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更新日:2021年8月17日

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平成19年度全国学力・学習状況調査の分析<1次報告>教科別の結果分析

小学校国語 小学校算数 中学校国語 中学校数学

小学校 国語

1.A区分問題(「知識」に関する問題)

(1)全国正答率

全国正答率グラフ
正答率81.7%  誤答率16.3%  無答率2.0%

【全国の結果】

相当数の児童が今回出題している学習内容をおおむね理解していると考えられる。

【箕面市の結果分析】

全国との関係において、おおむね良好である。

(2)全国正答数分布

全国正答数分布グラフ
【全国の結果】

全国の正答数は16問をピークとする右寄りの山型に分布している。

【箕面市の結果分析】

全体は、全国とほぼ同じ傾向を示しており、16問をピークとする右よりの山型に分布している。

(3)全国領域・観点問題形式別結果

全国領域・観点問題形式別結果のグラフ

【箕面市の結果分析】

全体は全国とほぼ同じ傾向を示している。全国の関係においてはおおむね良好である。「話すこと・聞くこと」「読むこと」の項目が内側に入り込んでおり、課題がある。

2.B区分問題(「活用」に関する問題)

(1)全国正答率

全国正答率グラフ

正答率62.0%  誤答率29.3%  無答率8.7%

【全国の結果】

知識・技能を活用する力に課題がある。

【箕面市の結果分析】

全国との関係において、おおむね良好である。

(2)全国正答数分布

全国正答数分布グラフ

【全国の結果】

全国の正答数は8問をピークとする右寄りの山型に分布している。

【箕面市の結果分析】

全体は、全国とほぼ同じ傾向を示しており、9問をピークとする右よりの山型に分布している。

(3)全国領域・観点問題形式別結果

全国領域・観点問題形式別結果のグラフ

【箕面市の結果分析】

全体は全国とほぼ同じ傾向を示している。全国の関係においてはおおむね良好である。「読むこと」「書くこと」「記述式」がほかの項目より少し内側に入り込んでおり、やや課題がある。

3.箕面市の国語科の状況

基礎的な言語活動や言語事項に関する知識・技能について、相当数の児童が身につけている。知識や技能を使って読み取ったり、読み取ったことを再構成したりするなど活用することにやや課題がある。

【聞くこと・話すこと】

  • 話し合いで友だちの発言の内容を整理することは、おおむね良好である。
  • 「効率のよいメモのとりかた」や「聞き手の反応を確かめながら話すこと」などスピーチで大切なことの理解に課題がある。

【書くこと】

  • 文章から適当な言葉を選んで整理することや体験を基にして自分の考えを書くことはできている。
  • 文の構成がわかり、1文を2文に書き換えることについて、おおむね良好である。
  • 説明文の内容を要約して書くことや資料を読み取って与えられた条件に即して書き換えることに課題がある。

【読むこと】

  • 登場人物の心情や文の構成を読み取り、内容をとらえることにやや課題がある。
  • 文章と資料を関係づけて読み取ることや、文章の要旨をとらえることにやや課題がある。
  • 二つの文章に共通するよさを見つけ、自分の考えをまとめることに課題がある。

【言語事項】

  • かなりの数の児童が漢字の「よみ」「かき」を正しく理解している。十分身に付いていない漢字も一部見られる。
    接続語の使いかた、指示語が示す内容について、かなりの数の児童が理解している。

小学校 算数

1.A区分問題(「知識」に関する問題)

(1)全国正答率

全国正答率グラフ

正答率82.1% 誤答率16.8% 無答率1.1%

【全国の結果】

相当数の児童が今回出題している学習内容をおおむね理解していると考えられる。

【箕面市の結果分析】

全国との関係において、おおむね良好である。

(2)全国正答数分布

全国正答数分布グラフ

【全国の結果】

全国の正答数は全問正解の19問をピークとする右上がりに分布している。

【箕面市の結果分析】

全体は全国とほぼ同じ傾向を示しており、19問をピークとする右上がりに分布している。

(3)全国領域・観点問題形式別結果

H19小学校算数Aチャート

【箕面市の結果分析】

全国とほぼ同じ傾向を示している。全国の関係においてはおおむね良好である。

2.B区分問題(「活用」に関する問題)

(1)全国正答率

全国正答率グラフ

正答率63.6%  誤答率30.5%  無答率5.9%

【全国の結果】

基礎的・基本的な知識・技能を活用する力に課題がある。

【箕面市の結果分析】

全国との関係において、おおむね良好である。

(2)全国正答数分布

全国正答数分布グラフ
【全国の結果】

全国の正答数は10問をピークとする右寄りの山型に分布している。

【箕面市の結果分析】

全体は全国とほぼ同じ傾向を示しており、12問をピークとする右寄りの山型に分布している。

(3)全国領域・観点問題形式別結果

全国領域・観点問題形式別結果のグラフ
【箕面市の結果分析】

全体の傾向は、全国とほぼ同じである。全国との関係においては良好である。「記述式」の項目が内側に入り込んでおり、課題がある。

3.箕面市の算数科の状況

相当数の児童が、基礎的・基本的な知識・技能を身につけているが、活用に関する力には、課題があるといえる。

【数と計算】

  • 整数、小数、分数の四則計算は、かなりの数の児童ができている。
  • 分数の意味、真分数を数直線上に表すことについて、かなりの数の児童ができている。
  • 計算の工夫を理解し、その計算かた法を説明することにやや課題がある。

【量と測定】

  • かなりの数の児童が、三角形や平行四辺形の面積の公式を理解し、面積を求めることができる。
  • かなりの児童がL字型の面積の求めかたを理解している。
  • 地図から複数の図形を見つけ、必要な情報を取り出して面積を比べ、説明することに課題がある。

【図形】

  • 三角形や平行四辺形の性質を理解し、角の大きさを求めたり作図したりすることは、かなりの数の児童ができている。

【数量関係】

  • まわりの長さが一定である長かた形の縦と横の長さの関係を表にまとめ、表から変化の規則性を読み取ることについては、良好である。
  • 棒グラフから数量の大小や変化のようすを読み取ることは、かなりの数の児童ができている。
  • 帯グラフから割合の変化のようすを読み取ることにやや課題がある。
  • 百分率を用いて問題を解決することはさらに力をつけることが求められる。
  • 式の形を見て計算結果の大小を判断し、式や文で説明することにやや課題がある。

 中学校 国語

1.A区分問題(「知識」に関する問題)

(1)全国正答率

全国正答率グラフ

正答率81.6%  誤答率14.9%  無答率3.5%

【全国の結果】

相当数の生徒が今回出題している学習内容をおおむね身に付けている。

【箕面市の結果分析】

全国との関係において、おおむね良好である。

(2)全国正答数分布

全国正答数分布グラフ

【全国の結果】

全国の正答数は34問をピークとする右寄り山型に分布している。

【箕面市の結果分析】

全体は、全国とほぼ同じ傾向であり、35問をピークとする右寄りの山型に分布している。

(3)全国領域・観点問題形式別結果

全国領域・観点問題形式別結果のグラフ

【箕面市の結果分析】

全国とほぼ同じ傾向を示している。全国との関係においてはおおむね良好である。「話すこと・聞くこと」や「話す・聞く能力」の項目は、ほかの項目に比べ良好といえる。

2.B区分問題(「活用」に関する問題)

(1)全国正答率

全国正答率グラフ
正答率72.0%  誤答率22.8%  無答率5.2%

【全国の結果】

知識・技能を活用する力を更に身に付けさせる必要がある。

【箕面市の結果分析】

全国との関係において正答率はほぼ同じであるが、やや課題が見られる。

(2)全国正答数分布

全国正答数分布グラフ

【全国の結果】

全国の正答数は9問をピークとする右寄り山型に分布をしている。

【箕面市の結果分析】

全体の傾向は、全国とほぼ同じであり、9問をピークとする右寄りの山型に分布している。

(3)全国領域・観点問題形式別結果

全国領域・観点問題形式別結果のグラフ

【箕面市の結果分析】

全国とほぼ同じ傾向を示している。全国との関係においてはやや課題が見られる。「書くこと」「書く能力」「記述式」の項目が内側に入り込み課題がある。

3.箕面市の国語科の状況

相当数の生徒が今回出題された学習内容をおおむね理解していると考えられるが、知識・技能を活用する力に課題があるといえる。

【話すこと・聞くこと】

  • 聞き手を意識して言葉を工夫することや不足している情報を適切な表現で話し手に確かめることは、かなりの数の生徒ができている。
  • 伝える必要のある内容を簡潔なメモにまとめることは、かなりの数の生徒ができている。

【書くこと】

  • 手紙の後付の書きかたは十分に理解されていない。
  • グラフや複数の資料から読み取ったことを整理し、自分の考えや伝えたいことを明確にして書くことにやや課題がある。
  • 資料からものの見かたや考えかたをとらえ、伝えたいことや考えかたを明確にして書くような記述式の問題に課題がある。

【読むこと】

  • 文章全体の内容や表現の特徴について大まかに読み取ることは、かなりの数の生徒ができている。
  • 書き手の工夫に着目し、情景描写を的確に読み取ることは、さらに力をつけることが求められる。
  • 広告カードを比較して共通して書かれていつ情報を読み取ることに課題がある。

【言語事項】

  • 語句の意味を理解して文脈の中で正しく使うこと、生活の場面で敬語を適切に使うことは、かなりの数の生徒ができている。
  • 文脈に即して漢字を正しく書いたりすることや慣用句・四字熟語・語句を適切に使うことは、おおむね良好である。

 中学校 数学

1.A区分問題(「知識」に関する問題)

(1)全国正答率

全国正答率グラフ
正答率71.9%  誤答率24.0%  無答率4.1%

【全国の結果】

基礎的・基本的な知識・技能を更に身に付けさせる必要がある。

【箕面市の結果分析】

全国との関係において、おおむね良好である。

(2)全国正答数分布

全国正答数分布グラフ
【全国の結果】

全国正答数分布は35問をピークとする右寄りのなだらかな山型に分布している。

【箕面市の結果分析】

全体の傾向は、全国とほぼ同じであり、34問をピークとする右よりのなだらかな山型に分布している。

(3)全国領域・観点問題形式別結果

全国領域・観点問題形式別結果のグラフ

【箕面市の結果分析】

全国とほぼ同じ傾向を示している。全国の関係においてはおおむね良好である。「数量関係」において若干内側に入り込んでいるものの項目ごとの違いは見られない。

2.B区分問題(「活用」に関する問題)

(1)全国正答率

全国正答率グラフ

正答率60.6%  誤答率25.0%  無答率14.4%

【全国の結果】

今回出題された学習内容について基礎的・基本的な知識・技能を活用する力に課題がある。

【箕面市の結果分析】

全国との関係において、おおむね良好である。

(2)全国正答数分布

全国正答数分布グラフ

【全国の結果】

全国正答数分布は15問をピークとする右寄りのなだらかな山型に分布している。

【箕面市の結果分析】

全体の傾向は、全国とほぼ同じであり、15問をピークとする右よりのなだらかな山型に分布している。

(3)全国領域・観点問題形式別結果

全国領域・観点問題形式別結果のグラフ

【箕面市の結果分析】

全国とほぼ同じ傾向を示している。「知識・理解」の項目は外側へ張り出しているが、「記述式」「数と式」「図形」「見かた・考えかた」の項目が内側は入り込んでおり、課題がある。

3.箕面市の数学科の状況

基礎的・基本的な知識・技能においても課題があり、その知識・技能を活用する力に課題がある。

【数と式】

  • 分数の割り算や正負の計算は、かなりの数の生徒ができている。
  • 問題を読み取り連立二元一次かた程式を立式することの理解は、おおむね良好である。
  • 問題解決の構想を立て、結果を振り返って考え、説明することに課題がある。
  • ことがらが成り立つ理由を数学的な表現を用いて説明することに課題がある。
  • 2x+3y=9をyについて解くなどのなど式変形については、おおむね良好である。

【図形】

  • 平行線や円周角の性質を用いて角の大きさを求めることは、かなりの数の生徒ができている。
  • 空間での直線と直線の位置関係(ねじれの位置)についての理解は、おおむね良好である。
  • 辺の位置関係や相当関係を表す記号の理解は、良好である。
  • 底面積と高さの関係で、円すいと円柱の体積を理解することに、やや課題がある。
  • 筋道が通るように証明を改善することに課題がある。

【数量関係】

  • 反比例の関係を表す表からxの値に対応するyの値を求めることにやや課題がある。
  • 確率の意味を正しく理解することにやや課題がある。
  • 水を熱した時間と水温の関係など、日常的な事象について、変化のようすを単純化して特徴をとらえ式などを数学的な表現を用いて説明することに課題がある。

 

全国学力・学習状況調査に係る調査結果の公表について

 

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:子ども未来創造局学校教育室 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6761

ファックス番号:072-724-6010

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