実現に向けて、一致協力してみなさんを支えます。頑張ってください。

さて、保護者のみなさま、お子様のご入学、おめでとうございます。

教職員一同、心からお喜び申し上げます。

第四中学校での生活はわずか三年間です。しかし、この三年間におけるお子さまの成長・変化には激しいものがあると思います。体も一段とたくましくなりますが、それ以上に精神的にも大きく変わるときです。

ほか人に対して批判的になったり、反抗的になったりして、親を心配させることがあります。

また反面、自分の殻に閉じこもってしまい、親子の対話が途絶えてしまうことがあります。

子育ての教訓として、小さい時は手をはなすな、手を放しても、目をはなすな、次に目を放しても、心を放すなと言います。ただこの時期は、目も放さず、心も放さないでください。この様な時期こそ、子どもの生活に十分、心を傾け、子どもの気持ちを思いやり、声なき声を聞き取ることが大切です。

どうか中学生としての我が子をしっかりと見つめ、支えていただきますようお願い致します。

日々成長していく子どもたちを、保護者と学校との真ん中に置き、力を合わせて子どもの成長を見守りたいと思います。

何卒、ご協力・ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

終わりになりましたが、公私何かとご多用の中、地元選出の市議会議員のみなさまをはじめ、多数の来賓のみなさまにご臨席賜りましたことありがとうございます。また、箕面市教育委員会、子ども未来創造局千葉局長様にもご出席いただき、高い席ではございますが、心より厚くお礼申し上げます。

今後も第四中学校に対しまして変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げ私の式辞といたします。

平成29年(2017年)四月十日

箕面市立第四中学校校長宇都宮智

<第42回卒業証書授与式校長式辞>

野山がだんだん明るい色に染まるのが楽しみな季節となります。

春の到来は、夢や希望に輝く未来を象徴しているように感じる今日、

公私何かとご多用の中、箕面市教育委員会(高野教育委員)様はじめ、地元選出の市議会議員のみなさま、卒業生が地域でお世話になったみなさまかたのご臨席をたまわり、本校、第四十二回卒業証書授与式を挙行できますことは、この上ない喜びであり感謝の気持ちでいっぱいであります。

高いところからではございますが、卒業生とともに、心よりお礼を申しあげます。ありがとうございます。

また、保護者のみなさま、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。

保護者のみなさまには三年前の入学式から、お子様の健康や勉強・友たちとの関係に、気の休まる日などなかったことと思います。今日のご卒業のお慶びは、一入のことと存じます。改めまして、お子様のご卒業おめでとうございます。お子様の晴れ姿は、みなさまにとってはむろんのこと、私たち教職員にとりましても感慨深いものがあり、みなさまと一緒に卒業の感動を喜びたいと思っております。

さて、227名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

みなさんと過ごした期間は、昨年、今年の二年間でしたが、みなさんが本校最上級生として過ごしたこの一年間の活躍は素晴らしいものがありました。

四中の三訓である「礼節・克己・思いやり」を日々実践することができました。節度を持って人に接し、自分の気持ちに負けず行動し、常に人に対して思いやりを持って接する姿には感動しました。また、その行動は下級生の模範となり、立派に成長することができ、卒業式を迎えることができました。

只今、227名の卒業生の皆さんに、一人ずつ卒業証書を渡しましたが、私の頭の中には、皆さんと過ごした、この一年間のことが、いろいろと駆けめぐっていました。皆さんの脳裏にも、さまざまな場面がよみがえり、いろいろな音や声が聞こえているのではないかと思います。

みなさんはこの一年でさまざまな点でとっても成長したと思います。

学年目標として「挑戦・けじめ・絆」を大切にして何事にも取り組めていました。

定められたルールを守り、楽しむ時はみんなで楽しみ、学ぶ時は真剣に考え、平和の尊さを肌で感じることができた沖縄での修学旅行。

雨天のためグランド整備から始まった体育祭でも一人ひとりが競技に対して、真剣に精一杯の力を出し切って、三年生としての姿を十分に発揮し、保護者や下級生に三年生の凄さを感じさせてくれた体育祭、クラスの枠を外しながらも友たちと協力しグールプごとに演目を決め、夏休みから練習し発表した文化祭。自分やチームの目標に向かって日々練習や作品作りに励げむことはもとより、後輩に対しての指導も一生懸命時間をかけて行った部活動。

また、生徒会を中心に主体的な取り組みをたくさん見ることができました。

あらゆる場面で、最高学年の模範的姿が下級生に対してよい影響を与えてくれました。これが四中の良き伝統につながっていくと思います。

ここで、卒業生のみなさんに私から、二つのことをお話しします。

一つ目は、「人や社会の役に立つようになる」ということです。

高校入試の面接練習の際に「将来どんな仕事やどんな人になりたいですか」の質問に、何人もの人が「人のために役に立てる人やそのような仕事につきたいです」と答えてくれました。大変心強く思いました。

近年、今まで日本が経験したことのない災害が各地で発生しております。被災地では多くのかたが助け合いながらお互いがお互いを支え合って生活されています。

人は一人では生きられなくほかの人や社会と繋がりあって生きています。

みなさんも学級活動をとおして、つながることや「絆」の大切さを一番よくわかっていると思います。

是非、どんな小さなことでも、小さな場面でもいいと思います。「人や社会に役に立つ人間になってほしいと願っています」社会の一隅を照らす人になってください。

二つ目は「挑戦する気持ちを忘れない」失敗を恐れず、何事にも挑戦をしてください、「チャレンジして失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」という言葉があります。挑戦する気持ちがなくなれば、そこで成長は止まります。みなさんには無限に広がる可能性があります。みなさんの人生ですべて順風満帆な時ばかりではないでしょう。時には困難に直面し、踏み出すことに躊躇する場面があろうかと思います。その時にはこの言葉を思い出してください。

最後にみなさんにお願いがあります。

今日、お家に帰られたら、お家の人に「今日、無事卒業できました。ありがとう」のお礼言葉を言ってください。少し照れくさいですが、今日という卒業式を迎えることができたのは、決して当たり前のことではありません。お家の人に感謝の気持ちを伝えてください。

四中三訓「礼節・克己・思いやり」を大切にして、これから先の世の中を、力強く、生き抜くことを、期待して式辞といたします。

平成29年(2017年)三月十四日

箕面市立第四中学校校長

宇都宮智

<第43回入学式校長式辞>

校庭の桜も新入生の入学を祝うかのように満開の今日、箕面市立第四中学校に入学された(224)名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

教職員を代表して、式辞を述べさせていただきます。

式辞に際しまして、本日は、公私何かとご多用の中、箕面市長倉田哲郎様をはじめ、箕面市教育委員会、山元教育委員長様、地元選出の市議会議員のみなさま、多数のご来賓のみなさまにご臨席を賜りましたこと、高い席ではございますが、心より厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。

今後も第四中学校に対しまして変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

さて、新入生のみなさん、みなさんの表情を見ますと、緊張の中にも、新たらしい気持ちで中学校生活に希望と目標を持って頑張るぞという意欲が表情からあふれており、とっても頼もしく見えます。その気持ちをいつまでも大切にしてください。

今から、みなさんに、紹介したい言葉があります。

第四中学校には、四中三訓というのがあります。

これは、学校が生徒にこのようなことを大切にし、生活してほしいと定めた事柄です。(考えかたや、行動の仕かた、心構え)のようなものを目標にしていることです。

では紹介をします。

一つ目は、「礼節」これは、「礼儀」と「節度」を合わせた言葉です。人としてほかの人と接するときに当然守るべきこととされている決まりのことです。

目上の人と話すときは、丁寧な言葉遣いをしたり、お世話になった場合に、お世話をしていただいたかたに、お礼の言葉を伝えたりすることです。

人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動です。

二つ目は、「克己」

こっきと読みます。

これは、おのれに勝つこと、自分に勝つこと。自分の意志で、自分の衝動、欲望、感情を抑えることです。

自分の意志の力で行動をコントロールすることです。

三つ目は、「思いやり」です。

相手の立場や気持ちを理解しようとする心です。

この三つの言葉を四中の三訓としており、日々の生活にこの言葉を意識して生活をしてほしいと考えています。皆さんも今日からこの言葉を大切にして生活をしてください。

四中三訓は、体育館の壁や、校舎と体育館の渡り廊下などに掲示をしており、みなさんの目に留まるようにしています。

次にこれからの中学校生活で頑張って欲しいことを三ついいます。

まず、一つ目は、「学習」についてです。

中学校では教科も増え、学習する内容も難しくなります。

そのためには、毎日、毎時間の授業を大切にすることが最も大切です。まずは、新しいことを勉強するのですから、先生の話をしっかり聞いてください。静かに聞くことから始まります。そして、わからないことがあれば積極的に先生に質問をしてください。

四中の教職員は全員、授業が勝負だと考えており、みなさんが少しでもわかりやすい授業を目指しています。

二つ目は「生活リズムの確立」です。

中学校では、小学校とは違う生活リズムになります。

一時間の授業時間は五十分間の授業になることや、休憩時間は十分であったり、放課後は部活動が実施され、帰宅する時間が遅くなったりします。

家庭での過ごしかたも小学校とは違った生活になります。早く中学校でのリズムに慣れるようにしてください。特に朝ごはんは、しっかり取り、今から始まる今日に備えてください。

変化の大きな成長期に朝食を抜いた状態では、身体の成長に大きな影響が出てきます。また、お腹がすいた状態では勉強にも集中ができませんので必ず朝食は取ってください。朝食を食べるためには、食べられる時間に起きることが必要です。その時間に起きるためには、起きられる時間に夜、寝ることが大切です。

一日の生活リズムをしっかり作ってください。

最後に、「友だち」についてです。

多くの友だちがいると学びあうことができると言うことです。皆さん一人一人は顔が違うように勉強の仕かたや問題の解きかた話を聞いたときの受け止めかた、感じかたなどそれぞれに違うと思います。ですから自分はこれが一番良いと思ってやっていることでも、周りの友だちのやりかたを注意してみてみると、もっと良いやりかたがあるかも知れません。自分一人では気づかなかったことを、周りの友だちから発見できるのではないかと思います。周りの友だちへの関心を深め、自分にはないものを学び取っていくようにするとともに、自分もまた友だちから学んでもらえるような見本となるように努力することによって、互いにすばらしい人間として高めあうことができると思います。

多くの友だちをもつことによって、競い合い、協力しあい、学びあうことができるのです。ですから、中学校生活では誰もが一人でも多くの良い友だちを持つように努力してください。

話し合える仲間、励まし合える仲間、助けあえる仲間を一人でも多く作り、大切な人間関係をつくりあげてほしいと思います。

今言ったことを大切にしながら中学校生活を送ってください。

我々教職員は、この三年間を通して、生徒一人ひとりの良さや個性を認め、将来の夢の実現に向けて、一致協力してみなさんを支えます。頑張ってください。

さて、保護者のみなさま、お子様のご入学、おめでとうございます。

教職員一同、心からお喜び申し上げます。

第四中学校での生活はわずか三年間です。しかし、この三年間におけるお子さまの成長・変化には激しいものがあると思います。体も一段とたくましくなりますが、それにもまして精神的にも大きく変わるときです。一般的に、ほか人に対して批判的になったり、反抗的になったりして、親を困らせることがあります。また反面、自分の殻に閉じこもってしまい、親子の対話が途絶えてしまうことがあります。しかし、この様な時期こそ、親を中心とした家族が、子どもの生活に十分、目を向け、子どもの気持ちを思いやったり、声なき声を聞き取ったりしていくことが大切であると思います。どうか親として、また保護者として、中学生としての我が子をしっかりと支えていただきますようお願い致します。

日々成長していく子どもたちを、保護者と学校との真ん中に置き、保護者のかた々と、われわれ教職員が力を合わせて子どもの成長を見守りたいと思います。

今後のご協力・ご支援をお願い申し上げ私の式辞といたします。

平成28年(2016年)4月8日

箕面市立第四中学校校長宇都宮智