箕面市 > 子育て・教育・文化 > 教育 > 教育委員会 > 教育委員会会議の概要と会議録 > 平成28年度の教育委員会会議の概要と会議録 > 平成28年第6回箕面市教育委員会定例会会議録
更新日:2017年3月31日
ここから本文です。
日時:平成28年6月16日(木曜日)午後1時30分
場所:箕面市役所 本館3階委員会室
日程第1:会議録署名委員の指定
日程第2:箕面市いじめ防止基本方針改定の件
日程第3:箕面市学力保障・学習支援事業実施要綱改正の件
日程第4:箕面市保育士確保対策支援事業学生補助金交付要綱改正の件
日程第5:箕面市スポーツ推進委員委嘱の件
日程第6:箕面市教育委員会所管に係る平成27年度箕面市一般会計補正予算(第8号)の件
日程第7:箕面市教育委員会所管に係る平成28年度箕面市一般会計補正予算(第3号)の件
日程第8:箕面市教育委員会人事発令の件
日程第9:箕面市教育委員会会議録の承認を求める件
日程第10:箕面市教育委員会教職員分限懲戒審査委員会に対する諮問の件
日程第11:箕面市立学校教職員の非違行為に関する箕面市教育委員会教職員分限懲戒審査委員会の審査結果及び同教職員の処分の件
日程第12:箕面市立学校教職員の非違行為に関する箕面市教育委員会教職員分限懲戒審査委員会の審査結果及び同教職員の処分の件
日程第13:生徒指導の件
日程第14:教育長報告
追加議案第1:教育委員会事務局職員の非違行為に関する箕面市職員分限懲戒審査委員会の審査結果及び同職員の処分の件
(午後1時30分開会)
◯委員長(山元行博君):ただ今から、平成28年第6回箕面市教育委員会定例会を開催いたします。議事に先立ちまして、事務局から「諸般の報告」をしていただきます。
(事務局報告)
◯委員長(山元行博君):ただ今の報告どおり、本日の出席委員は5名で、本委員会は成立いたしました。
◯委員長(山元行博君):それでは、日程第1「会議録署名委員の指定」を行います。本日の会議録署名委員は、箕面市教育委員会会議規則第4条第2項の規定に基づき、委員長において髙野委員を指定いたします。
◯委員長(山元行博君):議事に入ります前に、本日の日程のうち、日程第10、報告第39号「箕面市教育委員会教職員分限懲戒審査委員会に対する諮問の件」、日程第11、議案第51号「箕面市立学校教職員の非違行為に関する箕面市教育委員会教職員分限懲戒審査委員会の審査結果及び同教職員の処分の件」、日程第12、報告第40号「箕面市立学校教職員の非違行為に関する箕面市教育委員会教職員分限懲戒審査委員会の審査結果及び同教職員の処分の件」、日程第13、報告第41号「生徒指導の件」、追加議案第1、議案第52号「教育委員会事務局職員の非違行為に関する箕面市職員分限懲戒審査委員会の審査結果及び同職員の処分の件」は、人事案件その他の案件となりますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項の規定により非公開とし、日程第2、議案第47号「箕面市いじめ防止基本方針改定の件」から日程第9、報告第38号「箕面市教育委員会会議録の承認を求める件」まで及び日程第14、「教育長報告」までを先に審議した後に、当該案件を審議したいと思いますが、いかがでしょうか。
(“異議なし”の声あり)
◯委員長(山元行博君):異議なしと認めます。それでは皆様の総意により、日程第10から日程第13まで及び追加議案第1以外の案件を先に審議の後、当該案件については非公開で審議することといたします。
◯委員長(山元行博君):それでは次に、日程第2、議案第47号「箕面市いじめ防止基本方針改定の件」を議題といたします。議案の朗読を省略し、提案理由を子ども未来創造局学校教育室長に求めます。
◯子ども未来創造局学校教育室長:本件は「箕面市いじめ防止基本方針」について、「いじめ防止対策推進法」第28条における「重大事態」への対応をより円滑に行うために、同方針の一部の改訂を提案するものです。
◯委員長(山元行博君):ご質問、ご意見をお受けいたします。
◯委員(大橋亜由美君):学校現場の現状をふまえての改定でとてもよいと思いますが、少し加筆していただきたい点があります。いじめの早期発見、早期対応は非常に重要ですが、一方でいじめが起こった場合の対応も重要で、被害を受けたお子さんたちが二次的な被害を被らないように、また、再発防止も含めるという文言を今後の指導方針に加えていただくのがよいと思いました。
◯委員長(山元行博君):今の大橋委員のご意見についてはいかがでしょうか。
◯教育長(具田利男君):確かに指導方針を立てる中で、そういうことも意識しているとは思いますが、きちんと明記しておくほうが、方針を立てる時も検討する側も漏れがないので、加筆していただいたらよいと思います。ただ、二次被害という言葉は少しわかりにくいので、解説などを入れ、よりわかりやすくしたいと思います。
◯委員長(山元行博君):私も加筆について異存ありません。いじめの早期発見、早期対応も大切ですが、その後のことも保護者は心配なので、丁寧に目的、目標を書いていただいたほうがよいと思います。
◯委員長(山元行博君):ほかに、何かご意見等ありますでしょうか。
◯委員長(山元行博君):ないようですので、議案第47号を採決いたします。本件を原案どおり可決することにご異議ございませんか。
(“異議なし”の声あり)
◯委員長(山元行博君):異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決されました。
◯委員長(山元行博君):次に、日程第3、議案第48号「箕面市学力保障・学習支援事業実施要綱改正の件」を議題といたします。議案の朗読を省略し、提案理由を子ども未来創造局人権施策課長に求めます。
◯子ども未来創造局人権施策課長:本件は、不登校や生活困窮家庭等で支援が必要な児童・生徒に対し、学生サポーターを派遣して学習支援等を行っている学力保障・学習支援事業の対象者に、当該事業又は箕面市適応指導教室を利用していた生徒で、中学校を卒業した後、引き続き当該事業を利用して進学することを希望する18歳以下の者を追加し、併せて関係規定を整備するため、要綱の一部改正を提案するものです。
◯委員長(山元行博君):ご質問、ご意見をお受けいたします。
◯教育長(具田利男君):中学生の間に学力保障・学習支援事業、箕面市適応指導教室を利用していた生徒に限ってですが、今年度から初めて高校生へのアプローチを行うことになります。一学期の間の状況を簡単にご説明ください。
◯子ども未来創造局人権施策課長:現在、対象の生徒は31人おられます。このうち9人が利用を希望され、7人が保護者と相談したいとのことで保留中です。8人は、今回は利用を希望しないという回答で、残りは、電話がまだ繋がっておりません。利用を希望している生徒達については、すでに高校と事前のアセスメントを終えたものもありますので、速やかに支援をスタートしていきたいと考えております。また、今回は利用を希望しない生徒にも、年に数回こちらから連絡し、近況確認等により、見守りを続けていきたいと考えております。まだ連絡が取れていない生徒や保留中の生徒に対しても、引き続き連絡をとって参ります。
◯教育長(具田利男君):これまで関わりのあった子どもたちへのアプローチなので、やりやすいと思いますが、このような形で高校に接触するのが初めてなので、今後のことも含め、丁寧な対応をよろしくお願いします。
◯委員長(山元行博君):ほかに、何かご意見等ありますでしょうか。
◯委員長(山元行博君):ないようですので、議案第48号を採決いたします。本件を原案どおり可決することにご異議ございませんか。
(“異議なし”の声あり)
◯委員長(山元行博君):異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決されました。
◯委員長(山元行博君):次に、日程第4、議案第49号「箕面市保育士確保対策支援事業学生補助金交付要綱改正の件」を議題といたします。議案の朗読を省略し、提案理由を子ども未来創造局幼児教育保育室長に求めます。
◯子ども未来創造局幼児教育保育室長:本件は、教員及び保育士養成のための連携協力に関する協定を締結した常磐会学園大学及び常磐会短期大学を箕面市保育士確保対策支援事業学生補助金の補助対象要件である本市提携大学等に加えるため、要綱の改正を提案をするものです。
◯委員長(山元行博君):ご質問、ご意見をお受けいたします。
◯委員長(山元行博君):ないようですので、議案第49号を採決いたします。本件を原案どおり可決することにご異議ございませんか。
(“異議なし”の声あり)
◯委員長(山元行博君):異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決されました。
◯委員長(山元行博君):次に、日程第5、議案第50号「箕面市スポーツ推進委員委嘱の件」を議題といたします。議案の朗読を省略し、提案理由を子ども未来創造局保健スポーツ課担当室長に求めます。
◯子ども未来創造局保健スポーツ課担当室長:本件は、箕面市スポーツ推進委員の任期満了に伴い、スポーツ基本法第32条第1項の規定に基づき、委員を委嘱するため、提案するものです。
◯委員長(山元行博君):ご質問、ご意見をお受けいたします。
◯委員長(山元行博君):ないようですので、議案第50号を採決いたします。本件を原案どおり可決することにご異議ございませんか。
(“異議なし”の声あり)
◯委員長(山元行博君):異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決されました。
◯委員長(山元行博君):次に、日程第6、報告第35号「箕面市教育委員会所管に係る平成27年度箕面市一般会計補正予算(第8号)の件」及び日程第7、報告第36号「箕面市教育委員会所管に係る平成28年度箕面市一般会計補正予算(第3号)の件」は、関連案件ですので、一括して審議することといたしてよろしいか。
(“異議なし”の声あり)
◯委員長(山元行博君):異議なしと認めます。よって、一括して審議することといたします。議案の朗読を省略し、提案理由を子ども未来創造局教育政策室長に求めます。
◯子ども未来創造局教育政策室長:まず、報告第35条は、国庫補助金等の確定に伴い、箕面市教育委員会所管に係る平成27年度箕面市一般会計予算の補正を市長に要請する必要が生じましたが、委員長において教育委員会会議を招集する時間的余裕がないとお認めいただいたため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第25条第1項及び箕面市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条第1項の規定により、教育長が臨時に代理しましたので、同規則第3条第2項の規定により報告するものです。本件につきましては、市長は去る平成28年3月31日付けをもって専決処分されております。次に、報告第36号は、平成28年度当初予算編成以降の事務の変更等に伴い、箕面市教育委員会所管に係る平成28年度箕面市一般会計予算の補正を市長に要請する必要が生じましたが、委員長において教育委員会会議を招集する時間的余裕がないとお認めいただき、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第25条第1項及び箕面市教育委員会教育長に対する事務委任規制第3条第1項の規定により、教育長が臨時に代理しましたので、同規則第3条第2項の規定により報告するものです。
◯委員長(山元行博君):ご質問、ご意見をお受けいたします。
◯委員長(山元行博君):ないようですので、報告第35号及び報告第36号を採決いたします。本件を報告どおり承認することにご異議ございませんか。
(“異議なし”の声あり)
◯委員長(山元行博君):異議なしと認めます。よって、本件は報告どおり承認されました。
◯委員長(山元行博君):次に、日程第8、報告第37号「箕面市教育委員会人事発令の件」を議題といたします。議案の朗読を省略し、提案理由を子ども未来創造局教育政策室長に求めます。
◯子ども未来創造局教育政策室長:本件は、分限休職、新規採用及び人事異動に伴い発令する必要が生じましたが、委員長において教育委員会会議を招集する時間的余裕がないとお認めいただき、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第25条第1項及び箕面市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条第1項の規定により、教育長が臨時に代理しましたので、同規則第3条第2項の規定により報告するものです。
◯委員長(山元行博君):ご質問、ご意見をお受けいたします。
◯委員長(山元行博君):ないようですので、報告第37号を採決いたします。本件を報告どおり承認することにご異議ございませんか。
(“異議なし”の声あり)
◯委員長(山元行博君):異議なしと認めます。よって、本件は報告どおり承認されました。
◯委員長(山元行博君):次に、日程第9、報告第38号「箕面市教育委員会会議録の承認を求める件」を議案といたします。議案の朗読を省略し、提案理由を子ども未来創造局教育政策室長に求めます。
◯子ども未来創造局教育政策室長:本件は、去る5月19日に開催されました平成28年第5回箕面市教育委員会定例会の会議録を作成しましたので、箕面市教育委員会会議規則第4条の規定により、提案するものです。
◯委員長(山元行博君):ご質問、ご意見をお受けいたします。
◯委員長(山元行博君):ないようですので、報告第38号を採決いたします。本件を報告どおり承認することにご異議ございませんか。
(“異議なし”の声あり)
◯委員長(山元行博君):異議なしと認めます。よって、本件は報告どおり承認されました。
◯委員長(山元行博君):次に、冒頭で議決されましたとおり、順番を変更しまして日程第14「教育長報告」を議題といたします。教育長に報告を求めます。
◯教育長(具田利男君):まず教育委員さんの活動についてご報告いたします。大阪府都市教育委員会連絡協議会、全国市町村教育委員会連合会、近畿市町村教育委員会連絡協議会があり、それぞれ委員さんにご出席いただきました。次に私の活動についてご報告します。全国都市教育長協議会定期総会・研究大会が、5月19日・20日にあり、参加しました。この徳島での開催に合わせ、隣の鳴門市林崎小学校で先進的な英語教育をされていますので、午前中に指導主事と一緒に見せていただきました。私どもも、昨年度から英語教育に取り組んでいますが、まだまだ統一した形ではありません。林崎小学校では、特にALTの授業への関わりかたが非常に参考になりました。日本人教員が前に出て、会話の補助としてALTを上手に使って授業をされていました。ビデオも撮ってきましたので、また箕面の教諭に還元していきたいと思います。午後からの全国大会も、それぞれの教育研究部会に行きました。ある町では、町の中の都市部の校区だけに子どもが増え、周りは逆にどんどん減ってきたそうです。そこで、外の学校を選ぶことだけを可能とする特別な校区編成をしていこうと非常に悩んでおられ、特殊な対応をされていました。また、26日の大阪府都市教育委員会連絡協議会に、私も参加しました。学校教育・子育て関係・生涯学習については、記載のとおりです。
◯委員長(山元行博君):ご質問、ご意見をお受けいたします。
◯委員長(山元行博君):ないようですので、各委員から教育行政に係ることで、何かご意見等ありますでしょうか。
◯委員長(山元行博君):ないようですので、他に、事務局から「その他、教育行政に係る報告」があれば、申出を受けますが、いかがですか。
◯子ども未来創造局幼児教育保育室長:本市で桜保育園及び紅葉夢保育園を運営している社会福祉法人夢工房の不正経理が発覚しましたので、ご報告申し上げます。夢工房は兵庫県姫路市に本部がある社会福祉法人で、全国に21ヶ所の保育園及び特別養護老人ホーム等を運営しております。今回の不正経理につきましては、本年6月9日にインターネットニュースで情報を得ました。その報道によりますと、不正経理の内容は3点で金額は計2750万円となっております。その内容は、1点目は、理事長の実母と義母が、法人が経営している姫路保育園で勤務実態がないにも関わらず、2200万円の給与を受給していました。2点目は、実母の家政婦を同法人が運営する特別養護老人ホームの職員として位置づけ、約380万円を施設会計から給与として支給していました。3点目が理事長の長女宅の家具家電製品の購入代金おおむね170万円を近畿圏17保育園の備品購入費として、各園の施設会計からおおむね10万円ずつ偽装購入に使われたというもので、本市で運営している2園、桜保育園、紅葉夢保育園施設会計からもこの偽装購入に使われたということです。この発覚は平成27年8月に姫路市が行った姫路保育園の施設監査において職員の勤務実態の調査の中で疑義が生じ、その後二回の特別監査の中で報道されている内容を把握されたということです。今後につきましては、法人本部の指導監査権限を持っている兵庫県が、弁護士などで構成される第三者委員会を来週立ち上げ、おおむね三ヶ月間をかけて法人全体の不正経理等について調査を行うということです。調査結果につきましては関係自治体に後日配付する予定と聞いております。調査結果が出た後に、法人理事会において今後の改善策等を策定しまして、それを兵庫県に提出し、改善策の精査や法人の処分等について、兵庫県がおおむね二ヶ月間をかけて精査、検討する予定となっております。すべての調査を終えた後、本市では備品購入費等に使われた公費の返還などが想定されます。なおこの不正経理は法人本部が行ったものであり、本市にある二つの保育園の運営には影響はないものと考えております。今後兵庫県等から情報提供があれば随時、教育委員会に報告させていただきます。
◯委員長(山元行博君):ほかに、事務局から何かございますか。
◯委員長(山元行博君):ないようですので、次に、日程第10、報告第39号「箕面市教育委員会教職員分限懲戒審査委員会に対する諮問の件」、日程第11、議案第51号「箕面市立学校教職員の非違行為に関する箕面市教育委員会教職員分限懲戒審査委員会の審査結果及び同教職員の処分の件」、日程第12、報告第40号「箕面市立学校教職員の非違行為に関する箕面市教育委員会教職員分限懲戒審査委員会の審査結果及び同教職員の処分の件」、日程第13、報告第41号「生徒指導の件」、追加議案第1、議案第52号「教育委員会事務局職員の非違行為に関する箕面市職員分限懲戒審査委員会の審査結果及び同職員の処分の件」を議題といたします。冒頭で決定されましたとおり、非公開といたしますので、当該案件に関係する事務局職員以外の事務局及び傍聴のかたは、退席してください。
(報告第39号、議案第51号、報告第40号、報告第41号及び議案第52号に係る報告)
◯委員長(山元行博君):以上をもちまして、本日の会議は、すべて終了し、付議された案件、議案6件、報告7件は、すべて議了いたしました。
◯委員長(山元行博君):これをもちまして、平成28年第6回箕面市教育委員会定例会を閉会いたします。
(午後2時17分閉会)
以上のとおり会議の次第を記し、相違ないことを認めたので、ここに署名する。
箕面市教育委員会
委員長 山元行博(自署)
委員 髙野敦子(自署)
よくあるご質問
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください