ホーム > 市政 > 広報 > 報道資料 > 平成20年度・平成21年度報道資料 > (報道資料)「関西における空港の在り方と都市将来像について(決議)」について
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更新日:2010年3月25日
箕面市議会は、平成22年第1回定例会第4日(3月25日(木曜日))、「関西における空港の在り方と都市将来像について」の決議を賛成15、反対9の賛成多数で採択しました。
議員提出議案として提案され、対外的に議会の意志を表明する必要がある場合などに行う意志決定行為で、法的拘束力はありません。
―大阪府知事と箕面市議会との意見交換―
箕面市議会は、今年2月22日(月曜日)にメイプルホールにて橋下知事と「空港問題に関する意見交換会」を実施しました。
意見交換会は、一般市民、報道関係者など約470人の参加の下、箕面市議会議員(24人)と橋下知事が2時間余りにわたり、「空港問題と都市の将来像」をテーマに課題や将来展望など幅広く議論が行われました。
1.関西国際空港を国際・国内一体のハブ拠点化するとともに、中長期的には大阪国際空港(伊丹空港)を廃港し、関西圏・大阪圏全体に活性化をもたらす未来のまちづくりを志向すること。
2.関西国際空港のハブ化にあたっては、高速鉄道網をはじめ北大阪地域から関西国際空港へのアクセス改善を、国及び大阪府の責任において実施すること。
3.大阪国際空港(伊丹空港)については、当分の間、近距離国際便(アジアシャトル便等)を導入するなど、フル活用を図ること。
採択された決議文は、箕面市議会から国及び大阪府に送付します。
関西における空港の在り方と都市将来像について(決議)
今般、世界的な航空戦略・空港競争の激化等の社会経済情勢の変化を背景として、関西国際空港・大阪国際空港(伊丹空港)等の将来像を巡る議論が高まっている。箕面市議会としても、今後の関西・大阪の再生ビジョンを描く上で極めて重要な課題と考える。
大阪国際空港(伊丹空港)は、長年にわたり関西における空の玄関口として大きな役割を果たすとともに、地域経済の活性化、地域住民の貴重な交通手段として大きく貢献してきた。特に、箕面市においては、騒音等の影響もほとんどなく、利便性のみ大きな恩恵を受けてきたところである。その観点からすれば、現在、大阪国際空港(伊丹空港)の廃港が選択肢の一つとして語られていることは、多くの箕面市民にとって遺憾である。
しかしながら、空港は単なる交通手段でなく、広域の地域特性・都市構造を決定づける極めて重要な要素である。各空港の周縁地域が、それぞれの空港だけの利便性・活性化を主張し続けることは、広域として発揮すべき空港の真の価値を阻害することとなりかねない。
箕面市議会はこうした認識に基づき、敢えて、地域の交通手段としての空港利便性という小異を捨て、「関西圏・大阪圏全体の大きな活性化」という大同につき議論すべきと判断する。都市経済政策としての空港問題を決するにあたっては、箕面市単独の利便性を主張し続けるよりも、関西圏・大阪圏全体が浮上し、結果として箕面市も大きな恩恵を受けるという将来像を目指すことこそが、箕面市議会の将来世代に対する政治責任であると自覚するものである。
ついては、箕面市議会は、国及び大阪府に対して、「関西圏・大阪圏全体の大きな活性化」という観点から各空港の将来像を早期に決することを求めるとともに、空港の将来像を巡る議論をきっかけとした関西圏・大阪圏全体のまちづくりを議論する場を設定した際には、本決議の覚悟を尊重し、箕面市をその一員として参画させられたい。あわせて、各空港の将来像を決するうえでは、次の三点の履行を求めるものである。
一 関西・大阪における空港の将来像を議論するにあたっては、各地域住民の個別の賛否にとらわれず、聖域を設けることなく、関西国際空港を国際・国内一体のハブ拠点化するとともに、中長期的には大阪国際空港(伊丹空港)を廃港し、真に関西圏・大阪圏全体に活性化をもたらす未来のまちづくりを志向すること。
二 二十四時間利用可能な海上空港として運用・環境・安全のすべてにおいて優位する関西国際空港のハブ化にあたっては、高速鉄道網の整備をはじめ、最も遠方に位置する北大阪地域から関西国際空港へのアクセス改善を、国及び大阪府の責任において実施すること。
三 大阪国際空港(伊丹空港)については、当分の間、近距離国際便(アジアシャトル便等)を導入するなど、現在の合意枠の範囲内でのフル活用を図ること。
以上、新たな関西・大阪再生への道筋に箕面市の主体的な参画を覚悟・期待しつつ、決議する。
平成二十二年三月二十五日
箕面市議会
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